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☆ちゃんの成長



☆ちゃんはもうすぐ5歳のお誕生日を迎える年中児。


昨年の秋のおさんぽかいのときは
当時池田ルームだった集合場所までお母さんに連れてきてもらったものの、
なかなかお母さんから離れる決心がつかず
そののち身体は分離したものの泣きながらの出発だったことが思い出されます。

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今回、
もうすぐおさんぽかいを迎えるある日のプレイング中のこと。


☆ちゃんの口から
「まえのおさんぽかいのとき☆ちゃん泣いたけど、
もうなかな~い。だって大きくなったから~」だそう。



えっ!そうなの?
拍子抜けしそう、、


こちらの頭が追いつかないまま
「前のおさんぽかいのときのこと覚えてるの?」と尋ねると


「うん、いやだいやだーって泣いてた~」と笑顔を交えながら一年前のエピソードを語ってくれたのでした。



たった一年で随分と変わるものだなぁと
感心したのでした。



さて、今年のおさんぽかいでは
本人の宣言通り集合場所であっさりとお母さんと別れ
ニコニコやってきました。


まだ見ぬ「明日」をイメージし、
心の準備ができるようになったことが伺えます。

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出発から間もなくすると、
お弁当食べたいー、おなかすいたーと言い出しました。


お昼にするにはまだ早過ぎること、
これからおさんぽして葉っぱや木の実を見たり拾ったりしたいことなど、
イメージしやすい言葉で伝えてみたものの
聞き入れる様子はありません。


そうね、お腹すいたんやね。
わかってるよ、と

☆ちゃんの気持ちには寄り添い、
それでも行動は寄り添わず歩みを進めたのでした。


道中、面白そうなものを発見すると、
その瞬間そちらに注意を向けていました。



☆ちゃんの内側は
何かしらの不安とたたかっていたのかもしれませんね。



そんな☆ちゃんでしたが、


おさんぽ中、わたしが
「蚊に刺された~」と言うと

どれどれというふうにわたしの手首の患部をみて
爪でバッテンしてくれました笑


これでかゆいの治るよ、という彼女なりの対処法なんでしょうね。
ついさっきまでおなかすいた、と連呼していた☆ちゃんの行動とはかけ離れていたので、
他者を思いやるその優しさに驚くとともになんだかホッコリしてしまいました。


そして
もうちょっと頑張れそうだな、とも思いました。


そういえば、去年は帰り道
足がストップして動けなくなったっけな。



お弁当を食べると
言葉通りエネルギーがチャージされ、
配分のお手伝い、片付けもテキパキこなし
俄然元気になりました。


これでひとあんしん、と思ったものの


またまた事件が起こりました。


遊具で張り切ってあそんでいたのですが、
前日まで降った雨で地面がぬかるんでいる箇所で
尻もちをついたようなのです。


☆ちゃんの洋服は上下ともひどく汚れてしまいました。



これに☆ちゃんのテンションは駄々下がり↓↓↓↓


こんなこともあろうかと
お着替えを持ってきているのですが、


ひしゃげた心を立て直すのは難しいこと。

お着替えを勧めても「イヤだ」の一点張り。
☆ちゃんに起こったこと。問題は代わってやれません。
☆ちゃんが折り合いをつけるのを待つことしかできませんでした。



そのとき、私たちの目の前には
ユニークな形の遊具でとても楽しそうにあそぶ子どもたち。

☆ちゃんの目にもそう映っているのでしょう。
視線は向けられたまま立ち尽くしていました。


そんなカオスな私たちの様子を知ってか知らずか
知らないよその男の子が明るく屈託ない表情で、


私たちに「クーイズ、クイズ♪」と
彼オリジナルのクイズをどんどん出題され続ける、という謎のできごとが起こり、時間が過ぎたのでした。


とても人なつこいこの男児(聞けば6歳の年長さんだそう)
これには☆ちゃんの悲しかった気持ちを忘れさせてくれるような力がありました。


いくつかのクイズに答えたあと、
☆ちゃんが小さな声で
「おきがえしたい、、」と申し出てきました!


お友達の楽しそうにあそぶ姿、
ユニークな謎の男児のキャラクターに助けられ
気持ちの切り替えに成功した瞬間でした。


お着替えが終わったあと、
スグに遊具へ駆けて行く後ろ姿に
☆ちゃんの「あそびたい」意欲の高まりを見ました。


一緒にあそぶ仲間、
たっぷりの時間、
制約の少ない空間


のなかで自身を修正しながら成長する☆ちゃんを
このひとときにも
ありありと感じることができたのでした。



着替え終わり仲間の中で楽しそうにあそぶ☆ちゃんに
「きがえたんだね、よかったね」と
そっと声をかける6歳女児の○ちゃんのスタンスにも
驚きました。


そんなふうに共感を示すんだ!
無関心ではないんだ。


無事、気持ちの切り替えに成功した☆ちゃんに寄り添う
○ちゃんのさりげない思いやりの気持ちに
触れることができました。



負の感情から正の感情へ。
自身を立て直すことは難しいことですが、
他者と関わりながら着実に一歩一歩あゆむ
☆ちゃんの成長を紹介しました。










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コメント

No title

秋のおさんぽ会①②それから☆ちゃんの成長を拝見しました。

お着替えが終わったあと
スグに遊具に駆けてゆく後姿に
☆ちゃんの「あそびにいきたい」意欲の高まりを見ました。

一緒にあそぶ仲間
たっぷりの時間
制約の少ない空間

の中で自身を修正しながら成長する☆ちゃんを
このひとときにも
ありありと感じることができたのでした。


この短い文章の中に、ジェリーさんの目に映ったこと、ジェリーが感じたこと
の評価が、おさんぽすることの豊かさを表しているように思いました。

「教えないことの大切さ」とか「おさんぽの大切さ」の意味を、分かりやすく第3者に伝えることはとても難しいことです。おそらくこれらの意味は、理解することではなく!感じることだから!かも知れませんね。

「去年は泣いたけど、こんどはがんばれそうな気がする」言葉に表す☆ちゃん。
それでも、実際のママと別れておさんぽにでかけると不安になりますよね。通園バスやいつも通っている幼稚園ではないのですから。・・・頼りは仲間だけ・。

やっと昼食をして、あそんでいたら、どろだらけになってしまった。

〇ちゃんにしてみたら散々なことでしたね。

でもそこに、トリックスターのような少年があらわれて、ありえないようなパホーマンスでクイズを出してきました。文字どうりの想定外のデキゴトです。

> お着替えが終わった後、駆けつけていく後姿に「あそびたい」意欲の高まりを見ました。<

なんだか目に見えるようです。

子どもとは何か?

30年後の☆ちゃんに会ってみたい気がします。


今週の日曜日10月27日は、熊本中央リボンクラブも秋の外遊びでした。身近なところにある「風の里キャンプ場」でしたが、天候に恵まれた秋の一日でした。

一緒にあそぶ仲間
たっぷりの時間
制約の少ない空間 ・・・の中で、

子どもたちのにぎやかにあそぶ声が聞こえていました。






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プロフィール

ジェリー

Author:ジェリー
自身の子育て中、夫の赴任先の熊本県で【あそびのアトリエリボンクラブ】に出会う。赤ちゃんの発達やあそびの重要性と赤ちゃんとモノ・ヒトの関わりに興味を持つ。【あそびの心理研究所】所属。あそびのアトリエ開設講座を受講。赤ちゃん学会会員。
2013年大阪池田ルームを開設。2019年大阪枚方市に場所を移し、ひらかたルームに名称変更。22歳・19歳・13歳の子どもの母。

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