あそびのアトリエ リボンクラブ大阪池田ルーム(旧ママりす日記)





わたしの教科書 :: 2013/06/18(Tue)

縁あってブログで勉強させていただいている美術と自然と教育と

推薦されていた書籍「センス・オブ・ワンダー」 (著レイチェル・カーソン)を読み、
今後わたしの指針になるだろうと強く感銘を受けました


こどもに日々接する仕事に従事されている人や、お母さんに是非読んでいただきたい
一冊です


今回はその中から・・


子どもたちの世界は、いつも生き生きとして新鮮で美しく、驚きと感激にみちあふれて
います。残念なことに、わたしたちの多くは大人になるまえに澄み切った洞察力や、
美しいもの、畏敬すべきものへの直感力をにぶらせ、あるときはまったく失ってしまいます。


(中略)


生まれつきそなわっている子どもの「センス・オブ・ワンダー=神秘さや不思議さに目を見はる感性」を
いつも新鮮にたもちつづけるためには、わたしたちが住んでいる世界のよろこび、感激、神秘などを
子どもといっしょに再発見し、感動を分かち合ってくれる大人が、すくなくともひとり、
そばにいる必要があります。



(中略)



わたしは、子どもにとっても、どのようにして子どもを教育すべきか頭をなやませている親にとっても、
「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではないと固く信じています。


こどもたちがであう事実のひとつひとつが、やがて知識や知恵を生みだす種子だとしたら、
さまざまな情緒やゆたかな感受性は、この種子をはぐくむ肥沃な土壌です。
幼い子ども時代は、この土壌を耕すときです。


美しいものを感じる感覚、新しいものや未知なものにふれたときの感激、思いやり、憐れみ、
賛嘆や愛情などのさまざまな形の感情がひとたびよびさまされると、
次はその対象となるものについてもっとよく知りたいと思うようになります。
そのようにして見つけだした知識は、しっかりと身につきます。


消化する能力がまだそなわっていない子どもに、事実をうのみにさせるよりも、
むしろ子どもが知りたがるような道を切りひらいてやることのほうが
どんなにたいせつであるかわかりません。




この作品はアメリカで今から約60年前に雑誌に掲載されたそうですが、

内容はまったく色あせていません



ものの何分かで読める本なので、多くの人に読んでほしいです







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comment

<「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではないと固く信じています。>
まさにその通り!

真に理解したといえるのは、感覚に還元されたこと。
感覚が鈍っていたら、真の理解にはなりえない。

ルソーの「エミール」の序文に
「彼らは(大人は)、いつも子どものなかに大人をさがし求めて、大人になるまえの子どもがなにものかを考えない。・・・」

大人の大多数は、そんな子どもの時代のことを忘れ去ってしまっているようです。

絵画や音楽などの芸術は、感性に直接響くことが多く、特に幼児期には大切な活動だと思います。(子ども感性に素直に反応していない絵画や音楽の指導者も多くいるようですが)

よい話を紹介して頂きありがとうございました。

  1. 2013/06/19(Wed) 10:11:47 |
  2. URL |
  3. m.k.masa #-
  4. [ 編集 ]

m.k.masa様

「彼らは(大人は)、いつも子どものなかに大人をさがし求めて、
大人になるまえの子どもがなにものかを考えない。・・・」

ホントに私たちオトナは努力しなければ、こどもがなにものかを
見落としてしまいがちなのです。
だから、この小さい人たちに「教える」ことが盛んになっていますよね。
「知る」ことより「感じる」ことが重要だと思う大人がそばにいる
こどもは幸せです。
  1. 2013/06/20(Thu) 07:14:52 |
  2. URL |
  3. ジェリー #-
  4. [ 編集 ]

記事、コメントを拝読し、スッキリしています。
本当にそうだと思います。
子どもにどうして大人を求めるのか…
もっと大人は、子ども本来の世界を大切に守るべきだと思います。中途半端なものを本物に触れさせるなどと称して、大人を縮小したような社会におくことは、大人の傲慢さだとしか私は、思えないのです…。
センス・オブ・ワンダー読んでみようと思います。ありがとう。
  1. 2013/07/26(Fri) 07:25:18 |
  2. URL |
  3.  あしやあそぼくらぶ #e8dqewdg
  4. [ 編集 ]

あしやあそぼくらぶ様


共感いただき、ありがとうございます。
今の世の中、ふつうに暮らしているだけでも
市場消費というか営利に走った商業主義というか
上手く言えませんが、親を不安にさせ煽る風潮が周りにあって、
知らないうちに、どんどんこどもを狭い価値観の中に
追い込んでしまうんでしょうね。

『センス・オブ・ワンダー』を読むと、
自分の小ささを思い知らされます。
  1. 2013/07/26(Fri) 18:07:33 |
  2. URL |
  3. ジェリー #-
  4. [ 編集 ]

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