昨年9月末から全5回、チクチク始めたお人形制作。
お子さんの体調不良など重なり、クリスマスに間に合わせることはできませんでしたが、、

「りりあちゃん」だそうです。
仕上がる前からこどものパートナーとして、役割を果たしているんだそう。
こちらが、「りりあちゃん」の持ち主。もうすぐ2歳になります。

ハサミに真剣。
彼女のおうちにはもう一体あります。
そのときから知っているので大きくなる様子もつぶさに観察できました。
お母さんはドイツの木のおもちゃにも造詣が深く、あそびのアトリエの空間も大変気に入ってくださっておられました。
親子の距離感も丁度よく、余計な口出しや手出しをせず見守り、必要なときにサポートされています。
そのためか、初めてお人形制作に来られたときはお母さんの側で手を伸ばしておもちゃを獲得していたのが、
お座りができるようになり、一人で歩いて移動するようになるまでのあいだ、不安や恐怖はそれほど見られず、
安心しておもしろそうなモノを見つけては一人で熱心にあそぶ姿がありました。
好奇心に導かれて身体が移動でき、手にしたものを操作し、満足を得る。この循環がなされ、成長に伴い「お母さん」を利用せずに一人でいる力を身につけていました。
上のハサミ切りは紙を持つ左手に向かってハサミが進むので、見ていてヒヤヒヤするのですが、
持ち直させようものなら「イヤ!」と言って離さないので
仕方なく見守っているところです。
彼女は1年生のお姉さんがいる二人目ちゃんなので、
生活モデルに触れる機会が多くあるのでしょうね。
なかなかの意思の強さを見せ始めた一人の人格を持ったこどもへと成長してきましたよ。

こちらも前回お姉さんのお人形を作られた方の二体目の弟ちゃん!
「お針はニガテで、、」
なんておっしゃっておられましたが、
申しぶんのない仕上がりですよね!
肩から以前シュタイナー教室のバザー?で買ったというポシェットを提げて。
今回のお人形のイメージにピッタリ合う!と思われたそうです。
この弟ちゃんも一体目を作るときは一緒に来られていたのですが、今年度は幼稚園に入園したので会うことはなかったのです。
お母さんのおはなしからすると、
随分と男の子らしい元気いっぱいのお子さんへと成長されたようです。
木のおもちゃや絵本のことなど詳しく、わたしもよく教えてもらうこともありました。
素敵なお母さんたちとこどもたちとの引き合わせのご縁に感謝いたします。
次回は「お着替え制作の会」ができるかもしれません。
みなさん、お疲れ様でした!
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クリスマスへを迎えるアドベントが間近に感じられるようになってきましたね。
お母さんたちはせっせと手を(口も?)動かして頑張っています。
次回はいよいよ最終回を迎えます。
どんなコが仕上がるのか?
とっても楽しみです。
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毎年、4月と9月の2期にお人形制作に取り組んでいます。
今回、クリスマスに間に合うよう制作する9月生を
あと若干名募集しております。
気候も良くなってきました。
一緒におしゃべりしながらチクチクしませんか?

全5回の制作(2時間/回)
初回の日程は、
9月29日(金)10:00~12:00
場所: リボンクラブ池田ルーム
材料・講習費: 8,000円
持ち物: 裁縫セット(縫い針、マチ針、裁ちバサミ、糸切りバサミ)、30センチものさし、あればミシン
小さなお子さま連れも大歓迎ですよ~!
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◯ちゃん、7ヶ月女児。

目の前のオモシロそうなものに目が止まりました(定位)
このとき、おもちゃは「動機」となります。
◯ちゃんはまだハイハイはできませんが、
安全基地であるママから離れて探索に出かけようとしています。

手、膝が前に出ました!

目的達成! 見事、ペグを手に入れることに成功しました。

興味のあるものを見つけて、可能な限り前傾姿勢で四肢を使って目的を達成したのです。
これを、ウィニコットはおもちゃを「移行対象」とよび、ママと離れて「一人でいる力」を育んでいる、といっています。
少しの間、ママと離れて一人でいる
小舟ですから、長い時間航海できません。
小波が寄せると頻回に母船へと帰港します。
こんなふうにして、こどもはジブンとママとその他の世界を切り結びし、少しずつ大きな海へと漕ぎ出していくようです。
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2回目の人形制作の様子です。
綿菓子のように膨らんだ綿が この先人の形になるのか?
みなさん、不安なようでしたが
大丈夫ですよ~🙆
ちゃ~んと出来ますよ!
ほら、もう可愛くなってきたでしょう?
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