あそびのアトリエ リボンクラブ大阪池田ルーム(旧ママりす日記)





こどもたちの空間認知能力 :: 2016/07/15(Fri)

座標軸に縦は動物、横は色を置いて動物カードを手渡します。
「みんなおウチにいれてあげてね」

さて、3歳児さんはどうするでしょう?

上の写真のようにしました。
なるほど。
動物カードの「色」縦軸に注意を置いてマッチングさせたようですね。

その後は、同じ色の動物を重ねて置き、マス目は各色一つだけ使っています。


途中で、どこにも属さない紫色の動物カードが出てきました。

「仲間はずれ」と判断し、座標から外すことに決めました。

賢いですね。どこでもいいのではなく、3歳児さんには3歳児さんの秩序があるわけです。

この判断力はどこからきたのでしょう?

「できた!」

紫色を除く全てのカードをカテゴリー分けし、問題を解決しました。
すっきりした表情です!

今度は隣で見ていた4歳児さんが挑戦です。

4歳児さんも、動物を色(縦軸)に注意を置き、一つのマス目に一つのカードを対応させるかたちで、全てのマス目を埋め尽くしました。

3歳児さんより注意の対象が広い範囲に向けられるようです。

興味深いのは、
一番下のマス目は縦のカード(犬か猫)用に他のマス目より幅が広くとってあるのですが、
横軸をまだ考慮に入れていない4歳児さんの解決法として、そのスペースに二枚のカードを置いた点です。

「他のマス目と違う」ことが分かっている表れですね。

縦軸、横軸の二つの情報を同時に処理して関係づけることの難しさがわかります。

このように、こどもたちがゆっくりと空間を関係付けたり認知する力が育ってゆくのですね。
半年後にしてみると、また違った解決を見せるかもしれません。

この能力は後に、
図形を書いたり、認識したり、グラフを読み取ったり、地図を書いたり、場所を覚えたりすることにつながります。







初対面のお二人さん。
ゲームの場面ではお互いの気持ちがぶつかることもありました。

年少さんはお母さん(安全基地)を利用して、これまでよりも早くに立て直しに成功していました。

年中さんは自分の気持ちを押し通したい意思の強さやプライドからか顔色一つ変えず黙々と続けていました。
しかし心の中では「しまった!泣かせちゃった」と思っていたのかもしれません。

もちろんそのことをわたしが叱ったり、咎めることはありません。
上手くいかないことや失敗の経験も大事にしたいし、時間が必要だと思うので性急に解決を図ろうとは思わないからです。


するとそのあとは、上の写真のように優しく教えたり親切にお世話する様子がありましたから、
自身の気付きや意思の表れなのだと思います。
どうしたらよいのか考えて自己を調整していたのだと思われます。

こどもたちを信じて口出ししないで良かったと思う瞬間です。









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縦軸、横軸の二つの情報を同時に処理して関係づけることは難しいですよね。

帯山リボンクラブの子どもたちも4歳くらいから挑戦しています。

これは模倣以上の力がいるのかも知れません。この月年齢になると「いいこと考えた」という言葉を使うようになります。

ー 年少さんは、お母さん(安全基地)を利用して、これまでよりも早く立て直しに成功していました ー

ー 年中さんは、ジブンの気持ちやプライドを押し通したい意志の強さやプライドのためか顔色一つ変えず黙々と続けていました ー

二人ともいい感じですね。

ー するとそのあとは、優しく教えたり親切にお世話する様子がありました -


こういった場面に遭遇すると「子どもって素晴らしいな・・・」と思いますね。





  1. 2016/07/19(Tue) 18:56:37 |
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  3. ジジより #-
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