あそびのアトリエ リボンクラブ大阪池田ルーム(旧ママりす日記)





島根から祖母が :: 2017/05/24(Wed)


わが家のことですが、
先週は5日間、実家のある島根から7時間かけてバスで母と祖母がウチに滞在しました。
祖母は今年米寿のお祝いをしたところです。

よくも長時間バスに揺られて大阪まで来れたものだと驚きました。

足が動くから元気で、よっし大阪いこー!という気持ちになれるのでしょう。
足が動かなくなったら、何をするのも億劫になるし気持ちもふさいでしまうのではないでしょうか。
この歳まで大病を患うことなく、沢山のひ孫に逢えるほど健在であることは嬉しい限りです。


滞在中、どのように過ごすのか?

案を巡らせていました。
元気とはいえ足腰は弱り、歩くと疲れてしまうことは母から聞いていたので、一日1ヶ所出かけたら翌日はお休みするというのんびりスケジュールを立てました。


家にいるときは、頼んだ訳ではないのですが、
母と祖母は日中出入りするわたしに代わり、家事や生い茂った庭仕事をして過ごしていました。

何も大阪まで来てそんなことしなくても、と言うのですが、気になるのでしょうね。
甘えてしてもらうことにしました。


40過ぎのわたしですが、母や祖母にしてみれば
至らない娘であり、孫なのでしょう。


ピカピカのキッチン、スッキリ剪定した庭木は気持ちのよいものです。


リビングにゴミ箱を置いていないことを不便に思ったようで、二人の生活の知恵なのか、チラシで箱を折り、ゴミ入れとして使うようお達しがありました笑

また、新聞紙で大小の袋が折られ、残飯入れや犬のウンチ入れにと。

そんな調子でお風呂場にもトレーで作った石鹸入れなど作品を置いて帰ったのには、二人が帰った今となっても見るたびニヤリとし、温かい気持ちになるのです。


そんなふうにして過ごした祖母ですが、
毎日欠かさずやっていたことは、朝の散歩でした。

犬の散歩と一緒に行かないかと誘いましたが、
「(わたしと犬が)歩くのが早いから」と断られ、自分のペースでゆっくりと歩くのを楽しんでいるようでした。


滞在3日目くらいで、かなりの生活地図が出来上がっていることには舌を巻きました。
北へ歩くと学校があること、まっすぐ歩いていく小学生と、道を曲がる小学生を不思議に思ったり(うちは校区の境い目にあるのです!)、スーパーが2軒あること、公園があること、かなり知っていました。


祖母が帰れなくなったらどうしようかと案じ、携帯持った?と尋ねたのですが、そんな心配は必要なかったようです。

ちなみにわたしと母は知らないところをウロウロするのは帰れなくなるんじゃないかと心配になるので進んで行きたいタイプではありません笑


大阪の主要な観光名所はだいたい行っている祖母に
どこか行きたいとこある?と尋ねると、
「スーパーに行きたい」というので、

え~っ、スーパーなの?と思いつつ、
「近所のスーパーはそんなに品数ないから、いろいろ売っててわたしの好きなスーパーに連れて行ってあげるよ、車で」と言うと、


それは必要ない、歩いてスーパーに行ってくる!と行って母と出かけて行ったのでした。


今回の祖母たちの来阪には、いろいろ考えさせられることがありました。


「ついそこ」が祖母には足腰がツラく大変であること、
いつも歩く阪急からJRの乗り換え通路は難所でした。

目的地までに食べるところなんて山ほどあると思って調べずに行ったら、高齢者には遠く、
なるべく歩かず移動できて食べれるところは満員で入れませんでした😱😱

おばあちゃん、ゴメン・・


みちみち休憩をはさみ、わたしが予定していた時間より倍の時間がかかり、昼食を急がなければならなくなってしまったことを申し訳なく思いました。


わたしが良かれと思って計画したことは、祖母にはツラかったかもしれません。

祖母は特別なところに連れて行ってほしいのではなく、
行きたい!と望んだのは散歩であり、近所のスーパーに歩いて行くことでした。


ジブンの出来る範囲で、ジブンが興味のあるものをジブンで選んで見てまわりたかったのでした。


おばあちゃん、あちこち疲れたね。
ゴメンね!
これに懲りずまた来てほしいなぁと
高齢者と行動を共にする際の配慮に欠けていたジブンを反省したのでした。



と、同時にこれって乳幼児にも通じることなんじゃないかと思ったのです。


ジブンの家の周りをお散歩して生活地図を広げたいと思ってるんじゃない?


特別な場所より、安心できる家族と近所の公園に行ってあそびたいと願ってるんじゃない?

祖母は大人だから、
疲れる、しんどい、痛い、こうしたいって言語で伝えることができるけど、

大人に説明して納得させる程の話し言葉を持たない乳幼児はどうやって、パパやママに伝えることができるの?


過敏性の強いコはどうやってそのつらさを訴えることができるの?


私たちは、私たちと違う乳幼児や高齢者や過敏性のある少数の人たちなどに寄り添う努力が足りていないんじゃないかと反省する機会となったのでした。







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