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さんまと精神

最近 目を通した読物に 過去読んだ本とリンクした部分があることに
偶然に 相次いで 目に飛び込んできた箇所があったので ご紹介します


シュタイナー関連のおもちゃを扱うおもちゃ箱という会社から
年に数回発行される「風」の中で、


子どもの豊かな育ち盛りのヒントを提言する
           山梨大学 教育人間科学部教授 加藤 繁美氏は

あそびをまじめにかんがえる のなかで、


三間(さんま)とは、空間・仲間・時間のことで、地域社会が担ってきた教育力だったのです。

空き地に集まったさまざまな年代の子どもが、知恵と力を合わせて何かをつくる。

みんなで夢中で遊ぶ面白さを共有する、時にはけんかをして仲直りをする。

そうした経験が子どもの社会性を育てていきます。

塾や習い事で忙しい子どもたちが空き地から消えて、学校で友達とうまく関われない子どもが
増えていきました。

1990年代になると、幼児期からうまく遊べない子どもが現れました。

そうした子どもの多くが、2歳頃から早期教育を受けるなど、学校的価値観の中で育てられ、

友だちとの遊びの面白さを共有する体験が少なかったのです。

また、2歳という幼児期に、半ば一方的に知的な情報を与えられることで、

子どもの中に育つはずの2つの自我が、順調に育たなかったのかもしれません。

両親の期待に応えて『ほめられる自分』、『がんばる自分』で生きてきた子どもは、

遊びの中で獲得するはずの、仲間との共感を、体験しないまま成長してしまったのです。

そのような問題を抱えた子のなかには、

優秀であったにも関わらずクラスにとけ込めないストレスで 不登校になったけど

成長過程ですっとばしたところを、取り戻すようにしたところ

関係を築けるようになった 
とあります。



また、子どもの発達とあそび /著・メアリー・D・シェリダン の中では


遊びの機能として

遊びは、身体を強くするための適当な機会を子どもに提供し、理性を高め、個性を伸ばし、
社会的能力を獲得させます。そのため、子どもにとって、遊びは、食物や暖かさや保護と同様に
とても重要なものなのです。

とし、その遊びのために必要な準備として、

遊具、遊び場、遊びの時間、遊びの仲間の4つが どうしても欠くことのできない大事なもの


としています
ここでいう「遊び場」は、ひとりひとりの子どもが安全なホームベースとなることのできる
小さな「領分」= 空間



先日の 熊本での勉強会では、
子どもの健康は 身体・精神・知能 3つの領域からなり(D・W・ウィニコット)、
とりわけ 精神の領域について 学びました


しかし 昨今の乳幼児教育、早期教育では 精神(情緒)の部分は 置き去りにされているようです



見過ごされ消えゆき、置き去りにされている
三間精神は 深く結びついているように
感じられるのです


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プロフィール

ジェリー

Author:ジェリー
自身の子育て中、夫の赴任先の熊本県で【あそびのアトリエリボンクラブ】に出会う。赤ちゃんの発達やあそびの重要性と赤ちゃんとモノ・ヒトの関わりに興味を持つ。【あそびの心理研究所】所属。あそびのアトリエ開設講座を受講。赤ちゃん学会会員。
2013年大阪池田ルームを開設。2019年大阪枚方市に場所を移し、ひらかたルームに名称変更。22歳・19歳・13歳の子どもの母。

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