あそびのアトリエ リボンクラブ大阪池田ルーム(旧ママりす日記)





不要なモノが与えられ、必要なモノが与えられないこどもたち :: 2013/07/13(Sat)

商店街を歩いていると、わたしの前に二人の女性が歩いていて、そのうちの一人はベビーカーを押していました


二人の女性はおしゃべりしながら歩いていたのですが、急にベビーカーの子どもが泣きはじめました

それも激しく泣いています

どうしたのかな?
何がそんなに「泣く」ということをさせているのか気になっていました


今から思えば、その子は普段から泣き声が大きく、
お母さんにとっては「まぁ、いつものこと」くらいだったのかもしれません


特に気にする様子はなくおしゃべりに夢中でした



お母さんは、激しく泣く子に
「泣くのをやめなさい」

「泣きやめへんかったら、バス乗られへんで」

「そんなに泣いとったら、鬼さんくるで」

「もう、置いてくで」


などと言っていました



もちろん泣き止みはしません


その後、商店街を抜ける頃にはわたしの歩みが追いつき、
追い抜きざまにベビーカーの子を見ました

その子どもは、2歳前後といったところでしょうか

この暑さも関係してか、ひどくむずがっている様子で激しく泣いています

驚いたことに、まだ幼いその手には
お母さんのと思われるスマホが・・・


スマホを持つ人口は増えたでしょう

その影響で、子どもが早くから手にすることも今の時代フツーのことかもしれません

画面にタッチするだけで、次々に展開し、見たことのないような世界を見せてくれるのです

こどもならずとも大人も、その世界にその威力に魅了されますよね

IT機器の進歩はめまぐるしく、ついていけないほどです

お母さんが用事をしている間、
おしゃべりを楽しむ間、
ちょっとした隙間の時間に

スマホやDSのゲームを渡しときさえすれば、こどもは驚くほど静かになりますし、チョロチョロ動く子どももじっとして画面を覗き込んでいます

子どもをおとなしくさせる「魔法の品物」といってもいいかもしれませんね


でも ちょっと待って下さい

「魔法の品物」には大変な落とし穴があります

いろんな感覚の蓋が開いたままの乳幼児期に、
偏った信号のみ一方的に受けることになります

その時(ゲームやテレビの長時間の視聴のとき)の脳の状態を調べると、
作業記憶(ワーキングメモリー)をつかさどる前頭前野の数値が、痴呆症の人と同様に著しく低下するそうです


ゲームやテレビが子どもの考える力を奪う(『よみがえれ思考力』著、ジェーン・ハリー)記事は、またの機会にしたいと思います

はなしを元に戻しますが、
先ほどのお母さんのような光景はよくあることで、決して珍しいことではありません

幼稚園、スーパー、習い事の場など
小さな子どものいるところでは日常的によく見かける光景です


しかし、子どもに必要なコトは

禁止や、脅しの言葉でも
スマホのゲームでおとなしくさせることではないと思います


受容することや温かい言葉掛け、
子どもに寄り添うことにあると思います


モノが溢れ、子どものそばにあっていいモノとそうでないモノが交通整理できていないのが現状ですね


この交通整理こそ、そばにいる大人のできることかな~と思います

ゲームから目を離して、
素晴らしいこの世界を見せてあげましょうよ

美しい自然に目を向けて豊かな経験を積みたいものです



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