あそびのアトリエ リボンクラブ大阪池田ルーム(旧ママりす日記)





学び合えるしくみ :: 2013/09/21(Sat)

夏休みに まっくすと国立国際美術館に行ったことは、以前ブログで紹介しました
まっくすの夏休み ~2~



美術館というと、マナーよく、静かに見なければいけない(あたりまえですが)ため、
小さな子どもやガサガサする男の子のいる家庭で、お出かけ先に選ぶことは敬遠されるのではないかとおもいます


しかし、展示される内容によっては
小さい子でも楽しめるものもありますし、


「鑑賞する」というより、「こんなふうにして作られているんだ」とその工程から
興味をもてるようなアプローチの仕方もあると感じています


こどもの学ぶ環境から
描画や造形、美しい作品を見たり、聞いたりする機会が失われると、

年齢が上がるにつれ、芸術分野からますます関心が離れていきます


それは、「主要五教科」ということばが存在するようになったこと、受験制度がもたらした結果かもしれません


日本では、どこか芸術分野を軽んじる傾向があるようで、


塾に通う小学生は、家庭科の時間に塾の宿題をしたり、

中学生になると「受験に関係ないから」と美術の時間にこれまた塾の宿題をこなすようでした

高校でも、大学に進学することに重きを置くようで、一人ひとりの適性に合わせた進路の相談には
応じてくれないと感じています


見聞を広め、多くのことを感じ、自身と向き合う時期に、


「受験に必要ないから」という理由で、その領域を遮断してしまうのは、
あまりにも残念なことだと思います


なぜなら、そこに計り知れない人間の内なる世界が表現され、ときに心を揺さぶる出会いとなるのですから


そんな社会にしてしまったのは、大人ですが・・


しかし、嘆いていても仕方ありません
美術館も頑張っています!


国立国際美術館では、「こどもびじゅつあー」なるものがあり、


美術館スタッフがコレクション作品の前で、じっくりと楽しく鑑賞のポイントや解説をしてくれたり、
作品に関連したワークショップを開催しています


先日行ったのは、タペスリーを織って、その後、実際にその要領で作られた作品を鑑賞するというもの


鑑賞のときに、サポートしてくれる資料は、ペラペラの紙ではない上質な紙でできていて
見やすく、めくりやすいサイズになっています


課題を持って鑑賞するのですが、「あなたならどう思う?」の欄に、自分の考えを書いて提出してきました



すると、なんと後日


このワークショップに参加した全員分の考えを綴じて郵送されてくるのです!





送られてきたものを読んでみると、
なかなか面白いことを思いつくものだとニヤリとしたり、

あ~なるほど、高学年にもなると
そんなことも考えるのかと、わたしが思いもしなかったことが書いてありました

そこに居合わせなかったけど、
同じ目的で参加した仲間の気持ちに触れ「学び合う」しくみになっているのです


終わったら、やりっぱなしではないところに頭が下がります





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