あそびのアトリエ リボンクラブ大阪池田ルーム(旧ママりす日記)





ママと離れても大丈夫だもんね☆ :: 2017/01/19(Thu)

2歳2ヶ月の◯ちゃんと3歳4ヶ月の☆ちゃんと
3人でゲームをしました。

◯ちゃんはサイコロを振ること、妖精の色とお布団の色をマッチさせることができます。

☆ちゃんは、ルールに従って色サイコロで出た色のお布団を妖精に掛けてあげることができます。

それぞれの「今できること」に合わせて対応します。

それにしても、2歳の◯ちゃんがお母さんから離れて机に向かってゲームの雰囲気を楽しめるようになったのには驚きです!


どうやら、ジブンより少し大きい☆ちゃんのしていることに興味があるようです。



新しく池田ルームに加わった
『指先と注意力を育てるビーズセット』

☆ちゃんは、カードを見てそれと同じようにビーズ玉を並べています。

具体的に指先を使って「見て、対応させている」のです。

落ち着いて静かに机に座り、簡単な作業をすることは小学校に行くまでに身につけたい学習基礎スキルの一つであると言われています。

これまで小学校に入学したらできて当たり前だと考えられていた45分間座れる、先生の話に耳を傾ける、教科書を開いて意欲的に学ぼうするなどの基本的なスキルが身についていない子どもが増えていて、
20%~30%の子どもたちがさまざまな問題を抱えたまま入学してくると指摘されています。

(参照:『発達障害に早くきづいて、早く支援してあげるためのガイダンス』)


小学生じゃなくても幼児は根気よく取り組める力をすでに持っています。



描画あそびになりました。

2歳の◯ちゃんは大きく力強いストロークで筆を走らせることができるようになってきたようです!

このあと二人とも画用紙の白い部分がうんと少なくなるほど色遊びを楽しみました。

◯ちゃんは加えて瓶の中をグルグル筆で混ぜることにも夢中になっていました。


この日、ママを近くに呼び寄せることは少なかったです。
この空間に安心して「離れていても大丈夫。すぐ側でママがみてくれているからね」と◯ちゃんの中にママがいたのでしょう。
いい距離感です!


この世は面白いことがいっぱいあるね!
たくさんたくさんその目で、その手で、身体全部で感じてね。

一緒に楽しもうね~!


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<これまで小学校に入学したらできて当たり前だと考えられていた45分間座れる、先生の話に耳を傾ける、教科書を開いて意欲的に学ぼうするなどの基本的なスキルが身についていない子どもが増えていて、20%~30%の子どもたちがさまざまな問題を抱えたまま入学してくると指摘されています。>

小学校サイドから昔から言われていることです。
子どもの側になってみれば、興味のわかない授業に45分間も付き合わされる苦痛はいかほどのものか。以前からは授業の形態も改善されてはいると思いますが、こどもの側に一方的に責任を押し付けている感があります。
ここの記事にもあるように、興味があることには、長い時間集中できるものです。
  1. 2017/01/21(Sat) 18:02:28 |
  2. URL |
  3. m.k.masa #-
  4. [ 編集 ]

ありがとうございます!

masa先生

これだけ全国で不登校児が増加の一途を辿るわが国の学校教育、一斉授業スタイルの限界と言わざるを得ないでしょうね。
小学生を持つ一母親として学校がかわるのを待っていることや、変えていくことはできませんが、
幼児期に何か好きなことに没頭できる環境づくりや思い切り身体を動かす機会をつくることは難しいことではないですよね。
それが、幼児期はあそびだと思います。
そして、あそびは誰にでも参入できる世界だと思います。
幼児はあそびながら感覚統合し、社会に適応する能力を順番に備えていきます。
生まれつき何らかの事情で凸凹や遅れがあり、ゆっくり成長していく子どもがいたとしても、それまで待ってもらえた子どもはそのうちにジブンの得意を見つけて羽ばたくのでしょう。
今は待てない、不安になる大人が多いことや社会が許さない風潮があることが問題なのでしょうね。

あそびのアトリエでこどもの見方を身につけ、
こどもを信頼するということはどういうことか、
待つとはどうすることか、
好きなことを見つけて集中できることがどんなに素晴らしい姿なのかを学びました。
ご縁のあったあそびのアトリエのママたちに卒業しても不安にならない子育てを願っています。
学童期にも思春期にも内容は違えど常に問題は起こるものですから。
そんな願いを込めてブログを綴っています。
  1. 2017/01/23(Mon) 12:30:58 |
  2. URL |
  3. ジェリー #nQhH7acw
  4. [ 編集 ]

<ママと離れても大丈夫だもんね>

とても面白いテーマですね。

ことに2歳2か月の〇ちゃんと3歳4か月の☆ちゃんの行為が対比されていて、興味深く思いました。

1960年くらいから始まったM.S.マーラーの研究が「乳幼児の心理的誕生」(黎明書房)にまとめられています。

簡単に言えば「赤ちゃんはどのようにして個性を獲得するか?」と言うテーマです。

ちょうどリボンクラブと同じような枠組みを作って、子どもを自由に遊ばせながら、母と子どもの様子を臨床的に観察しながら、こころの分離過程を分析した内容です。

ボールビーのアタッチメント理論をイメージしていただければいいと思います。

その本の中に「情緒対象恒常性」-ジョウチョ、タイショウ、コウジョウセイーと言う言葉が出てきます。

どういうことかというと、「母親のイメージがこころの中に保存できか・・・」ということです。

ちょうど2歳2カ月の〇ちゃんと3歳4か月の☆ちゃんの間に流れている川のようなものですね。

これは譬えですが、〇ちゃんは年齢的にまだ川の手前であそんでいて、☆ちゃんはその川を渡ったところであそんでいます。

〇ちゃんはママの視線が感じられるところ、ママの姿が見えるところでは注意を集中してあそぶことができますが、ママが見えなくなると注意の集中が難しくなります。

☆ちゃんはママが見えなくても、安心できる大人(ジェリーさん)がいれば、一定時間は注意を集中し、持続してあそぶことができます。

これを「個体性の確立と情緒対象恒常性のはじまり」といいます。

おおよそ2才6か月から3歳にかけて、この川を上手に渡ることができれば、新しい世界への視野が広がってくるということです。

この場合の新しい世界とは、家庭の以外の世界です。

ですからマーラーに言わせれば、母子共生段階からの最初の目標はこの川を上手にわたることです。そのキーワードになるのが、ジェリーさんが言われる「母と子の距離感」でしょうね。

その川を上手に渡った〇ちゃんは、「個性を確立した一人の女の子」と考えられ、自分の考えが表明できるようになっていきます。まだまだ自己中心的段階で、大人から見れば「メチャクチャな意見」を表明するのかも知れませんが、とりあえずジタバタしながらも、これからはジブンの行動を制御していくことを学んでいくでしょう。

子どもは植物のように成長していきます。これはジジの感想ですが、フレーベルもそのように考えたようです。ですから子どもの学ぶ場を、キンダー・ガルテン「子どもの園」と名付けたと言われています。

蛇足になりますが、20世紀の前半に行動主義心理学が台頭し、刺激と反射を単位として、子どもの頭脳をコントロールできると考えるようになりました。特にアメリカで主流にになったようですが、スキナーの新行動主義でも「動物の行動をコントロールできるように、子どもの行動をコントロールできる」と考えるようになりました。これがアメリカの商業主義と一緒になって、知育教育が盛んになったようです。

簡単に言えば「目標を見つけ、それをゲットする」という、子どものあそびのプロセスを研究対象から外したことと、ゲットした時の内的報酬(よろこび)を、外的報酬(賞罰)に置き換えてしまったようです。

もっと簡単に言えば、子どもの頭脳をコンピューターのハードウェアーに譬えて、教育内容を自分たちの開発したソフトウェアーにしたと言ってもいいかもしれません。

どんな研究にもそれぞれの時代の背景があって、功罪交々ではあるのでしょうが、子どもの情緒的成熟を無視したということは、罪になるのではないかと思いますね。

精神分析学の用語に「カセクシス」と言う言葉があります。「情緒的結びつき」のことです。たとえば、子どもが散歩をしていて、ドングリを見つけて、ママにプレゼントしようと拾って帰ります。この時のドングリは子どもにとってとても大切なもので、情緒的に結び付けられています。ですからこのとき、そのドングリを失くしたり、プレゼントを受け取ってもらえないと、パニックを起こしたり失望したりしますよね。

行動主義心理学の教育は、こういった世界との情緒的結びつきを、研究の対象から外して考えたようです。

「早く早く、隣の子どもより賢く、少なくとも隣の子どもより遅れないように」とおおよそ50年間、ママの気持ちを掻き立ててきた原因ですね。

少し長くなりすぎました。ごめんなさい。

運動発達・情緒発達・認知発達はいづれも、子どもの発達にとっては大切なことです。

そして、そのことを誰よりもよく知っているのは一人の科学者ではなく、子ども自身です。

子どもを信頼して、私たち大人の考え方を再考していくことが、今必要な時かもしれません。

それにしても、ジェリーさんがんばっていますね。











  1. 2017/02/10(Fri) 12:51:41 |
  2. URL |
  3. ジジより #-
  4. [ 編集 ]

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