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野藤弘幸氏講演会-1-

先日、作業療法士の野藤弘幸氏の
発達障害に関する研修会に参加しました

保育士や幼稚園教諭の方たちが多く参加されていました

書きとめたメモを整理したいと思います



「発達障害」は広い概念を指しますが、診断されると「発達障害」であるといいます


スペクトラムや「傾向がある」と言われることがあっても、児童精神科では「発達障害ではない」のだそうです


しかし、最近は過剰に診断される事例が多くなってきています


発達障害かどうかは医師が決めることで、思い込みでこどもに接することは避けるべきだとおっしゃっています


行動上に問題があるといわれる自閉症にはいろいろあり、その子に合わせた関わりが必要なのだと


最近、幼保から
「この子は自閉症かもしれないから病院に行ったら?」と言われる親が不安に宿る事例が多くあるようで

困っているこどもの行動面に、どんなふうに対応すればいいのかのおはなしを、あらかじめ幼保の先生から寄せられた質問に答える形ですすめられました


Q. 高い所に何度も登るこどもに困っています


A. 登ってもいい。それ自体問題ない。

「言うことを聞かない」ことに大人が困っているという背景がある。

ここで、こどもの何が問題かというと、

・ この子は自分が何をしているか意識をしているか。自分に意識を向けられるか。


・ 他人に注意を向けられるか


・ 環境に対して注意を向けられるか

の3点について、状況に合わせた行動が取れるか、で

いずれかが欠けると、適応する力がないということになります


先の3点の診断は、医師の仕事ですが、
日々こどもに接しているわれわれ大人は何ができるのか?

この子は、自分が高い所に登っているのかわかっていないのかもしれないということが考えられます

「高い」ことがわからないとは、
見え方が変わることに気付いていない
ということで、

目の運動に問題があることが考えられるといいます


モノを見るとき、視線がなめらかに追えない

動くモノに視線を追えないことが考えられます


「高い」所に登って、「高い」ことをわかるようにするには、目の訓練が必要なのだそうです


運動会の練習を嫌がる子どもが多くいます

人が多いところで、すり抜けることが出来ず、ぶつかってしまうことから

風景を見落として、今、どこにいるのか、居場所わからなくて違和感を持っているのだそうです


高いところにいると、全体が見渡せるため、

自分の居場所が確認できて安心

身体が触れなくて安心

という、なるほどちゃんとした理由があるんですね


その証拠のように、誰もいない広いところでは登ることはないようです


高いところに登る子は、
おもちゃが見つけられなかったり、
人とぶつかることが多くあるようなので

近くにいる大人ができることは、
呼び掛けたり、指示するより
目印になるものを示したり、指差し確認すると効果的なようです

耳より目に訴えるということですね



続きます



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プロフィール

ジェリー

Author:ジェリー
自身の子育て中、夫の赴任先の熊本県で【あそびのアトリエリボンクラブ】に出会う。赤ちゃんの発達やあそびの重要性と赤ちゃんとモノ・ヒトの関わりに興味を持つ。【あそびの心理研究所】所属。あそびのアトリエ開設講座を受講。赤ちゃん学会会員。
2013年大阪池田ルームを開設。2019年大阪枚方市に場所を移し、ひらかたルームに名称変更。22歳・19歳・13歳の子どもの母。

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