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言語習得前の人たちとのコミュニケーション


お母さんを介して三項関係が築けています。

睡眠や食事などの生活の型が安定しているようです。
☆くん(1歳3ヶ月)

昼間は興味の対象に意欲的に活動します。

あそびのアトリエでの過ごし方も流れが安定しているので、これまで見えていなかったかもしれない?絵本コーナーから一冊チョイスして読んでみました。

見ているようでみていない?
聞いているようで聞いていない?

そんな反応でしたが、絵本を棚に戻すと

その直後、絵本を手に取り、お母さんに持っていきました。

「よんでー」とは言ってませんが、そう言ってるに違いありません。

お母さんは普段おうちでしているように
読み語りを始めます。

☆くんは楽しむかのように挿絵を見ると同時に、
高速でページをめくります。


最後のページまで進み、終わりかと思いきや
次は前のページへとめくっていきます。
おぉエンドレス!!
どうやら「めくる」動作もお気に召しておられます。


お母さんから興味深い報告がありました。

絵本を最後まで読み終え「おしまい」と言うと、怒っているようだというのです。
そして大抵、最後のページまでいくと前にもどるのだそう。


まるで「まだ、おしまいじゃない!」「おしまいを決めるのはジブンだ!」と主張しているようではありませんか。



話し言葉獲得前の小さい人たちとのコミュニケーションが絵本を通じてもそこに存在します。
子育てに絵本を使わない手はありませんよね。


このところ意味のある単語の数が会うたびに増えていきます。
何かしらをしゃべっているみたいで、連続して発する音に抑揚がついています。(まるで流暢な外国語を喋っているようです!)


私も☆くんに応答するように関わります。
何を言っているかを全てわかるわけではありませんが、
☆くんの発する音の羅列の中に語尾に「ねー」とか、
残念な場面?では「あーあ」と落胆するときに発する言葉や繰り返しの言葉がよく聞かれるようになってきました。

私はというと、☆くんが指差ししたものの名前や「きれいねー」など、様子を表す言葉で応えたりしています。


情緒は安定しているので、今後も新しい環境にも比較的スムーズに参入でき、第三者との関係を構築していくことの負担感はあまりないのでは?と予測を立てることができます。







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コメント

No title

1歳3か月ころは、ある意味ではゴールの地点であり、もう一つの意味ではスタート地点ですね。

①移動の手段ではハイハイ期が終わり、2足歩行が始まります。
②シンボルでは、非言語期から言語期へ移行します。このことを「ピュシスからロゴスへ」と仮に表現してみます。ピュシスとは自然、ロゴスとは理性という意味があります。
③イヤイヤ峠の自我が芽生えてきます。まるで春の樹木の「木の芽」みたいですね。これが後に「ジブン・ワタシ」の核になります。

ジェリーさんの観察によると〇〇ちゃんは、三項関係も獲得していて、睡眠も食事も規則的に安定しているということです。視覚的な対象に好奇心を示し、情緒的にも安定していて、丁寧に関われば双方向のコミュニケーションもでき始めているということです。要するに生き生きしていて元気に過ごしているということですね。

「今ここ」これが1歳3か月の〇〇ちゃんの「発達の立ち位置」としますね。さてここから問題を出してみます。

大変失礼ですが、〇〇ちゃんを5円玉に例えて見ます。そして5円玉の円周を3等分したところに①身体の移動 ②言葉 ③自我意識の各ドッドをマーキングします。この5円玉を直角2等辺3角形の斜線の任意の地点に置いたとします。ここが今現在の〇〇ちゃんの発達の地点です。さてこの5円玉を手から離した時、5円玉は斜めの線にそって転げ落ちるか?自律的に登っていくか?というのが問題です。どちらだと思いますか?

正解は「登っていく」です。

これが動的平衡、福岡伸一教授(分子生物学者)によると、物質(無生物)と生物の違いなのだそうです。

もし興味が有ったら「生物と無生物のあいだ」講談社現代新書¥880を読んで見てください。ちょっと難しいけど面白いですよ。

ピュシスとロゴスについてはまたの機会にします。



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プロフィール

ジェリー

Author:ジェリー
自身の子育て中、夫の赴任先の熊本県で【あそびのアトリエリボンクラブ】に出会う。赤ちゃんの発達やあそびの重要性と赤ちゃんとモノ・ヒトの関わりに興味を持つ。【あそびの心理研究所】所属。あそびのアトリエ開設講座を受講。赤ちゃん学会会員。
2013年大阪池田ルームを開設。2019年大阪枚方市に場所を移し、ひらかたルームに名称変更。22歳・19歳・13歳の子どもの母。

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