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幼児に必要な「憧れの活動」とは


子どもたちと過ごすプレイングの時間。

何が子どもたち一人ひとりを魅了するのか?
子どもの興味のありそうなことや季節、
手指の使い方、身体の動かし方を見て
こんなあそびはどうだろう?と提案できる引出しを
多く持ち、臨みます。


入室したときに目に触れるように出しておいたり、
子どものその日の様子を見て、黙ってして見せたり。


「それなぁに?」と聞いてきたら「よし」と心の中でガッツポーズしたり笑、
何も見つけられずウロウロしているようなら「こんなのあるよ」と誘ってみたり。


これが、仕掛けや教育的はたらき、
前回の記事で紹介した
白石先生の「憧れの活動」にあたる部分です。




しかし、
こちらの目論見が外れることはザラにあるし、


「させよう」という大人の意思を敏感に感じ取り、
あえて「しないよ」と腕の中からすり抜けていくような生物を相手にしている感覚を得ることも
珍しいことではありません。


それは、あそびのアトリエでどう過ごすのかを
わたし、ぼくが決めるんだ!という極めて主体性が保障
されている空間であることを理解した上での意思表示であるとともに、


自己が大切にされていると感じているゆえの
リアクションであると解釈できるので、
おっと!そうきたか!となる訳です。


そうゆう意味では、子どもたちは
何が面白くて、何がつまらないことか
自分について知っているし、
意思を伝え、
選択をしている。


こちらが用意したことを毎度従うだけの時間は
つまらない、価値がないと子どもたちが
大人に伝えているということを
私たちは気づかないといけない。


また子どもにまだ準備が整っていないうちに
能力を引っ張ることの重要性は見出せない。


幼児のうちに、漢字の読み書きを教えたり、
計算式を用いて数を操作することに時間や労力や費用を費やすことはヒトの脳の発達の面からみても
理にかなっていない。

脳のシナプスの刈込みが上手くいかないらしい。
早期教育から脳を守る
探求の輪 るいネットより

子どもは教えれば覚えるので
大人としては「おぉ!」と色めき立つ。
わかりやすい、目に見える効果!


でも、ロボットじゃない。
感情が伴うのがヒト。


好む好まざるもいっしょくたにされ、過大な刺激に触れるとむしろ、大人との信頼関係に支障をきたしたり、
健常児として生まれてきたけど、発達障害のみられる特性を顕わすなど、


大人のよかれが子どもを混乱させる可能性があることを
子どもと関わる全ての人、
せめて専門分野のかたがたは知っていてほしいと願います。








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プロフィール

ジェリー

Author:ジェリー
自身の子育て中、夫の赴任先の熊本県で【あそびのアトリエリボンクラブ】に出会う。赤ちゃんの発達やあそびの重要性と赤ちゃんとモノ・ヒトの関わりに興味を持つ。【あそびの心理研究所】所属。あそびのアトリエ開設講座を受講。赤ちゃん学会会員。
2013年大阪池田ルームを開設。2019年大阪枚方市に場所を移し、ひらかたルームに名称変更。22歳・19歳・13歳の子どもの母。

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