FC2ブログ

記事一覧

壊れた積木、その先へ


「かげでおしろをつくりたい!」
元気にやって来た〇ちゃん(5歳0か月)はこうわたしに伝えてくれました。

プロジェクターを使ってお城をつくることは、以前にも池田ルームのときに
経験がありました。

準備できるまで待ってもらっている間・・・

Luxyアーチとジュエル積み木で。
〇ちゃんの「美しい」と感じる配列でしょうか。
おしろづくりへの期待も伺えます。



プロジェクターの反射板のうえで積み上げています。
光に照らされてとても美しく見えます。

しかし、これだと重なり合った影が壁面に映し出されるため全体的に黒っぽく、
色は透過されません。

知ってか知らずか〇ちゃんは建築を続けます。

〇ちゃんが満足すること、達成感を味わうまでの過程を大切にしたいので
見守ります。

表情にも手ごたえを感じているように見えました。

ところが、あともう少しで完成!!
というところで思わぬハプニングが発生!!!


年下の妹ちゃんの接近により、
建造物が倒壊するという局面に遭遇する事態に。


こんなとき慌てふためくことなく、
毅然とした態度と静かにゆっくりと
「だいじょうぶだよ、もういっかいつくろう」と声をかけます。


撮っておいた写真の画像をみて復元するも、
折れてしまった心はそう簡単には折り合えないんです。

ついに涙がこぼれてしまいました。

このときの〇ちゃんに起こった問題を代わってやることはできません。
時間を巻き戻してなかったことにすることもできません。

あれやこれやと外野が騒げば益々悲しくなってくるものです。

大人は子どもの喜びや嬉しい感情は受け入れやすいものですが、
悲しみや怒りといった負の感情は否定的に捉えがちではないでしょうか。

どの感情も平等に扱うことで安心することができるものだと思います。

時間はかかっても〇ちゃんが自分の感情をコントロールできるよう
待つしかありません。


お母さんの助けもあって、立て直しの兆しがみられるようになりました。
影あそびをしていたところから離れたところでリスタート➡➡➡

窓ガラスに貼るシートを上へ上へと高くしていきます。


大きくなりたい、高くなりたいと
未来に希望を抱いている象徴のように
わたしの目に映りました。


アトリエで過ごす時間が終わりに近づいてくるころ、
〇ちゃんにエンジンがかかってくるのがつたわってきます。


この調子なら誘いに応じてくれるんじゃないかな、
〇ちゃんの情動の変化に合わせて「かげのおしろ」を壁に映してみることに至りました。


5歳くらいになると、心の制御、コントロールする力を獲得するのだそう。

折り合いをつけたあと、
うまくいった
成功した


〇ちゃんの成長を支える大人の一人です。






関連記事

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ジェリー

Author:ジェリー
自身の子育て中、夫の赴任先の熊本県で【あそびのアトリエリボンクラブ】に出会う。赤ちゃんの発達やあそびの重要性と赤ちゃんとモノ・ヒトの関わりに興味を持つ。【あそびの心理研究所】所属。あそびのアトリエ開設講座を受講。赤ちゃん学会会員。
2013年大阪池田ルームを開設。2019年大阪枚方市に場所を移し、ひらかたルームに名称変更。22歳・19歳・13歳の子どもの母。

カテゴリー

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

訪問者数