あそびのアトリエ リボンクラブ大阪池田ルーム(旧ママりす日記)





幸せなじかん :: 2017/02/15(Wed)

色のついた高さの違うペグをバラバラにしておいて、やってきた◯ちゃんに片付けをお願いしてみました。


◯ちゃんの利き手は「右」のようです。
身体の正中線を超え、交差して手を伸ばすことができます。

身体的な発達も順調のようです。




できました!納得のこの笑顔!
右手を挙げて喜んでいます。

どうでしょう。
この入れ方に◯ちゃんなりのルールが感じられますね。

そうです。

色ごとに分類していますね。

この頃の◯ちゃんの周辺に、秩序作りができるおもちゃがあるのは良さそうですね。




◯ちゃんが選んだのは、この動物カード。
◯ちゃんのお気に入りです。

以前は、3分割してある動物のアタマとお尻をくっ付けて「出来上がり」としていましたが、
今はそのようなことは見られません。

沢山のカードの中から動物の特徴をみて選ぶことができますし、何がないのかな?の問いに対して「おなか」と応えることもできます。



メモリーカードも楽しめます。

2歳の☆ちゃんも一緒に。
「おんなじ」はわかります!

☆ちゃん、ママと離れて
お友だちと過ごせる時間が長くなってきました!
☆ちゃんのなかに「ママ」が存在するのでしょう。
大丈夫。ママのそばじゃなくても安心、安心!




ニーナさんが絵本を読んでいます。
「きんぎょがにげた」

「どこ?」というと、二人が指をさして「ココー!」と応えます。笑


探すのがオモシロイ
みーつけた!
ホラ、ココよー!


絵本でコミュニケーションがはかれるのがいいですよねー。

読み終わったら
「もういっかいよんでー」
と繰り返し催促します。



幸せなじかんです❤︎






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ジジさんからのコメント :: 2017/02/13(Mon)

先月1/19付けの記事<ママと離れても大丈夫だもんね>のジジさんのコメントを紹介させていただきます!


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<ママと離れても大丈夫だもんね>
とても面白いテーマですね。

ことに2歳2か月の〇ちゃんと3歳4か月の☆ちゃんの行為が対比されていて、興味深く思いました。

1960年くらいから始まったM.S.マーラーの研究が「乳幼児の心理的誕生」(黎明書房)にまとめられています。

簡単に言えば「赤ちゃんはどのようにして個性を獲得するか?」と言うテーマです。

ちょうどリボンクラブと同じような枠組みを作って、子どもを自由に遊ばせながら、母と子どもの様子を臨床的に観察しながら、こころの分離過程を分析した内容です。

ボールビーのアタッチメント理論をイメージしていただければいいと思います。

その本の中に「情緒対象恒常性」-ジョウチョ、タイショウ、コウジョウセイーと言う言葉が出てきます。

どういうことかというと、「母親のイメージがこころの中に保存できか・・・」ということです。
ちょうど2歳2カ月の〇ちゃんと3歳4か月の☆ちゃんの間に流れている川のようなものですね。

これは譬えですが、〇ちゃんは年齢的にまだ川の手前であそんでいて、☆ちゃんはその川を渡ったところであそんでいます。

〇ちゃんはママの視線が感じられるところ、ママの姿が見えるところでは注意を集中してあそぶことができますが、ママが見えなくなると注意の集中が難しくなります。

☆ちゃんはママが見えなくても、安心できる大人(ジェリーさん)がいれば、一定時間は注意を集中し、持続してあそぶことができます。

これを「個体性の確立と情緒対象恒常性のはじまり」といいます。

おおよそ2才6か月から3歳にかけて、この川を上手に渡ることができれば、新しい世界への視野が広がってくるということです。

この場合の新しい世界とは、家庭の以外の世界です。
ですからマーラーに言わせれば、母子共生段階からの最初の目標はこの川を上手にわたることです。そのキーワードになるのが、ジェリーさんが言われる「母と子の距離感」でしょうね。

その川を上手に渡った〇ちゃんは、「個性を確立した一人の女の子」と考えられ、自分の考えが表明できるようになっていきます。まだまだ自己中心的段階で、大人から見れば「メチャクチャな意見」を表明するのかも知れませんが、とりあえずジタバタしながらも、これからはジブンの行動を制御していくことを学んでいくでしょう。

子どもは植物のように成長していきます。これはジジの感想ですが、フレーベルもそのように考えたようです。ですから子どもの学ぶ場を、キンダー・ガルテン「子どもの園」と名付けたと言われています。

蛇足になりますが、20世紀の前半に行動主義心理学が台頭し、刺激と反射を単位として、子どもの頭脳をコントロールできると考えるようになりました。特にアメリカで主流にになったようですが、スキナーの新行動主義でも「動物の行動をコントロールできるように、子どもの行動をコントロールできる」と考えるようになりました。これがアメリカの商業主義と一緒になって、知育教育が盛んになったようです。

簡単に言えば「目標を見つけ、それをゲットする」という、子どものあそびのプロセスを研究対象から外したことと、ゲットした時の内的報酬(よろこび)を、外的報酬(賞罰)に置き換えてしまったようです。

もっと簡単に言えば、子どもの頭脳をコンピューターのハードウェアーに譬えて、教育内容を自分たちの開発したソフトウェアーにしたと言ってもいいかもしれません。

どんな研究にもそれぞれの時代の背景があって、功罪交々ではあるのでしょうが、子どもの情緒的成熟を無視したということは、罪になるのではないかと思いますね。

精神分析学の用語に「カセクシス」と言う言葉があります。「情緒的結びつき」のことです。たとえば、子どもが散歩をしていて、ドングリを見つけて、ママにプレゼントしようと拾って帰ります。この時のドングリは子どもにとってとても大切なもので、情緒的に結び付けられています。ですからこのとき、そのドングリを失くしたり、プレゼントを受け取ってもらえないと、パニックを起こしたり失望したりしますよね。

行動主義心理学の教育は、こういった世界との情緒的結びつきを、研究の対象から外して考えたようです。

「早く早く、隣の子どもより賢く、少なくとも隣の子どもより遅れないように」とおおよそ50年間、ママの気持ちを掻き立ててきた原因ですね。
少し長くなりすぎました。ごめんなさい。

運動発達・情緒発達・認知発達はいづれも、子どもの発達にとっては大切なことです。

そして、そのことを誰よりもよく知っているのは一人の科学者ではなく、子ども自身です。

子どもを信頼して、私たち大人の考え方を再考していくことが、今必要な時かもしれません。




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ジジさんの指摘されている運動発達・情緒発達・認知発達、この三つの領域に配慮した乳幼児の場所が日本にどれだけあるのかわかりません。

なかでも「情緒発達」に関しては一番置いてけぼりになっているように感じます。

こどもがどう感じようが構わないで、
一方通行の刺激を与え続けることに時間や労力やお金を費やすことの価値があるかどうかを、
友だちや近所の人や、確証のない噂ではなく
私たちの頭の中でよく考えてみる必要があります。



答えは子どものなかにあります。

残念ながら大人は持ち合わせていませんので。




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すごいでしょ、ジブン :: 2017/02/08(Wed)

ぼく、ファスナー閉じれるよ


小さくたって上手くあつかえるんだ



ボタンだって、ほらこのとおり!



今、池田ルームでこどもたちに人気のレシピというカードゲーム。(これも虹色教室の奈緒美先生にご紹介いただきました!)


6マイの具材を覚えておくってむずかしい!

ゲームを進行している間にわすれちゃうもんね。

わたしはコレとコレがあるから、あとナイのはアレだね。

あ、ジェリーさんは何をつくるのかな?

アレとアレの具材からすると・・もしかして⁈



ゲームの間、頭の中では記憶にとどめておいたり、推測したり、戦略を練ったりとフル回転。
算数の文章題を解くときとおんなじ頭の使い方をしていますね。





年長さんは難しい斜め4つの課題にもあきらめずに挑戦できる力を蓄えています。





年少さんは、カードと同じ色のビーズを対応させて置くことができます。
関連づける力、一定期間繰り返し目を移動させる力を必要とします。




このあと、ビーズを使って二人に問題を出しました。
順番に並んだ色の一部を穴あきにして、ココには何色が入るでしょうか?

見えているものから法則性を見出し、見えないものを推理する力が必要です。


ふたりはよく見てから考えて答えることができていました。


「どうしてその色だとおもったの?」の問いに対し、


分かりきっているのにどうしてそんなことを聞くのだろう、と言わんばかりの表情で

順序を口にして法則性を見つけていることが伺えました。



ですから、当てずっぽうや何の脈略もなく答えたのではないことがわかりました。


そして、わかるジブンが誇らしげに見えました。




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カフェでのできごとから :: 2017/02/01(Wed)

現在、長女が入院中で長時間病院で過ごしています。(重篤な病気やケガではないのでご心配なく~!)


院内カフェでのできごと。



わたしの座った席の通路を挟んだ隣の席に、小さなお兄ちゃんと妹が仲良くトレーを運んで座りました。(一見したところ、妹ちゃんは四肢が短く障がいを抱えているかもしれません。)


お兄ちゃんがコッチコッチと呼んでいます。

あとからお母さんと思われる女性が軽食をはこんでやってきました。


まもなくすると、何か連続した音が聞こえてきました。


ん?何の音?


顔をあげると先ほどの妹ちゃんが泣いていたのでした。


どうやら、お兄ちゃんと半分こで食べるつもりでお母さんが買ったプレートを妹ちゃんは分けずに一人で食べたいと思っていたようです。


(なるほどね~あるあるやね~)



はじめから分けっこって言ったでしょ。

そんなに欲しいなら家でまた作ってあげるから・・

ダメよ、半分よ。

お母さんはなだめます。


言って聞かせようと説得しているようです。


しかし、妹ちゃんは泣き止むどころか益々激しく泣き、カフェ内に声が響きます。

泣き止む気配はなさそうです。


周囲の無言の圧力を感じたのか、お母さんが突然妹ちゃんの前髪をひっつかみ

もう、いい加減にして!

だから、半分こゆうてるやろ!

ココ、外やから。家と違うで!

恥ずかしいから泣かんといて!




お母さんのホンネですね。



そのあとも、お母さんはクドクドと正論を述べています。




妹ちゃんがどれだけのことを理解できるのでしょうか?


次にわたしが顔をあげたとき、そのファミリーはいませんでした。



わたしより後に座ったのに、早々に切り上げて退散されたようです。


それも得策と言えるでしょうが、なんだかモヤモヤが残りました。

残念な気持ちになりました。


おそらく妹ちゃんにしてみたら、
目の前のお皿を全部ジブンのものにしたかった。
半分に減ってしまって残念な気持ち
に、尽きるのでしょう。


このときに、
全部たべたかったんだね。
今日は全部食べれなくて残念だね。


気持ちに寄り添い、落ち着くのを待つより仕方ないし、みんなの目が気になるなら場所を変えてもヨカッタんじゃないかと思うのです。


お母さんは間違っていることは言ってないし、
正直だけど、


イライラしたり怒りが込み上げてきたのは、お母さんの問題よねー、と。



子どもが外で聞き分けがないとき、だれもが経験することですね。


他者からの視点は大事ですが、


子どもの気持ちに寄り添い、待つファースト




これができない中にいると
子育ては苦しいなぁと思うのです。


そのためにも、お母さんが疲れていたり忙し過ぎると、ゆったり待てなくなったり、

言わなくてもよい言葉を浴びせかけてしまって子どもを傷つけたりすることもあるんじゃないでしょうか。



自戒をこめて。




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灘中問題にチャレンジ! :: 2017/01/29(Sun)

●くんは線をいくつか組み合わせて漢字のような記号を書くことを決めました。

小学生のお兄ちゃんの宿題の様子を見ているのでしょうね。

筆を持つ手や姿勢が美しいです!



その傍らでは、書初めを既に終えている★くんがプリズモコマを作成→→→

青、シルバー、白
なんでこの色の配色にしたかというと、テレビで「新撰組」の番組を見てオモシロイと思ったからだそうです。

過去に見たり聞いたりした情報を取り出して別のカタチで再現するなんて素晴らしい能力です!




一つのおもちゃで協力してあそべます。

こうなると見ている大人は楽なものですね~
わたしの出番はありませんから。




この日の朝刊に掲載されていた2017年灘中数学の大問1がユニークだったので、具体物を使って解いてみることにしました。

問題では、白い紙テープを追ったときにできる五角形の折り線と頂点の関係を推理するものでした。


五角形の各頂点に色を変えて印をしたわたしの見本を見せて、各色の頂点は自分の開いた紙のどこに位置するのか考えます。


こどもたちは、実際に紙を折ったり開いたりを繰り返し目で位置関係を確認を重ねながら解くことが出来ていました。

また、答えるときには「ココ」と指差して答えていたのに対して、
「きいろのてんは、いちばんみぎのおりせんのうえにある」とか「ちゃいろのてんはみぎからにばんめのせんのしたにある」と空間を示すことばに置き換えて答えるようにしました。


時間にすれば、ほんの10分間くらいだったかもしれません。しかし、その間真剣に課題に応えようと集中して向き合えたことは、

素晴らしいと思いました。

そして難関校の問題は単純な計算問題(誰もが点を稼げる?)など出題されず、頭の中で紙を動かすようなイメージができ、推理できるか?
頭の柔らかさというかあそびの要素をふんだんに含んでいるのだなぁと感じました。

ふたりの年中さんと年長さんが具体物を使って解けたことを考えると、改めてその能力の基盤は幼児期からのあそびの質にあるのでは?と感じました。




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