あそびのアトリエ リボンクラブ大阪池田ルーム(旧ママりす日記)





野藤弘幸氏講演会 -3- :: 2013/05/14(Tue)

眼球の運動によって得られる情報は大きなウエイトをを占めますが、
他 5感の働きを保障することが大事だそうです


よく『感覚過敏』というと、その『過敏』さが取りだたされますが、


『鈍感』も表裏一体です


これは感覚を調整することに問題があります


触覚でいうと、歯ブラシをイヤがったり、頭を洗うことや

嗅覚、また聴覚に過敏に反応する子がいます

これらには似た脳の働きがあり、
匂いや音の発信元を教えてあげると安心することが多くあるといいます


幼保は集団の場で、人と関わることが生じます

子どもは一旦「イヤだな~」と思うと、なかなかその後が難しいもの


「人がいやだ」と思う子どもには、安心感を持たせてあげる


「一人になりたい」子どもには、一人を保障してあげる


過敏さ故、人との接触を避け、細部にシングルフォーカスしている子どもには、

ヒトと接触しても大丈夫なんだという安心感を与えることが大事

壁に向かってパズルをしてもいい

「自分が安心できる」を経過して、「人との関わりを持ちたがる」につながっていきます


何でも一番になりたがる子どもがいますよね


並ぶの一番、外へ出るの一番、何かするというととにかく一番がいいと
先を争う子ども

これは自分の視界に人がごちゃごちゃ入らないこと、接触がないことで安心感を得ているのだそう


だから否定せずに認めてあげると、
そのうち適応力がついてくる


知的好奇心を満たしてあげると、過敏さが軽減する


早くから教えるようなことは、よくないという意見もありますが、

ことばや時計、マークなど覚えることが得意なら大いにいいと言っておられます


改善させて広げてあげよう!なんて思わなくていい


ムリにさせようとすると恐怖を感じてしまうといいます


Q. 目が合いません

A. 人は網膜でモノを見るとき、黒目の真ん中でピントが合い(中心視野)、知的な活動のときはたらきます


それに対して、

見たくないとき、人に恐怖があるときは中心視野から外しますが、

黒目の端っこで身に起こる状況を把握しているのだそう(周辺視野)


ムリに目を合わそうと強制すると、イヤな経験として捉えるので、

信頼してそのままでよい(目を合わせようとしない)


見てないようでも、大抵のことは周辺視野で見ている

それより、


身体の距離を縮めること!
「ここから情報を発信しているよ」と理解させることが大事だそうです



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comment

3回にわたる講演会のレジメ ありがとうございます。

いろいろ参考になる話でした。
高い所が好き、一番になりたがる、・・・・などの行動の理由が述べられていてとても参考になります。
きっと「集団行動」から外れるから、「困ったこと!」とと受け止められるのだと思われますが、まず「集団行動」という枠組みを外してみる必要があるのですね。

日本の教育のシステムには根底に「皆と同じに」ということが暗黙にあるように思われます。だから「和を乱す」行動は問題視される・・・

教育の目的の一つに「社会化ー個々の勝手な行動ではなく、他を意識した、共同行動」がありますが、
バラバラな個の集まりが次第に「社会化」していくようにしていくべきなのに、
世の多くの組織(幼稚園なども」含めて)では、初めから「社会化」されたシステムを前提にしているように思われてなりません。
  1. 2013/05/18(Sat) 14:37:38 |
  2. URL |
  3. m.k.masa #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

m.k masa様

ほんとうにそうですね。
赤ちゃん学会会長の小西行郎氏の著者『発達障害の子どもを理解する』のなかで、

【近年、発達障害と診断される子どもが急増している。その原因は、子ども自身にあるのではない。
少子化など社会変化のなかで、大人の「子どもを見る目」が大きく変化したのである。
それは「生きにくくさせられている子どもの増加」でもあった。】

とあるように、日本特有の文化を背景に今、子どもたちは生きにくい時代にあるようです。
お話しを聞いていると、あ〜そうか!と納得できることが多く、それだけ子どものことを
知らない自分に気付きます。

この講演会の報告は、まだ続きがありますので
時間をみつけてはUPします(*^^*)
  1. 2013/05/18(Sat) 15:36:34 |
  2. URL |
  3. ジェリー #-
  4. [ 編集 ]

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