あそびのアトリエ リボンクラブ大阪池田ルーム(旧ママりす日記)





子どもたちとわたしの信頼関係 :: 2016/05/20(Fri)

リボンクラブを楽しみにしていた、というお母さんからの報告通り、早速面白そうなモノをみつけてあそびだします。

一人がお絵描きを始めると、もう一人も机に寄ってきます。
「★くんもお絵描きする?」「うん」



ペンのフタが固くて閉めれません。
確かに指の力、握る力がいるのです!
が、力の方向性がわかればできなくもないだろうといったところです。



「やって~!」とお願いする○ちゃん。
このところ、易しいことやちょっと頑張ったらできそうなことでもすぐに大人に依存する傾向にあることをお母さんが教えてくださいました。

そこで、代わりに締めつつも
簡単に締めれる方法を見てもらいました。
すると、模倣して上手く閉めることに成功しました。(隣の★くんも模倣して成功していました)


この時期の大人の関わりはとても大事だと感じています。
「やって~」を全て代わってやってしまっては、ジブンでやってみてできた!という成功体験を奪ってしまいますし、問題解決能力が育まれません。
かといって「ジブンでできるでしょ」と任せてみても「やってやって」と猛反論してくるし、アタマから「できない!」と決めつけてやってみようともしなくなるでしょう。
「求め」を拒絶された感も残ります。


難しいことを認めつつ、受け入れつつ見本を丁寧に示す。
このとき、「見ること」に集中できるよう教示は控えます。
それでも難しいようなら、いくつかのポイントをわかりやすい言葉で短く添える--こんな手順で進めてみることをオススメします。
2,3歳児の自我が拡大、充実する時期ですから家庭ではバトルになりそうですが、子どもの体調や疲労、機嫌など考慮してその距離感を調整してみてくださるとよいと思います。
全て代わってやるのでもなく、全て任せるのでもない・・

ここでは、難しいことを「やって~」と求めることができたことを、しっかり認めたいところですね!


なにやら会話しています。
何度か顔を合わせているうち安心して受け入れられるようになり、双方 他者と上手く関わる力が身についてきました。


といってもまだまだ3歳児さんですから、この先 気持ちがぶつかることも、悔しくて涙がこぼれることも、
手や足が出てしまうことも、激しく言い合うこともあると思うのです。

「楽しい」や「喜び」だけでなく、平等に「怒る」ことや「哀しい」気持ちも味わい、負の感情にも折り合いをつけれるようしなやかな心を持ち合わせてほしいと思っています。

自身の経験からも親にとって、わが子の負の感情に直面するのはなかなか耐えがたい苦痛になることもあります。否定したり、たしなめたりしたくなります。(人によっては、その怒りやもどかしさの矛先を他者や園や学校に向けることで解消する場合もあるかもしれません。)親の器はこんなとき試されるのでしょうか。


机に置いておいたイン&オン。

ふらっと近づいて、入れ子から出してピッタリをみつけてオンしていきます。

最後までできたら「おわり」とわかり、離れていきます。


再び重ねて置いておくと、今度は★くんが寄ってきて取り組み始めました!

不思議ですね。
「やりなさい」とか「こうやってね」と言った訳ではないのに、ジブンでやると決めて、すっきり手ごたえを感じている。

ジジさんか教えてくれた言葉に
「子どものなかに先生がいる」
ホントにそう思います。


この日は、図形の合成やたくさん⇄すこしの弁別の課題に挑戦しました。




リボンクラブが大切にしている
(大まかな枠組みのなかで)自由にしていい空間であると知ってもらうこと、
わたしとの信頼関係を築くことが始めの段階です。


この日の途中、キッチンの前であそんでいた★くんが突然「ジェリーさん、ぼくつかれちゃった~」と心の声を聞かせてくれました。

「そうなんや。つかれちゃったんだ!元気になるまで寝てていいよ~」と応えると、お母さんの側で少し横になりました。

それから1,2分?(測ってはいませんが、それくらいに感じました)したら起き上がってあそび始めていました。

思っていること、感じたことを表現しても
不利益を被らない、攻撃されない、そのまま受け入れてくれる。
子どもたちに安心して過ごしてほしいと思っています。


誰かに強いられたり、社会的圧力や制約の中ではなく、
そんな安心できる中で、ジブンを励ましたり制御できるようになったり、他者を思いやることができるようになり、責任感を感じられるようになっていけるとしたら、それはホンモノの子どもの姿だと思うのです。

課題に応える準備が整ってきたことが垣間見られた嬉しい日でした。











関連記事
  1. ともだちとあそべるよ!3歳児
  2. | trackback:0
  3. | 本文:0
<<2016赤ちゃん学会 | top | 光と影あそび>>


comment

comment


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://omocharibon.blog.fc2.com/tb.php/1021-1d52e6d1
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)