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あそびのアトリエについて


子どもが幼稚園や保育所などの集団生活の場で、
特に困り感を抱えていることもなく、保育者や母親の手を煩わすこともない
健康な子どもというのはたくさんいる。


健康であっても人間には波のようなものがあって、
遠くからみていても安心なときと、
少し距離を近づけて関わったほうがよさそうなときがあることを
本能的に感じている母親もまたたくさんいることだろう。


もっともわかりやすいのは
子どもが眠たいときやおなかがすいたとき、気温や湿度の変化に伴う発汗、かゆみなどの体調の変化
便秘、発熱の前など。


これらのことは多くの母親が医療的なケアが必要かどうかの判断含め、
ふだん自然に問題解決にあたっている。
(お母さんはスゴイ!)




前述したように、明らかにハンディキャップを持つ子や発達障害など個別の配慮を要する子は
その特性ゆえ、集団の場で大人の注目を集めたり対処してもらえることが多い。


しかし一方で、
大人の指示も聞け、身辺の用意ができ、おもちゃのお片付けもするしお友達とのトラブルもない。


なんの問題もないように見える子は、
集団の場で、その子の感じていることや興味のあることを大人にクローズアップされる機会も少なく、
見落とされることも多々あるのではないだろうかと推測する。


数年前に同様のことをこのブログにリンクさせていただいている虹色教室さんの記事で読んだ記憶もある。




あそびのアトリエでも、
一人ひとり違う個性の子どもに会える。


自分の言葉で相手に伝えることができ、コミュニケーション能力高めの活動的な子どもが、
「幼稚園でひとりであそびたいの」と家で言っていることもあるし、


会話はできるけど特定の場面では声が出ず、
自分の思いを伝えられなかったり、そのために「おとなしい子」と誤解されることもあるなど
子どもの内面と大人の子どもの見方との間にギャップが生じていることがある。



つまり、私たち大人は子どものことをわかっているようだけど、本当のところには触れていない可能性が大いにある。


繊細な感受性を持つ子どものなかには、
集団の場では、子どもの生活に根ざした保育環境が準備されていないことがストレスになっていたり、自分のことではなくてもお友だちが叱責されるのを見たり聞いたりすることが引金となって、傷ついたり不安や緊張が高まることもある。


また家庭内では下の子が生まれるとか家族の病気や入院、不和、親の過干渉、忙しすぎるスケジュールなどが


子どもの無意識下に影響を与えることもあるということも私たちは忘れてはいけない。



あそびのアトリエでは、少人数グループなので
ハンディの有無にかかわらず全ての子ども一人ひとりの興味や関心に応じることができる。


大人の勝手な誤解や思い込みをなくし、
信頼を得られるよう
子どもに丁寧にノックすることを心がけている。



早く何かができるとか
数値化できる結果を出すというアプローチはしていない。
○○式とか△△メソッドは持たない。


子ども一人ひとりにわたしが寄り添うのだ。



じっくり時間をかけて
子ども自身の「こうなりたい!」気持ちや意欲を待っていると、不思議なことに自ら修正していく。


これまであそびのアトリエを卒業した子どもに


発達を逆戻りするような退行現象や
余計扱いづらくなったという子どもは
お目にかかったことがない。
小学生になって深刻な問題を抱えているということも
聞いたことがない。


みんな発達の階段を上っていっている。


人格の基盤となる大切な幼児期を
保護者と情報を共有し、学習し、調整して
伴走しているのがわたし。


と考えている。


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プロフィール

ジェリー

Author:ジェリー
自身の子育て中、夫の赴任先の熊本県で【あそびのアトリエリボンクラブ】に出会う。赤ちゃんの発達やあそびの重要性と赤ちゃんとモノ・ヒトの関わりに興味を持つ。【あそびの心理研究所】所属。あそびのアトリエ開設講座を受講。赤ちゃん学会会員。
2013年大阪池田ルームを開設。2019年大阪枚方市に場所を移し、ひらかたルームに名称変更。22歳・19歳・13歳の子どもの母。

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