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あそびのアトリエ リボンクラブ大阪池田ルーム





秋のおさんぽかい ② :: 2017/12/07(Thu)


道の真ん中に毛虫発見!

じっと見つめます。


次の公園までの道のりは、
みぎ?ひだり?方角や周りの景色を見ながら
歩みを進めます。


おさんぽは空間を認知し、地図を広げてくれますね。


道中、公園に着いたら一番先に何をするのかが話題にのぼりました。

あそぶ!

おべんとうをたべる!

うーん、わたしはお弁当を食べるに1票だな。


公園に着いたら、
目の前の遊具が嬉しくて、荷物を置いて駆けていく子がいました。
その様子に発奮され?お弁当を食べると意気込んでいた子も同様に荷物を置いて駆けていきました。

そんな子どもたちの何にも抑圧されない本能のような、子どもらしい姿を見ていたら、なんだか
ほんわかと温かな気持ちになります。


お弁当タイム!



お弁当はお母さんに再開する時間になります。

姿はないけど、ここにお母さんを感じています。


(そう思うと、大変なお弁当作りももっと頑張れたんじゃないかと過ぎた日々を振り返ったりします😢)

お弁当の包みを結ぶ練習。




戸外での活動で恒例のおやつの配分。

「今日は何人いるかな?同じ数ずつ分けていれてね。」

いつもは「数」を扱いますが、
今回は「量」を配分する課題も加えました。

つまり、小包装されていないおやつを目分量で
だいたい同じになるように分けるのです。
はじめ少し戸惑う様子を見せましたが、袋をガサガサ揺すってだいたい同じに入れ分けました。
袋から全部入れ分けたあと、「こっちすくない」と言って多いところから調整していました。
さすがは年長さんですね!



この木のぼれるかな?






お砂場に面白そうなものを見つけました!


お山にトンネル、そこから続く道のようです。

どうやら施工主はいなさそうでした。

「すごーい!」と言って近づき、よく見たあと、

子どもたちは水を流してみたい衝動に駆られたようで、(運河のイメージ?)わたしの持ち合わせたペットボトルを手渡しました。

近くの水道でペットボトルに水を入れ運河になるべく流してみましたが、水の量が少な過ぎたのもあって、ゆっくり水は砂にしみ込んでいきました。

そして破壊することにエネルギーが注がれたので、

「せっかくだから、みんなでトンネルつくってみない?」と誘うと、「うん、イイね」と賛成してくれました。


公園に落ちていた空のお菓子の袋や小箱を集めてきたようです。


なんで、わざわざゴミ集めするかなぁ、拾って来なくてもイイのになぁと、口元まで出かかった言葉を飲み込みました。


このとき、彼はこの「お菓子の袋」を歩き回って収集し、袋を丁寧に伸ばして大事にして、まるで宝物のように扱っていました。


「公園に落ちているお菓子の袋」=ゴミ

と捉えたわたしとの間でギャップがあることに気づきました。


改めてよく見ると、濡れたり不衛生ではなく、
カラフルなそれらはまさに白い砂場に良く映え「宝物」のように見えてきたのですから不思議ですね。

ゴミだから、汚いから、捨てなさいって言わなくてよかった。言ってしまっていたら、きっと彼の気持ちは潰れちゃっていただろうなぁ、と思いました。


お山作りが始まりました。

棒を集めて、側で見守るコ。


お山に水をかけて、固めるのかな?



こちらは先ほどのお菓子の袋を、道沿いに「看板」に見立てているようです。

確かに、高速道路を走っていると、大きな企業や商品の看板が目に入りますよね。あのイメージでしょうか?

山頂にもお菓子の箱を配置したようです。

三人が一つの対象に向かい、共有している部分と
各々の楽しみ方を保障されている空間。

他者と関わったり、離れたり、、


こちらでは、「いらっしゃいませー!」と元気の良いガールズの呼びかけが、、

なんだろう?と近づいてみると、


おさんぽの道すがら採取した葉っぱや実が商品として並んでいました。


ぐらぐらする足場もへっちゃら!


みてて、すごいでしょ?こんなことできる?



「まだ、あそべる?」

帰る時間を気にするコもいました。
先の見通しが立っているのですね。

「うん、まだあそべるよ。あそこの時計で長い針が◯になったら帰るからね!」


自分の影が長くなる頃、約束していた時間に身支度を整えて帰路につきました。

「こうえんはたのしい」「たくさんあそんだ」


ゆっくりした時間の流れの中で
それぞれに満喫できたように見えました。


帰りは、来た道の逆。
車が入ってこれなさそうな細いこちょこちょした道。
さて、どうやって来たか覚えてるかな?
比較的安全なので、子どもたちに任せてみます。


あ、そうだね。この山茶花の咲いてる道、通ってきたね。



「さっきの毛虫!つぶれているよ!」

あれ?何があったんだろうね~? 踏まれちゃったかなぁ。


道が分かれるよ。さて、どっちに進むといいのかな?

「こっち、こっち!だって、まっすぐいくと行きどまりになるんだよ。」


みかんの木と柿の木。うん、これも見たわね。

どうやら、この道で合っていそうだね。



なぜだか、男の子は登りにくそうな壁をよじ登ります。

平坦な道に飽きてくると、わざわざ障害を設けて楽しむんですよね。
大人はしませんね。
こどもは本能的に起伏のある場所で身体を使うことを求めているのだと思います。





「ジェリーさん、みて、みて~」

「な~に~?」

最年少さんの小さな指の先には、黄色い小さな花が。

これまた、大人には目にはとまらない風景の一部。

ついつい見過ごしてしまう野花も、こどもにはとっても新鮮でステキなものを発見した瞬間なんですね。
こんな小さな花を美しいと感じ、足をとめてじっと見つめられるなんて、、


おててみたいなはっぱをみつけたよ~!




子どもは大人の見方と随分と違う見方をしているなぁと、改めて感じました。

大人は子どもほど心を動かして見ていないようです。


週末には家族で公園へぶらぶらお散歩。
おススメですよ!




















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  1. 戸外での活動
  2. | trackback:0
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<<身体で空間認知能力を鍛えよう! | top | 秋のおさんぽかい①>>


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先日、ジジに初孫が授かりました。

予定日より少し早目に生まれたので、ガラス窓ごしの面会でしたが、
舌を「ベーッ」と少し出して、それから両腕で伸びをしていました。

生まれて二日目なのに「もうこんなことができるんだ」と感動しました。口角を少し上げるようにして、微笑の様子も見せます。

赤ちゃんは何にもできないのではなく「ちゃんとできることもあるんだ」とあらためて思いました。

ママは恐々と、ゆびで赤ちゃんの頬や、足の裏に軽くタッチしています。

こんな風にして「ママと赤ちゃんは仲良しになっていくこと」を学んでいくのでしょうね。

さて、池田リボンクラブの子どもたちは、お散歩から何を学んでいるのでしょう?

>ゆったりとした時間の中で
 それぞれに満喫しているように見えました。<

ということですね。

今ちょうどアリソン・ゴブニックの「哲学する赤ちゃん」を読み直して
いたのですが・・・。

大人は意識で学んでいるのに比べると、子どもは無意識で学んでいくのだそうです。

ゴブニックは、カリフォルニア大学バークレー校の心理学教授で、二人の子どものママです。

著者紹介によると「オックスフード大学で博士号を取得し、子どもの学習と発達に関する研究の第一人者として、国際的に認められており、子どものこころが哲学上の難問を理解する手掛かりになることを、最初に主張した研究者である」とかかれています。

和訳本では2010年11月5日初版発行と書かれていますので、草稿は2005年ぐらいと思います。

ゴブニックによると、子どものあそびは人類の進化の過程から見ないと理解できないということです。

一日のお散歩の時間に、子どもたちは何をしているのか?

ジェリーさんが丁寧に記録しているので、個々の事例はよく分かります。

毛虫発見、お弁当タイム、木登り、砂遊び、ごみの収集と利用、採取した葉っぱのお店、帰り道のデキゴト、黄色いお花発見・・・。

いずれも子どもたちは楽しそうです。

でもなぜ?こんなことをするのでしょう?
机の上でドリルでもした方が将来のためになるのに?

こうした考え方は、現在でもあるかもしれませんね。

ゴブニックは「可能性を思い招く」の章で、ディケンズの小説「ハードタイムス」の主人公グラドグライン先生は、子どもの想像力を押さえつけようとする教育者でした。彼は幼児にごっこあそびを禁じ、代わりにドリルをやらせます。でも結局、それは間違いだったことに気づくのです。と言う事例をあげています。

そして、2002年にアメリカで導入された「落ちこぼれ0作戦」の統一テストはこの話をほうふつさせるところがあります。と暗に非難しています。

子どもは「教育者もしくは科学者の計画に従って成長させることができる」こうした考えは根深く残っていて、しかも間違って伝えられることが多いですね。

ゴブニックは「人間の幼児期はなぜ長い?」と言う観点から子どものあそびを捕えています。

現実的には役に立たないこと「それがあそびであり、そのことによって柔軟な思考が育まれてきた。」と考えているようです。

そして、あそびは豊かな感情も育んでくれます。

子どもたちのお散歩の様子を見れば、一目瞭然ですよね。

仲よくすること、ケンカしても再び仲良くなること。これは進化の観点から眺めると驚異的なデキゴトかもしれません。

そして、子どもたちはそのことを「無意識に知っている」のかも知れませんね。

一日のお散歩ごくろうさまでした。熊本からエールを送ります。








  1. 2017/12/13(Wed) 11:50:26 |
  2. URL |
  3. ジジ #-
  4. [ 編集 ]

ジジさん


「初孫誕生」の知らせを嬉しく思いました。
おめでとうございます㊗️
ジジさん、おじいちゃんですね〜!
きっと、よいお相手になりそうですね、
どんなふうに大きくなっていくのか楽しみです。




  1. 2017/12/15(Fri) 11:46:23 |
  2. URL |
  3. ジェリー #-
  4. [ 編集 ]

祝福のメッセ-ジ、ありがとう。

>ジジさん、おじいちゃんですね~<

いいえ、ジジはジジです。

赤ちゃんは「天音(アマネ)」だそうです。

ママによると、呼び方は「あ~ちゃん」だそうです。

ですから、ジジも「あ~ちゃん」と呼びたいと思います。

そして、あ~ちゃんには「ジジ」と呼んでもらいたいと思っています。

なんだかへん?
  1. 2017/12/15(Fri) 17:10:54 |
  2. URL |
  3. ジジ #-
  4. [ 編集 ]

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