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立派なヒト リターンズ


以前、9月末に当ブログで紹介するため
アップロードを試みるもなぜだか途中で落ちてしまうため、やむなくインスタ(facebook も)で1分に短く編集したのを投稿したのですが、


今回、落ちることなくアップロードに成功したため
ご覧ください。
《2分30秒あります》




皆さんはこの動画をどうご覧になるでしょう。



わたしは以下のようにみました。

形を認識し、概ね当たりをつけて全てのパーツを
運んでいます。


左右の手指を使い、指の外転も内転運動も獲得しています。


オレンジ色の台形パーツ、ココだ!とわかっているものの、
上下の差異を捉えることはムズカシイ。
力技で押え込む。


しかし、はいらない!(エラー信号がでる)


特別な結びつき対象であるお母さんを呼び、近くに居てもらう。
(ここでは写真を撮るよう要求)


お母さんの眼差しに支えられ、
葛藤に耐える時間が経過する。


耐えれなくなったとき、
視点を他に移し、外したり入れたりして
心の均衡をはかろうとする。


《このときかなりの時間が経過している》
家庭でもし、目の前の子どもが同様の状況に置かれていたらこの時点で助け舟を出すことがほとんどだと思われますが、ココでは彼女がどう決着をつけるか観察するためイジワルなようだけど、敢えて励まし・見守りに徹します。


ストレスフルな状態になったとき、
ここがわたしの最も驚いたところです。



お母さんの顔を一瞬ニヤリとしてみた後、
既に入れ終えている緑の三角、
その下 赤い四角を外して台形を入れてみる。


明らかにチガウと確認してから
再び台形の場所に戻る。


やっぱり入らない。


ここでたまらずお母さんから「クルクル・・」と助け船、、(心の声が出ちゃうんですよね、わかります!)


見事180℃の回転に成功し収まる。


わたしの顔をチラと見る。(見た?わたしできたよ!の視線)



これで無事終わりをむかえた訳ですが、


ややもすると
イライラしてパーツを投げたり、
泣き出したり、パズルなんてもうしたくない!とちゃぶ台返しならぬパズルをひっくり返しかねないこの状況。


2歳児であることを考えると充分その可能性も視野に入れていました。

彼女の表情と手の動きと発する言葉から判断し、ギリギリ・スレスレの限界まで緊張感を持って「一人でできた」を待ったのでした。


なぜ彼女はここまで集中力を持続させ、
一人で解決に至るまでがんばれたのか???



愛着対象者と関係の形成が成功していることが前提としてあり、

自身の不安や困難な状況に
きてほしい!
みてほしい!という感情がはたらく。


子どもの呼びかけに、愛着対象者(ここではお母さん)が近くにいて応じる。

「わたしやるからみていてね」とは言わないけれど
そうゆうこと。


一人で頑張るもなかなか上手くいかず葛藤する。
耐えがたくなったとき

「ハイ、今から全く違うところあけちゃいますよ~。
しってるもんね、ココじゃないってこと。でも、これから頑張るためにこのエラーの道も通らなきゃやってられないんだよねー」


とおふざけ?とも取れるようなおどけた行動を取り、
一見、非効率的で
あそび、余裕、遠回りの過程を一旦踏んでいる点。


その後、自身の立て直しに成功し、再び
台形に戻るんですよ。
コレがスゴイ!


立派に自身の面倒をみているというか
自分の機嫌をとっているというのか
均衡を保つようバランスを取っているなぁと


小さな彼女を尊敬したのでした。




白石先生の言葉をお借りすると、
子どもの順調な発達には


愛着関係
できるようになりたい、
ちょっとがんばったらできそうな教育的憧れの活動
発達の矛盾を乗り越えるとき支えてくれる大人の存在
できたね、つらかったね、と共感を示してくれる存在



これらを全て保障されている子どもは
心身ともに健康で自然に階段を上っていっていると感じますし、自分の好きなことに一生懸命になれる子に
育っていると感じます。





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プロフィール

ジェリー

Author:ジェリー
自身の子育て中、夫の赴任先の熊本県で【あそびのアトリエリボンクラブ】に出会う。赤ちゃんの発達やあそびの重要性と赤ちゃんとモノ・ヒトの関わりに興味を持つ。【あそびの心理研究所】所属。あそびのアトリエ開設講座を受講。赤ちゃん学会会員。
2013年大阪池田ルームを開設。2019年大阪枚方市に場所を移し、ひらかたルームに名称変更。22歳・19歳・13歳の子どもの母。

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