あそびのアトリエ リボンクラブ大阪池田ルーム(旧ママりす日記)





金銭教育 おこづかいゲーム :: 2016/04/18(Mon)


帯山ルームが5月まで休業することや、娘の熊本の友だちから市内の惨状を知らせる写真を見たり、状況を聞くたび落ち込む毎日ですが、

そうも言ってられません!
せめて池田ルームからはこれまで通りの記事を配信していこうと思います!!



4/17日は福岡よりマネーじゅく代表の陣内さんをお招きして金銭教育のワークショップ『おこづかいゲーム』を開催しました。


お陰様で定員を超える参加となり盛況に終わりました。
年長児から中1という幅広い年齢の子どもたちとその保護者。


このおこづかいゲームの主旨は、ゲーム中に買わなければならないカード、買っても買わなくてもいいカード、どちらの商品にするか選ぶカードがあり、その都度こどもが自分で考えて決断することにあります。

並行してお金の支出をおこづかい帳に書き出すので、いつ、何を、どうしたかが振り返って鮮明にわかることにつながりましたし、
残高とゲーム中に使う模擬通貨が合っているか気をつけなければならないことに気づきます。




まずはじめに自分の欲しいモノを書き出します。
とても丁寧に書いている男児(小2)


また、面白いのはゲームが進むごとにタスクが増え「アルバイトをして400円」(労働の対価)もらったり、お金にはならないけど「感謝される」と収入の欄に0円と書き込んだり、「寄付をする」と支出にはなるけど★がもらえる、という点でした。
(わたしの班では★がもらえることを、難しい言葉ですが「徳を積む」と説明しました)


チャンスカードは、じゃんけんに勝てばほしいものが半額で買える機会を得るというラッキーなカードもありました。


お金は遣ったり蓄えたりすることもできるだけではなく、「ひとのために遣う」ことや「喜ばれる」奉仕の心を育てる機会になるということです。



講師の陣内さんによると、開催するところによって特色が出るようで、今回は意識の高いお母さんが多かったという感想を頂きました。

また、ここは子どもに任せてもよいようなときにお母さんが指示したり、決めたりすることもあったようでした。


このゲームを通して伝えたいメッセージは残高の多少で勝敗を決めるのではなく、
対象は子どもであるけど本当に伝えたいことはお母さんに向けてであって、ぜひ子どもたちに自分で決めて自分で責任を取らせる経験をさせて欲しい。それができるのが子どもの時期です!と自身の子育ての経験を交えておっしゃっておられました。


★は欲しいものが買えたり(満足感を得る)、必要なモノを買ったり(人間らしい生活を送るための交換の手段)、人に喜ばれたり(思いやりの心)したときに加算されます。
という訳で、ゲームの後は獲得した★の数を発表しました。


ゲームを通じて
決してお金を遣わないで貯めておくことが幸福なのではないこと、

おこづかいをもらうときは「おこづかいをください」と言って両手で受け取ることで、当たり前ではなく感謝の気持ちになることなど普段忘れたりサラッとやってのけてしまっていることをもっと大切にしなきゃなーと気付かされることがたくさんありました。



発達に気がかりな点がある子どもは、
欲しいものが思い浮かばない(想起できない)で書き出せない、
お金が遣えない(お金を遣う経験がない)ことがよくあるのだそうですが、

周りの大人は
「ケチな子ねー」
「ウチのコって欲がない子なのよー」
「あなたは貯金が好きな子ね。エライわー。」
くらいで軽く流してしまい、その子の抱える本当の困り感にスポットを当てられずに成長していまうケースがあるということでした。
しかし大きくなってからお金の遣い方を教えるのは骨が折れる作業だとおっしゃっておられました。


また、陣内さんは
おこづかい帳を日記のように書き留める本当の狙いは、親子のコミュニケーションツールにして欲しいということにあるとのことでした。

すると、何をどれ位買う傾向にあるのかわが子の消費の動向や、計算能力を知ることができるし、欲しいものをガマンした記録から時が経ってもなお本当に欲しいものなのか?自分を振り返るツールにもなるとのことでした。

今回はありませんでしたが、ワークショップに参加した保護者に尋ねてみると子どもにおこづかいをあげていないおウチが多いらしく、
その理由に「無駄遣いをするだろうから」という答えがダントツなのだそうです。

しかし、無駄かどうかは子ども本人に委ねて、買い物後「こんなもの買うんじゃなかった」と後悔する体験や、計算ミスで残高が合わないのはなぜか?考えたり、失敗する体験もさせてあげようとお話しされていたことが印象的でした。


というのも、わたしがもっと若いお母さんだった頃、
「お金を大事にして欲しい」
「正確に計算できるようになって欲しい」
気持ちがあって
上の子二人が小学生だったときにおこづかい帳をつけさせていたのですが、
一つルールがありました。

「おこづかい帳の残高と実際の金額が合っていたら、次の月のおこづかいを渡す」というものでした。
ですから、残高が合わないときはおこづかいをもらうために姉妹は必死で計算していました。
(時には帳尻合わせのために机の引き出しに不明な一円玉が隠してあって、出てきたり、引っ込めたりしているのを知っていましたが目をつぶっていました。)

今から思えばとっても厳しいお母さんですよね。
親子の楽しいコミュニケーションツールというより、
鬼からお金を引き出すための戦々恐々としたツールですね😅
こんな緊張と、大変な作業は長続きしません。2冊目に入る頃に立ち消えしたように記憶しています。よく頑張った方ですね。

では、そんな自分は家計簿を一円の狂いもなく、
あるいは全く無駄遣いもせず生活しているのか?

答えはNOなのに、子どもにはこんなに高いハードルを背負わせていたのです。大反省!



ちなみに、わが家の末っ子男児(小4)が今回記入したほしいものリスト。

「世界=100円」と見積もっているが、きょうびガチャガチャの世界も300円くらいする。
息子よ、100円で買える世界なんぞ存在するのか?
その他「ダイヤ」はいくらするのかもはや読めやしない。「かみのけ=100円」に至っては理解などできない。どーゆうこと?
と、ツッコミどころ満載だけど、姉妹のときに犯した深い反省の教訓を活かしスルーする。きっとこんなのが楽しいのだろう。
ほしいものリストにいっぱい書けた!
ほしいものを買えた!
計算を慎重に頑張り、残高と確認できた!
それだけできたら立派なもの。

と思うことにする。











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comment

いいワークショップですね。
息子さんの欲しいものリストと金額・・・荒尾の子ども達と重なって苦笑してしまいました。荒尾の子ども達はアルバイトゲームで「殺し屋(虫の)」時給100,000円とか言って計算しています(笑)
私もそれにお付き合いさせてもらって「エー」「どういうこと~」「こんなたくさんお金あるかな?」とか言いながら100均の1万円を買ってきて遊んでいます。算数嫌いな子も自分で考えたことならば大きな数の計算に果敢にチャレンジしています。面白いですね。
ワークショップのこと今度詳しく教えて下さいね。
  1. 2016/04/25(Mon) 11:25:57 |
  2. URL |
  3. レオ #-
  4. [ 編集 ]

レオさん

思い切って池田で開催できてヨカッタと思います。
講師のお話しでは、「何が難しかった?」とゲーム後子どもたちに尋ねると、おこづかいをもらっていない子どもたちの多くは「欲しいモノを考えること」とだそうで、
おこづかいをもらっている子どもたちは
「欲しいものを買うか買わないか決めること」と答えるのだそうです。
「考えること」「決断すること」を子どもたちがこんなに難しいと感じているのには驚きました!

今息子の欲しいモノは3DSなんだそうです。ようやくなるほどと思う商品名がでてきました。
500円のおこづかいをもらったそばから、300円の箱アイスを買っていました。3DSはなかなか遠い道のりです😅
  1. 2016/04/25(Mon) 12:52:45 |
  2. URL |
  3. ジェリー #-
  4. [ 編集 ]

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