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こどもの「教育」とは? -1-

こどもが誕生したとき、わたしたちは
この純真無垢な小さな人を抱き、

健康でさえいてくれれば・・・、

幸せな人生を歩んで欲しいと願います


それが、いつしか育児書を片手に

こんなことも、あんなこともできるようになってほしい

「早く」こうなってほしい


と、どんどん大人の一方通行な想いが

目の前のこどもを通り過ぎ、

いつしか、周りの同じくらいの年齢の子と発達の善し悪しを比較しているようなことになるものではないでしょうか


核家族化が進み、世の中のお母さんは
狭い狭い箱のなかにいるかのごとく、


社会から切り離された気持ちで、日々悶々と暮らし、狭い交友関係の中で、

何をこどもに与えたらよいのか?

こどもをどう育てたらよいのか?


こどもが成長するにつれ、わが子をどこからかやってきたモノサシで評価したり、思い通りにならない様子に腹を立てたりして


生まれたときに願ったことなんかは、すっかり忘れて、

否、忘れてはないのだけど、
何かを与えることが、こどもの幸せにつながると、

盲信して迷宮入りしてしまう社会になっているように感じます


では、わたしたちはどのようにこどもを育てたらよいのでしょうか?


以前、元長崎少年鑑別所長さんのお話しを聞く機会がありました


当時、日本中を震撼させた凶悪犯罪をおかした少年を担当していた経歴をお持ちでもあり、

どのような話を聞けるのか
多くのお母さんたちの関心を集めました(特に男の子を持つお母さんの関心は高かったと思います)


彼の話したことは、今でもよく覚えていますが、

その中でも印象に残っているのが、

「お母さんにお願いがあります。
お母さんは二度出産してください。
一度目は、文字通り「生み」の出産。
二度目は、「自立」という意味の出産。勇気を持って手放す覚悟をするのです。」


若かったわたしは、そのようなことを聞いたのは初めてでした


それまで、何かを与えて幸せになると思っていたわたしの子育て感を
別の角度から見る機会となったのです


そうか、「自立」か!と


自立とは、自分で自分のことができ、親に頼らず生活して身を立てること


身を立てる手段としては、できれば
やりたいこと、得意な分野(適性)でパーソナリティを発揮して経済的な自立をはかることができれば、

向いてない職業について思い悩んだり、ちょっとしたトラブルにメゲることなく、「最高に幸せ!」とはならないかもだけど、まずまず楽しい人生を送れるのではないでしょうか


しかしながら、懸命に勉強して大学を出たのにアルバイトに身を置く若者は、わたしの周りにもよくいるし、


自分が何をしたいのかよくわからない

やりたいことが見つからない

という学生や不登校、ニート、引きこもりの若者は多くいるといわれています


社会に出る前に、自分の身の振り方を考えたり、自分は何をしてお金を得るのかという発想や意欲に乏しいように思うのです


と、すると、近年子育てはお金や時間をかけたにも関わらず、「自立」に向かってなされていないということがいえます

大学生が未熟なのか?

わたしは、ずっとさかのぼってやはり
乳幼児期からの関わりが鍵を握ると考えます

こども一人ひとりの特性に配慮した環境、サポートが必要です

さらに、学問を学ぶ時期には、なおさら重要になってきます


いつまでも日本に小学校ができたときの画一的な授業では、合わない子もいるのです

こどもにはだれにも学ぶ権利がありますから、だれ一人、授業がわからなくて「落ちこぼれ」るようなことはあってはならないはずです



われわれの生活に「日本製」はどれほどあるでしょうか?



質の良い外国製の商品、安価で大量生産されるこれまた外国製品に押され、かつての「モノづくり日本」は元気なく感じます
(ちなみにわが家は、iPhone、パソコン、掃除機などかなりのモノが外国製です)

日本の未来を背負ったこどもたちが、
自立できなければ国は衰退します


多くのこどもが自立できるよう
大きなことはできませんが、お母さんができることはあります



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プロフィール

ジェリー

Author:ジェリー
自身の子育て中、夫の赴任先の熊本県で【あそびのアトリエリボンクラブ】に出会う。赤ちゃんの発達やあそびの重要性と赤ちゃんとモノ・ヒトの関わりに興味を持つ。【あそびの心理研究所】所属。あそびのアトリエ開設講座を受講。赤ちゃん学会会員。
2013年大阪池田ルームを開設。2019年大阪枚方市に場所を移し、ひらかたルームに名称変更。22歳・19歳・13歳の子どもの母。

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