あそびのアトリエ リボンクラブ大阪池田ルーム(旧ママりす日記)





梅の仕事とこどもの意欲 :: 2016/06/08(Wed)


わが家に梅が届く時期にリボンクラブがある子どもに、梅の仕事を手伝ってもらっています。

小さい人たちと四季折々の恵み(匂いや手に持った感触、大きさ、固さなど)を肌で感じたり、他愛のないおしゃべりしながらの単純作業をするひとときは、かけがえのないもののように感じます。

梅のヘソをコショコショほじくったり、フォークでグサグサ刺していったり、力をコントロールする必要がありますが、さすが年長さん!
上手いものです。

「1週間すると梅シロップが完成するよ」と言ってあります。次回くる頃には飲めるはずです。


やりたいことは、ハンモック、木登り!

運動企画能力が成熟していることが伺えます。

運動企画とは、感覚統合のサイトにわかりやすく説明されているのでご紹介しますね。


□運動企画
感覚統合のおかげで脳に入ってきた感覚に適切に反応できるばかりでなく状況にどう対応するかを考えることもできます。
例えば 運動企画はとても大切な能力ですが この能力は感覚統合の成熟の度合いによって左右されます。

運動企画というのは、まず何をしようかと考え、そのために動作を計画しそしてその動作を行うという 一連の流れです。
今までのいろいろな経験とその時の感覚体験をもとにして新しい運動を計画します。

どのように体が動き、そしてある状況で行動するためにそれをどう使うかを考えてみるとき触覚固有受容覚そして前庭感覚がとても重要となります。
運動企画という、新しい動作を作り出す機能によって全く新しい課題を扱えるようになるのです。

例えば、幼稚園児が新しい子供用乗り物に出会ったとします。誰かに教えてもらったり
助けてもらわなくても乗り降りのやり方を自分で考えすことができるでしょう。
つまり運動企画とはあまり意識されることのない感覚情報の処理を土台として行われる意識的に問題解決を行う力なのです。

《感覚統合入門より引用》



誰も教えていませんが、見事登りました!


ハンモックで揺れあそびを楽しみ、次なる目標はハンモックから木へ移ること、なんだそうです。
いまだ誰もそのようなことを思いついてやってみた子はいません。

次々と難しい課題を考えては挑戦していくものですね。感心してしまいます。

さて、本当にそんなことが可能なんでしょうか?

身をもって果敢に挑みます。

上手くいかないことを繰り返しても、あきらめませんでした。


このあと見事にハンモックから木へ移ることに成功し、また木からハンモックへ戻ることもできました。

ハンモックからひっくり返らないための身を守る術も心得ています。


どうして、こんなに難しいことに何度も挑戦してあきらめなかったのでしょうか?
わたしは何も言ってないので、
きっと、シンプルにジブンの内側から発信された内発的欲求に従っただけなのでしょう。

大人からすると、小さい人たちのすることは一見大したことをした訳でもなく、ムダの多い、非生産的で無効率なことがほとんどかもしれません。

でもジブンの見つけたテーマにとことん身体や頭を使って打ち込める経験を積み重ねることこそが幼児期の仕事なんだと思うのです。


プリントを何枚もこなすことやグレードがあがることやお受験問題に答えられることよりも、
ずっとずっと大切で、
できたことを側で一緒に喜んでくれたり、励ましてくれる大人がいることで、
ジブンってステキ、かけがえのないワタシの根幹が支えられるものと思います。




一緒に作業をした梅シロップの瓶内の様子
《翌日》

まだ、梅とおさとう。


《2日後》

だんだん下から梅エキスがしみ出しています。


《5日後》

梅表面がかぶるくらい水没してきました。
きび砂糖なので下のさとうの層は溶けにくいようです。時々かき混ぜてやります。


わたしはこのじっくり変化する様子をみるのが好きです。できたら、こどもたちにも見てほしいのですが叶わないため、写真で伝えようと思います。
瓶の横で古代生物ディメトロドンが狙っています!





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