あそびのアトリエ リボンクラブ大阪池田ルーム





戸外での活動を通じて :: 2018/04/11(Wed)



3月末の戸外での活動を通じて、普段のリボンクラブでは気づくことのできない発見がたくさんありました。


やまのぼりでは、
昨年はロープを見ただけで回避していた子が、
今回はチャレンジする姿に会いました。


気負ってはいけないため言葉にこそしませんでしたが、
できる!あと、もう少し!がんばれーっ!
と、どれだけ励まし応援したかわからないほどでした。




お友だちとの関わりのなかでは、一人でいるときよりも楽しいことや新しい発見に出会い面白く感じることもありますが、反面 自分が思っていたこととは違う相手の反応に驚いたりつらくなったり、悲しくなることもありますね。

そんな摩擦があると、
チガウ!そうじゃないもん!そんなふうに言わなで!、
の気持ちが強くてなかなか気持ちに折り合いをつけることが苦手で涙が出てしまう子がいました。

リボンクラブでは仲間とあそぶより、もくもくと一人でレールを繋げてあそぶことを選ぶ子です。


その子が泣かずに言い返す場面に出会いました。
お!頑張ってるな、と嬉しくなります。

ジブンのモヤモヤを解消すべく、許される範囲の攻撃をしてジブンを守っていましたし、なによりジブンを納得させる理由をつけて見事に折り合いをつけていたのでした。

その一部始終を見ていたのですが、面白いことに場面は思わぬ展開をみせました。
なんとその子に味方が現れ、擁護してくれたのでした。

こんなこともお友だちの輪の中にいたからこその状況です。
ジブンのことを見てくれる仲間がいて、味方になってくれ、励ましてくれる、こんな仲間がいると分かれば、
一人でいるよりはいいものだ、と思えるのではないでしょうか。

これは、太陽の塔へのお出かけの際のエピソードです。



そして、お泊まり会では、
幼稚園のお泊まり会ではあいにく体調が悪く参加できなかったため、おうちの人と分かれて寝るのは今回が初めての子、


幼稚園のお泊まり会には参加したものの、繊細なあまり環境の変化のストレスから寝付けず、充分な睡眠が取れなかったと報告してくれた子、


おうちの人と離れて寝るなんてイヤだよ、お泊まり会なんて行かないよ、と宣言していた子、


などなど、それぞれの不安や緊張を胸に、年長さん4人みんな元気に当日を迎えることができました。


イヤだったら来なくてイイよ、
ジェリーさんやお母さんは何も言わないから、行くか行かないかはジブンで決めるとイイよ、
というスタンスですから、
みんなジブンで決めたという覚悟があるのだと思いますし、その気持ちに応えられるよう支えるわたし達スタッフも子どもたちに全幅の信頼を寄せています。


今回の施設のねらいは、なんといっても
【協力】です。

リゾートホテルではありませんから、
黙って、何もしないでいて美味しい食事が運ばれてくることはありません。


ボタンを押して入りたいときに丁度いい湯加減のお風呂が入れる、ということもありません。


ほんの数十年前のわたしの祖母宅であたりまえに毎日行われていたことですが、わたしも含めいまの子どもたちは生活経験が不足し、生き抜く力が身につけにくい状況のようです。


マッチを擦ったり、野菜の皮を剥き、食べやすい大きさに切ること、薪を割って米を炊いたり、風呂に入ることができれば、大災害でライフラインがストップしたとしてもなんとか活路を見出して生きていくことができるのではないでしょうか。


そのためには、あらゆる状況から判断することや、一人より仲間と協力できたほうが有利です。


連日の子どもたちの様子を伝える写真でお判りいただけたら、と思いますが、

たとえ年長さんであっても子どもたちに、
使い方を正しく教え、どうしたら危ないか、何を気をつけなければならないかをシンプルに伝えると、
案外、用心しながら上手にできるものです。


何より、子どもたちがやりたがるのです。
これは危なそう、と遠ざけたくなるような仕事ほど真剣な面持ちで取り組みます。

信頼してね、
任せてね、
できるワタシすごい!

そう言っているように身体から伝わってきます。

一歩間違えれば大惨事につながりますが、幸いなことに無事ケガもなく終えることができました。


遊具のないところですが、地形や枝や植物を利用してあそびが発生しました。


偏食気味で食べれるものがないかも?と心配していた子も、キレイに完食しました。


自己主張が強く、お友だちと対立することが多かった子も長く一緒にいる間にうまく引っ込めて協力できるようになっていました。


ジェリーさん、◯◯がこんなんしてるー!
ジェリーさん、これしていいの?
などなど、大人への報告や確認事項が多かった子も、
「あなたはどう思う?」と一旦立ち止まって考えてもらうと、見事に判断し実行するようになりました。


絶対にお泊まり会にはいかないよ!と宣言していた子が2月になってから、仕方ないから行ってやるか!と
ジブンで決めたこと、


ジブンの持ち物をしっかり管理し、仲間と声かけして忘れ物がなかったこと、

何をとっても、それぞれに一段と成長した姿を見ることができたことは、この仕事について一番嬉しいときです。



この年長さんたちは、小学生になりました。
たくさんあそんで、よく食べ、よく寝て、あ勉強もだね!がんばってくださいね。
素敵なおにいさん、おねえさんになられることでしょうね。

またあそびにきてね!











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熊本 勉強会 :: 2017/10/07(Sat)


今日から熊本です。

今日はプレイングに入り、
明日はリボンクラブスタッフが集まり勉強会の予定です。


移動中に読んだ本です。


わかりやすく、面白いです。





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保護者の声① :: 2016/11/16(Wed)

リボンクラブってどんなところ??

日々ブログで言葉を綴っても、こどもの写真を掲載してもなかなか伝わりにくいかもしれません。


先日、会員の保護者から嬉しいメッセージをいただきました。許可を得たので、一部を以下ご紹介させていただきますね。


《前略》


最近、パパと遊ぶことも増え、
パパと楽しく遊んでいる姿は、正直、寂しいですー。
いつまでも赤ちゃんでいて欲しいのは親のエゴですね。
幼稚園へ通うようになって、私の知らないことも増え、
だからこそ、それまで密に親子の時間があって幸せだったんだなあと思います。

先週、芋掘り遠足があったのですが、
自分でレジャーシートを広げ、自分でお弁当を出していました。
他の子は全部ママがしてくれていて、お友達のママに
「自分でできてえらいねー」と言われると、
「ジェリーさんに教えてもらったから、もう1人でできるんやで!」と自慢げでした。




何気ない日常の一コマを
母親の目線で正直な気持ちを表現されています。
ママとの蜜月を過ごした後、親子関係はパパへと広がりをみせはじめたようです。

それと同時にこどもを一人の人間としてゆっくり温かく見守っていらっしゃる様子が
わたしは見ていないのだけど、まるで目の前で行われているかのように感じられるようです。


メッセージ中の
ジェリーさんに教えてもらったから・・とありますが、
この日の数週間前にリボンクラブのおさんぽ会があり、幼稚園に通うことの他では初めての「お母さんと離れてひとりで」の機会を体験したところでした。

お母さんは「大丈夫かしら・・」とかなり心配されておられましたが、

よく歩きましたし、まわりのお姉さんお兄さんのこともよく見てジブンがどうするのか考えて行動していました。
わたしとのお約束もよく覚えていました。

お昼ごはんを食べる場所が決まったときに、
「持ってきたレジャーシートを広げておべんどう食べようね」と声をかけたくらいで、


時間がかかっても
ひとりでジブンのことをジブンでできていました。


このメッセージをくださったお母さんだけではなく、多くのお母さんが
こどもが成長していくスピードについていけなくて可愛い小さなコの関わり方のままつい手伝いすぎてしまうことはよくあります。


しかし、
ググッと控えて見守ってくださったので、


もう1人でできるんやで!と自慢げな頼もしいわが子の姿に出会うことが出来たのだと思うのです。

そして、わが子が価値を感じていることに
お母さんも価値を感じていることが伝わってくるでしょう。


それがわたしも嬉しいのです。


リボンクラブとは、そんな見方ができるようになるところ

ともいえるかもしれませんね。




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新しい子育ての提案 :: 2014/10/29(Wed)

かつて

【子どもは、白紙の状態で生まれてくる】

とされてきた時代がありました。
だから、乳幼児には教育やしつけが必要だと。


しかし、その後学者たちの研究により

【子どもは、ゲノムのプログラム従って発達する】

ことがわかったそうです。


つまり、
子どもの中に遺伝子レベルで発達のプロセスを持っていて、
白紙の状態で生まれてくるのではない!

という訳です。


しかし
この研究結果は日本ではあまり広く知られていないようです。


大人が、
きちんとしつけなきゃ、教えなきゃと思い

あれやこれやと先回りして
【教える】


大人はすぐ教えたがりますよね。
「ちがう、ちがう、これはこうするのよ」
見ることも、聞くことも、感じることも大人が感じるように押し付けてしまうのです。そして困ったことに悪気が全くないのです。どちらかとらいえば「良いこと」としているのです。


これは、子どもの発達ラインを無視した方法で、
子どもの能動的な意欲を減退させてしまいます。


子どもの発達ラインが見えないのに、教育しようとするからここに問題が生じるのですね。


【早期教育】はまさにこれにあたると思います。


大切なことは、

【子どもを客観的に見ること】

です。

子どもは、
知りたい
成長したい、
学びたい、
◯◯したい‼
と思っています。

この子は、いま何に興味があるのか?


同じようなことを
集中して何度もしたり、
何度も聞いてきたりするのが、
その時です。


その時に、その世界が広がる
あそび•環境を与えてあげることが周囲の大人の役目ではないでしょうか。


質の良いおもちゃはそのひとつとなります。


わが子ほど客観的に見るのは
実に難しいことですが、

子どもの
成長したい、学びたい
◯◯したい!

この能動的な気持ちのあらわれを見逃すことのないよう大事にしたいものですね。


決して、先回りして
答えを用意したりせず

評価することなく、

安心して過ごせる環境を整えてあげることが、

私たち大人がしてあげられる
ことだと思います。

ゆっくり
しっかり
まちがっていい

これがリボンクラブの信念です。

リボンクラブの実践は決して経験や勘だけに頼っているのではありません。
過去の幼児教育者、心理学者からこどもについて研究されてきた証明から読み解き、

現在のあらゆる分野でヒトについて研究している証明や赤ちゃん学会の報告に基づき情報を収集しています。

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リボンクラブってどんな教室? :: 2013/11/27(Wed)

リボンクラブは熊本や荒尾にもあります小さな幼児教室です。
小さいからこそ、個がよく見えます。


こどもたちがあそびにきます。
私たちスタッフは「先生」ではありません。


こどもの仲間であり、サポートする人、
喜びや悲しみを分かつ人。


抱えきれないような不安を半分担う人。

こども自身の育ちを信じ、待つ人。


くらいの位置付けだと思ってもらえるとピッタリかもしれません。


また、お母さんのお話しに耳を傾け、
こどもの発達の道筋を知る助けとなるよう務めること。
環境を整え、気付きをお伝えし改善できるように努力すること。
こどもを育てるってなんかイイ!と思えるようなお手伝いができるところ。

リボンクラブはそのようなところです。





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