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おとなの先をいくのは

前回の記事で、
次回は「見る」の理解について記しますとしていましたが、先にこちらの記事から。

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この日は、わたしから☆ちゃん(5歳0ヶ月)にぜひ聞いてもらいたいメッセージがありました。


部屋に入ると、ゲームを選びはじめる☆ちゃん。


そこで、ゲームをすることは了承し、そのあとわたしのお話しを聞いてもらうよう約束をしました。


気に入って家でもしているという「ねことねずみの大レース」をしたり、今回初めて選んできたチーズ釣りのゲームを楽しみました。

☆ちゃんは、この頃
順番を待ったり、簡単なルールを理解し守ることができるようになり、
こうしたゲームが楽しめるようになってきたようです。

ゲームが終わり、一旦その場を離れましたが、「ゲームが終わったら、ジェリーさんのお話しを聞く約束だったよね?」と言うと、再びわたしの向かいに座ってくれました。


この日のリボンクラブは、翌日のおさんぽ会に向けて心の準備ができるよう近所の公園へ出かけることを計画していました。


☆ちゃんに楽しいイメージが伝わるよう公園にあるものやいる動物を話すと、行くことに賛成してくれました。


☆ちゃん親子とは1年以上のお付き合いがありますが、戸外で時間を共有するのは初めてです。

公園までの道すがら、どんぐりを拾いながら歩きました。



パンの耳を持参し、小さくちぎって投げ入れます。

水しぶきをあげながら、バチャバチャとパンに群がる様子に喜びます。

亀や鴨もやって来て、☆ちゃんは亀に食べてほしいと思いエサをやるのですが、ゆっくり亀さんが食べる前に一瞬にして横から鴨が食べてしまいます。
何度やってもこうなってしまうので、
これに☆ちゃんは怒ります。

「もう!亀さんに食べてほしいのに~!」という感じでしょうか。

エサやりを終え、小学生が遊んでいる遊具のある方へ行ってみました。


小学生はパワーやスピードがあるのでその動きに圧倒されてしまいますが、様子をみて
「滑り台しようっと」と言って、自ら遊具に興味を示して動くことができます。

☆ちゃん独自の漕ぎ方でブランコを漕いだり、立ち漕ぎも見せてくれました。

その後何をしようかな?という雰囲気になったので、棒で地面に丸を描いてケンケンパをしてみせました。
これに☆ちゃんも続きます。

ふと我に返り、
いまどきこんなあそびをする子いるかな?
私たちがこどもの頃は地面に絵を描いてよくあそんだものです。


大きな家を描いて入ってみたり、
長~い線路を描いてみよう!となりました。

☆ちゃんの描いた線路から少し離して、わたしも線路を描いてみました。

了承を得ず、勝手に☆ちゃんの線路にくっつけることがはばかられたわけですが、

☆ちゃんがくっつけていましたから、
☆ちゃんがわたしに対して信頼を寄せていることを知ることができました。

ライフスキル研究所の
『お絵かきが好きになる本 らくがきのススメ』によると、

信頼関係を強める共同制作として
大人の描いた線に交わるように線を引くのは勇気のいる行為で、積極性を養うとともに、形を変えたスキンシップにつながります。

と、あります。







この日は、もう一つ私から伝えたいことがありました。

それは部屋に戻ったら聞くと約束してくれたので、
約束通り、部屋ではなしを切り出しました。
これまでの☆ちゃんからすると、かなり試練を伴う内容となることはわかっていましたから、丁寧に言葉を選び、慎重に語りました。
わたしの気持ちを、願いを一人の人間に対して敬意を持って話しました。

☆ちゃんはわたしに向き、静かに聞いていました。その様子から、十分に人の感情や自分に寄せている期待を感じ取ることができるとともに、こどもとは思えない、まるで大人を相手にしているかのような冷静さを持ち、尊敬と信頼の念を感じました。


☆ちゃんの返答はわたしの期待とは違いましたが、彼女の出した答えを大切にしたい気持ちと十分な手応えを得ることができました。

☆ちゃんは、わたしが思っている以上の先にいるのかもしれないとドキッとした瞬間でもありました。




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プロフィール

ジェリー

Author:ジェリー
自身の子育て中、夫の赴任先の熊本県で【あそびのアトリエリボンクラブ】に出会う。赤ちゃんの発達やあそびの重要性と赤ちゃんとモノ・ヒトの関わりに興味を持つ。【あそびの心理研究所】所属。あそびのアトリエ開設講座を受講。赤ちゃん学会会員。
2013年大阪池田ルームを開設。2019年大阪枚方市に場所を移し、ひらかたルームに名称変更。22歳・19歳・13歳の子どもの母。

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