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リボンクラブに入会した経緯と現在

久々にこのカテゴリに投稿。
まっくすとは、わたしの第三子のこと。
わたしの経験をシェアすることで、誰かのお役に立てるなら…と思い、まっくすの幼少期についてこのブログに残したままにしています。
この度、池田ルームからひらかたルームと場所、名称変更を機に、
改めて自分とあそびのアトリエについて書くことで
新しく出会う若いママたちにわたしがどんな人か知ってもらえるよう

きちんと言語化して記録しておきたいと思いました。

*******************

夫の転勤に伴い熊本で生活していた頃、第三子を授かる。男の子を育ててみたい、という希望が叶い元気な男児の誕生を喜ぶ。
上のコたちが小4、年中さんのときだった。

二人の育児経験があることからある程度の見通しと期待をもって赤ちゃんのお世話にいそしんだ。

1歳のお誕生日が過ぎた頃だろうか。
歩けるようになっていた息子。起きている間じゅう盛んに動く、動く、動く…片時もジッとしていることはない。
おもちゃ、キッチン用品、手に届くものなんでも引っ張り出し、あっという間に部屋中に散らかる…
あちこち片付けてもその先から出していく。もぐらたたきのようで、まるでドリフのコントか!と思うほど。
(若い人知らないか…)

足を掛けれるところがあればのぼる。おもちゃ棚をよじ登り、出窓にいたこともある!夏の夜、破れていた網戸から外へ出て部屋から居なくなり家族で名前を呼んで探し歩いたこともある。
元気な男の子というものは、こんなにエネルギーがあるのかと、運動能力に舌を巻いた。
それまでの二人の子育て経験はまったくもってあてはまらない。

同時に目を離せない日々に疲れていたことも事実。
お昼寝を午後2,3時間と長めにしてくれたことで助かった。寝ている間は気を張って子どもをみていた現実から解放された。家にいるとなんだかクタクタだったから
外へ出かけるようにした。

同じ年齢くらいの子どもと関わりや園選びなど地域の情報を得るため、市の子育て支援の1歳児クラスに入級する。週1の頻度で参加することにした。

13人の1歳児さんクラス。ゆるやかではあるが、「○○の時間」という、あらかじめ先生の決められたプログラムが用意されていた。驚いたことにプログラム通りにみんな動ける!うちの子ともう一人を除いては。その光景は衝撃だった。絵本の時間が終わってもまだ見たくて片付けない。前回お外の遊具であそんだら、今度も部屋に入室したがらずに外に出て行く。雨が降っていても!
幼稚園の体育館をお借りしてクリスマス会が行われたときは、みんなが座ってお話しを聞くとき広い会場内をグルグルと走り回る。「ステージには上がらないでね」の注意は耳に入らず、階段をあっという間にのぼってしまう…やっぱり!のぼるよねー

こうなると、さすがにだんだんアレアレ?と疑問が生じてくる。元気だなぁ。子どもらしいなぁ。と思っていたけど、これは一概にそうとは言えないのかもしれない。何か上の子たちとは違う。よくわからないことが起こってるんじゃないかな?と思い始める。

わたしはというとそんなわが子を常に追いかける。常に対外に謝っていた。指示通りに動けないわが子を恥ずかしく思う気持ちもあった。

そしてだんだん自分の子育てが悪いんじゃないかと思い始める。わたしの関わりに原因があるのでは?もっと厳しく叱らなきゃダメだったかな。甘やかしてるんじゃないかと。
夫に相談すると、笑って「男の子はそんなもんだよ。オレもそうだったし。気にすることないよ」と。わたしの育て方が悪いと非難されなかったものの、なぜかスッキリとはしなかった。元気なだけ、では合点が合わないというか。
こんなことがあんなことが日々起こってるのに、夫は全然わかってない!そう思った。
核家族で、実家も遠い。同年代のママ友にわたしの不安や悩みをありのままさらけ出すことの躊躇いも抱えていた。

昼間わたしと二人っきりで向き合って生活することの閉塞感に耐えかねて、習いごとを考え始める。そのときリボンクラブの体験を申し込んだ。(何かを見たのか、お友達が行っていたからか覚えていないのだけど…)

そこで、初めてわたしの不安「息子はADHDではないだろうか?どうしたらよいだろうか」と相談した。1時間息子とあそんでくれたレオさん。
その様子を見ていたボッスさんに
「わたしは医者じやないからADHDかどうかわからないし、診断するのは医師の仕事。どうしても気になるなら受診してみたらいいと思う。でも、毎日接しているお母さんにこそできることがたくさんあるよ。発達障害かそうでないかの診断がいまこの子に大切なことではない。見誤ってはいけないのは大人の一方的な思い込みで人生を歩ませること。診断名が一人歩きして子どもそのものを見失ってはいけない。目の前の子どもをよく見ることが大事。おもちゃとの関わり、あそびを通して子どものことがよくわかるようになるとあなたは楽しく子育てできるよ、心配しないで大丈夫」というようなことを言ってもらったと思う。その言葉は温かかったし、母親としてなんとか治さなきゃと慌てていたわたしを楽にしてくれた。自分への戒め込みで、初めて息子のことを公平な目で見てもらえた、そんな気持ちになった。
肩の力を抜いて子育てできそうと思った。

入会後は、子どもの様子を客観できるようになった。自分と違う人があそび相手となることで息子のあそびの種類が増えた。わたしが家や幼稚園のエピソードをリボンクラブへ伝えることで、わたしの思考のクセや間違い、根拠のない思い込みに支配されていることにジジさんから指摘を受け気付くようになった。
子育てに苦しさを抱えていた一番の要因は子どもじゃなくて、まず社会のシステムに合わせようとしていた自分だと思った。そこで正しく子どもの発達、エビデンスに基づく子ども観、子どもに必要な周辺の環境について学ぶことで自身の子育ての助けになると思い、その頃企画されていた開設講座を受講。
その後、転居後の大阪で自身の子育て経験とリボンクラブでの学びが誰かのお役に立てるならと思い、こっそり池田ルームを開設した。


3年前、ちょっと気難しいところはあるけど健常だと思っていた次女が期待を持って入学した高校に通えなくなり退学。何が起こっているのか当事者さえも自身について説明できない苦しみのなか、心療内科で受けた発達検査でIQの高さと項目によりかなりの凸凹があるとわかる。それによりこれまでの生きにくさに納得。また不登校の原因が「起立性調節障害」という診断に出会えたことで、さらに自己理解を助ける。回復後、高認を受け現在大学生。わが道を進む。

息子まっくすは自身の凸凹を抱えながらも、なんとか公立中学校のルールに適応させようともがき中。
自分とはなんぞや?という思春期の課題に入ったか⁈
学校担任からは月一の頻度で本人の困り感ではなく、先生の困り感について電話がある。


いまの日本社会のなかで生きにくさを抱える二人の子どもたちを理解したり、時に怒ったりしながらも(こちらが多いかも笑)爆発しそうなときは単身赴任中の夫に不満LINEを送りつけている。
ささやかな楽しみを見つけて生きている現在二人の自立前の子どもと暮らす母親です。



断っておくと、
リボンクラブは発達に気がかりのある子の専門の教室、とか療育の場ではない。
でも、いまや子どもの12人に一人は何かしらの気がかりのある子どもがいることがわかっている。(前述の1歳児クラスはまさにその好例)さらに急速に世の中が変わっていくこれからはさらに増加するだろうともいわれている。
私たちの住む社会は様々な事情を抱えて生きている人たちで構成されている。性的マイノリティの人たち(13人に1人の割合だそう)も見た目問題(アルビノ、口蓋裂など)に生きづらさを抱えている人たちも、一定数いることは最近よく知られるようになった。みんなおんなじなんてない。いろいろ違う人たちがいることがふつうの世の中。
だから、リボンクラブにも健常な子どももいて、まっくすのような子どももいるのもいたって社会の縮図。
誰も排除されない。子ども一人ひとりの良さを磨き、育み、待つ。そんな現代の世の中にもっともフィットしているコミュニティだと位置づけている。










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プロフィール

ジェリー

Author:ジェリー
自身の子育て中、夫の赴任先の熊本県で【あそびのアトリエリボンクラブ】に出会う。赤ちゃんの発達やあそびの重要性と赤ちゃんとモノ・ヒトの関わりに興味を持つ。【あそびの心理研究所】所属。あそびのアトリエ開設講座を受講。赤ちゃん学会会員。
2013年大阪池田ルームを開設。2019年大阪枚方市に場所を移し、ひらかたルームに名称変更。22歳・19歳・13歳の子どもの母。

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