あそびのアトリエ リボンクラブ大阪池田ルーム(旧ママりす日記)





熊本に行ってきました! :: 2016/08/08(Mon)



8月6,7日と熊本に行ってきました。

地震後初めてです。



阿蘇くまもと空港の天井が崩落しているのはテレビで観ていました。
3月末に年長児のお泊まり会のときに利用したばかりということもあり、映し出された映像にはショックを受けたものです。
一緒に行った池田ルームの年長児も同様だったことをお母さんから報告で聞いております。

今では危険な箇所にはシートで覆わていたり、お店のフロアを限定して営業こそしていましたかその傷跡は色濃く残っています。

空港から市内へ向かうバスから見た車景は
約4ヶ月経とうかという今でも、ブルーシートに覆われた家屋が何軒もありました。

リボンクラブへと歩いた道中にも、
半壊・全壊の建物、危険を示す赤い貼り紙、立ち入り禁止を示す区画、未だ入ることのできない小学校の体育館・・


わたしが住んでいた熊本とは変わってしまったようで、なんだか現実として受け入れがたい光景でした。

話によると、被害の大きかった益城(ましき)地区はもっとヒドいようです。

そんな大変ななか、
今回リボンクラブのスタッフの元気そうな顔に出会えました。


口にこそしませんが、心の中は失くしたものへの想いもあるといかばかりかあると思うのです。不便ながらも希望のなかに生活していることに触れ、安心しました。



6日の帯山ルームのプレイングには4人のこどもたちに会いました。年に数回の訪問ですが、うち3人は知っているコでした。
背が高くなり、夏だと日焼けもしています。
大きくなって、以前より会話のやり取りも増えるこどもたちに会うと嬉しく感じます。


10コのミニドールを3人に同じになるよう分ける課題に挑戦しています。(年中男児)

「ひとり3こずつで、ひとつのこるよ。じゃあ、それはぼくのにしとこうっと」

学童期であれば
「10 ÷ 3 = 3 ... 1」と記号で表す事を教えられますが、幼児期は上記のように具体物を操作して配分することを誰に教えられた訳でもないのに知っています。

幼児期は記号を操作する時期ではなく、生活やあそびの中でモノやおもちゃを手や目を使って操作する時期なんですね。
そうこどもが教えてくれています。


乳幼児を無力な存在とし、能力を信頼していない大人は不安や焦りから、こどもを連れ回して「教える教室」に連れて行く傾向は未だ根強くあるようです。

「目の前のこどもをよく見てごらん」

わたしなら、そうお伝えします。



翌日7日は、スタッフが集まって勉強会。

精神分析家ジョン・ボールビーの『アタッチメント理論』の研究と

教育心理学を研究されている大河原さんの論文『教育臨床の課題と脳科学研究の接点 - 感情制御の発達と母子の愛着システム不全-』について

ジジさんに紹介してもらいました。


難しいですが、わたしなりの言葉でリボンクラブのお母さんたちにお伝えできるよう努力していきたいと思います。









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comment

先日は、お会いできて良かったです。
震災の後ということもあって「慰問に来ていただいた」感じでした。
レオさんもアンさんも会ってお話しできたことが「楽しいひととき」になったと思います。

ボッスさんも数日前から楽しみにしていたようです。震災で緊張してしているところに「友、遠方より来る」というところでしょうね。

ジジとボッスは、ご覧になっていただいたように住処を確保できました。ですからもう大丈夫です。アンさんが今月末、仮設住宅に入れるようです。今まで住んでいた住居の建て替えに大変な時だと思いますが、家族親戚一同が力を合わせているようですから、この困難を乗り越えていくでしょう。

数年後「こうだったね、ああだったね」と笑って話せる時期が来ると思います。子だもたちはかってリボンクラブに来ていたのですが、今は高校生と中学生です。二人ともジジから見ると「とても変わった子ども」でしたが、それだけに誠実さを身につけていますから、この度の家族を襲った困難を、ジブン自身の良い経験にしていけると思っています。

「不確実性」という言葉があります。平明に解釈すると「先のことは分からない」ということですが、現在も私たちは「不確実性の中に住んでいる」という言い方もできます。震災にあって改めて思いました。

それだけに、乳幼児期(0~7)や学童期(7~12)の子どもたちには、健康で幸福であって欲しいと思います。明日のために今日をガマンするのではなく、「今ここ」を大切にしてほしいですね。

子どもたちにとっての幸福は「困ったときに助けてくれる保護者がいる」ということです。アタッチメントの基本ですね。

「いざ」という時に力を合わせることができる、いじけないでガンバって耐えることができるのは、幸福を信じることができる感受性かもしれません。

乳幼児期にこそ「こうした基本」を育てたいですね。



  1. 2016/08/10(Wed) 06:37:25 |
  2. URL |
  3. ジジより #-
  4. [ 編集 ]

ジジさん

本当にそのとおりですね。

わが家のこどもたちは、
入れ違いで次女→ 熊本、息子→ キャンプで
二日ほど一人暮らしを満喫しています。
遠からず夫婦で暮らす日もやってくるのだと思うと、
これまでの子育てを振り返ると共に、巣立ちまで何ができるのか?と考える余裕が生まれました。

困ったときに味方でいること、サポートするくらいだと思いました。あとは、こどもたちがこの殺伐とした時代を泳いでいけるんだと信頼することくらいでしょうか。
ジジさんとボッスさんから学んだことです。

それでも、今日から明日、あさってと家族が帰ってくると
そんなことを忘れてバタバタと日常を過ごしているのかもしれません(笑)
幸せなときですね。
  1. 2016/08/10(Wed) 08:14:42 |
  2. URL |
  3. ジェリー #-
  4. [ 編集 ]

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