あそびのアトリエ リボンクラブ大阪池田ルーム(旧ママりす日記)





「顔のファンファーレ!」 :: 2016/02/29(Mon)


◯ちゃん(2歳5カ月)の描画。

この時期のこどもにして珍しく3点支持で鉛筆を握ります。
4兄弟の末っ子は、身近に生活のモデルが豊富にあるためモノの用途を知るのが早い傾向にあります。

紙を押さえる左手は指先まで伸び、しっかり力を入れて押さえることができます。


始点と終点がくっつく円がかけるようになりました。
「ジェリーさん!」と言ったので、
どうかな?と思いながらも「ジェリーさんなのね。ジェリーさんのおめめはどこかな?」と尋ねてみました。
すると、

円の内側に、黒く塗りつぶした小さな⚫︎を二つ横に並べて描き入れました!
「目」に違いないと思いました。

この調子で、「鼻」や「口」も描き加えていきました。「顔」の完成です!


その後も手は休むことなく、ママやきょうだいなど家族の顔が次々出現。
「顔」のファンファーレです!



これにはママもビックリ!
いつの間にか「顔」が描けるようになってたなんて・・。

子どもたちの1カ月は、とっても大きいですね。
日々成長していることを実感させてくれます。







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鉛筆の持ち方がぎこちないのは大丈夫? :: 2016/02/17(Wed)



幼児にとって描画あそびは欠くことのできない大切なあそびの一つであることは言うまでもありません。

描く線から多くのことを伝え、教えてくれます。


幼児期後期になると、日常生活の中に記号があることを知り、ひらがなや数字を見て「なんてかいてあるの?」と尋ねるようになったり、模倣することが増えてきます。


かつて4歳の長女に、便箋に”字もどき”をびっしり書いたノートを手渡され「これは何なの?」と聞くと、「ボシテチョウ」と答えたこと思い出します笑(そのときわたしは第二子を妊娠中でした)




前置きが長くなりましたが、
基本的に幼児期の頃の鉛筆の握り方を無理に修正する必要はないと思っています。

しかし、「三指持ち」を獲得する幼児期後期に頻繁に鉛筆を持つことが増えた場合に、握り込んで支持していたり、先から遠く離れた所を支持して手の腹が机から浮いているような場合は、注意してみる必要があります。


まず、握り込む場合は手に過剰な力が入り、筆圧が強くなります。鉛筆の芯も折れやすく、疲労度も高くなります。

反対に、先から遠く離れたところを持つ場合は、腹が付いてない分安定しませんから、筆圧も弱くなります。書きたい場所に収まらず、思い通りに書けないことに苛立つことも起こり得るでしょう。

一度獲得した持ち方を修正するには、子どもにとっては大変なエネルギーを必要としますし、

書いている指の感覚から覚えるともいわれていますから、親指・人差し指・中指の三点で支持できることが大切です。



原因は子どもたちの筋緊張の低さや、「鉛筆を当てている」という固有感覚の感じ取りにくさなどいくつかあるようですが、


対策としては、理由を並べて言って聞かすより、
子どもたちの使う道具側を調整してあげるのがより効果的です。


リボンクラブで使用しているものですが、

写真は上から、
STABIRO社(右手用)、LYRA社グルーブ鉛筆、LYRA社スーパーファルビー色鉛筆、クツワ社プニュグリップ

三角鉛筆で太いものを使用しています。
三角は自然と三点支持を促してくれますが、くぼみがあるとよりフィット感が増します。
人間工学的に効率の良い形なんだそうです。

下のグリップは一般的な鉛筆に付けるためのホルダーで、トンボやコクヨといった文具メーカーからも販売されています。


いずれも筆圧の弱い幼児やお年寄り、ハンディーをお持ちの方まで使いやすいものだと思います。




その他にも、座位が安定するよう
床に足がついたり、机に肘が置ける高さになるよう机か椅子の高さを調整したり、

椅子にエアークッションを敷いて姿勢が保持しやすくなるような対策を講じることができます。


(参照: 京都府作業療法士 特別支援教育OTチーム資料より)


お子さんの書く様子にアレ?と感じたら、試してみてくださいね!




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2歳児さんの描画の発達 :: 2016/02/12(Fri)

以下の写真は、◯ちゃんの描画の変遷です。

◯ちゃんは決まってサインペンはピンク色を選びます。


【 2歳4カ月】
向かい合って座り、B5スケッチブックにわたし(紫)が描いて見せ、◯ちゃんがピンクで。

打点、線ともに動きは小さいです。


【 2歳7カ月】
A4コピー用紙。自由画。

打点、弧、グルグル
腕が大きく動かせるようになり、描く線の種類も増えてきました。


【2歳11カ月】
A4コピー用紙。自由画。

真ん中に縦には長い円を描きました!
始点と終点にややズレはあるものの、つなげようとしているのが伝わってきます。
「おいもさん」と言いました。確かにサツマイモに見えます。

右側には、しっかり真っ直ぐに下ろした線をそのまま始点につなげました。
「これは何を描いたの?」には、
「ソーセージ」

左側のは触れないでいると、聞いてほしかったのか指を指して「ソーセージ」とみずから教えてくれました笑


向かい合って、わたしの描いているものをまねっこしてもらいました。

左上からグルグル
右へ→同心円(まず真ん中の円→小さいの→おおきいのの順)ともに内転。
大きくなるにつれ始点に戻るのは難しいようです。
右上→雨ザーザーの縦線

下の横線→車ブーン(その反対も)
右下→十字は難しい!



空所補完。
「◯ちゃんのお顔を描くね」と言って、緑の線でわたしが描いたあと、彼女に見てもらいました。

黙ったまま即座に書き入れたのがピンクのもの。

「何を描いたの?」には
「ピンク!」と応えました。

対になっている「目」が一つではなんだかおかしいと感じたのではないでしょうか。
書き入れた位置や大きさから、やはり「目」を書き入れたのではないかと思うのです。

数ヶ月前にも同様の絵に書き入れたことはありましたが、「目」ではない場所に線が点在していました。


お母さんからの報告によると、家ではあまり描画をすることはないのだそうです。


◯ちゃんの入会から約8カ月。
「目を描いてね」と言わなくてもごく自然に書き入れられるようになりました。
顔のどこに何がどんなふうにあるのかについて理解し、表現できるようになっていることがわかります。

描画からも、◯ちゃんがしっかり成長しているのがわかりますね。





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「話す」能力を対話や他の表現へ :: 2014/06/08(Sun)

○くん(5歳5ヶ月)


5歳になるとだんだん頭の中のイメージしたもの、描きたいものを決めて描き、また特徴を上手く捉えて表現できるようです。


「ヒコウキ」車輪、翼、尾翼、窓
下の線は滑走路だったかな。



先日のおさんぽ会の時に飛んでいたという「ヘリコプター」(前から見たところ)

自衛隊のヘリで、数機がバラバラ(整列はしていない)だけど、まとまって飛んでいたことを教えてくれました。



ヘリコプターをもっと詳しく描いてくれました。
プロペラは二つあること、一つだけだとクルクル旋回してしまうのだとか。
もの知りですね!




なんでも吸い込まれてしまうという「ブラックホール」。
宇宙に興味があるようです。
星の名前やその特徴など、自分の知っている知識を話すときイキイキしています。



「ヒマワリ」
ヒマワリの花びらが黄色で中心から外側に広がるイメージをこのように表しました。とても気に入りました!


○くんの知的好奇心を満たすあそびは、
取り込んだ知識を「話す」ことにあるようです。その「話す」能力と身体の動きや微細運動と関係づけてつなげていくサポートをしています。


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描画にみる指の発達 :: 2014/06/06(Fri)

2歳9ヶ月女児

筆を握る指は親指とその他の指4本に分かれています。「握る」かたち。


同女児。

今度は二本持ち!
右手は「握る」ではなく、親指・人差し指・中指を使った三点で支持し、直線を引いています。
左手は「握る」持ち方。
右手指の方が細かく動かせるようです。



2歳8ヶ月 男児

こちらも筆を「握って」います。


新しく上から下へ伸びる「直線」を描くようになりました。
「まっすぐ描くのだ」という意思に伴い、肩やひじを調整できるようになってきたようです。


2歳児さんの自我が拡大する様子が見えますね。


こちらは3歳10ヶ月 女児。

筆をしっかり「握り」、囲んだ内側を色を変えて塗りつぶしています。


4歳3ヶ月 男児。

右手による三点支持。
タイトルは「まんなか」だそう。

なるほど、まんなかに色を重ねた形跡があります。

身体の中心部から先端へ向けてゆっくり機能が分化され、より細やかな動きを獲得できる様子が見えてきます。

指(身体機能)と精神と知能は密接に関連していることがわかります。


手指の発達を促すには、手指をしっかり使うことが必要になります。

日常生活やあそびの中で意識して積極的に取り入れないと、便利な世の中では益々使うことがなくなっていますから。




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