あそびのアトリエ リボンクラブ大阪池田ルーム(旧ママりす日記)





公平・平等じゃなくてもいい! :: 2013/11/01(Fri)

こどもの特性は千差万別で、
同じ月齢・年齢でも差はあるし、
同じ母親から生まれてきた兄弟姉妹でも実にバラバラな個性を見せます。

生まれつき手のかからないお母さんにとっては楽チンな子もいれば、
目が離せないで注意が必要な子、
運動面では一見発達しているように見える子もいれば、ゆっくりな子、
ことばの理解が早い子、遅れている子
社会にうまく適応し安心している子
適応するのが難しく常に不安な子、
独立心が強い子、依存心が強い子

などなど全く違う一人の人間なのですね。


では、そんな一人ひとり違うこどもと信頼関係を築くには、大人はどのように接したらよいのでしょうか?


子どもたちに公平・平等であること?

いつも正しい振る舞いをすること?

世間体にかなっていること?

世の中の常識を教えること?


わたしはどれも間違っているとは思いませんが、
それよりもさらに注意したいことがあります。


自分の内側を比較的簡単にさらけ出せる子は温かいまなざしがあれば、自分から吐露してくるので心配ないのですが、


内側の感情を整理して表に出すのが苦手な子、あるいは時間がかかる子、聞いてもらうための雰囲気が必要な子もいます。
普段はことばで表さないため大人側も特別な心配をしないので気づきにくいのです。

ましては、知的な遅れはなく、聞き分けがよかったり、物事の理解が良かったりすると「しっかり者」と思われ、あまり心配されないものです。


しかし、人間は他者とコミュニケーションを図りながら円滑に人間関係を築いていきたいと願い、共感を求める生き物ですから、

少なくとも自分に近い人に、自分のことを知ってもらいたいし、理解して欲しいし、共感して欲しいと思っています。


これは、大人でもこどもでもそうだと思います。


一人ひとり違う人間なのだから、
AさんにもBさんにも全く同じアドバイスが有効かといえば、いくら正論であってもそれは違うだろうし、


スポーツ選手だって、個人の特性によって強化するメニューは違うでしょう。

公平である必要はないのです。

他と同じでなくてよいのです。


その子にはその子の、

独立心の強い子には、
温かいまなざしがあればいい。


依存心が強い子には、
もっと積極的な対応が必要でしょう。
その子のための二人の時間を持つことや、話しやすい雰囲気を作ること。

それがやがて自信に満ちた揺るぎない内面を形成していくことへのサポートになるのではないかと思います。



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おはようございます。

公平、平等というなぜか<そうであらねばならない>感覚につきまとわれます。また所謂「進歩的」と思われている方、また思われようとしている方がよく使う言葉のような気がします。

ジェリーさんがおっしゃるように、ある物差しでみたら、人はいろいろ「異なって」いるのです。それらの「異なり」になんらかの価値観、優劣感をつけたがるのが、また人間社会(特に近現代の時代に顕著になったと思います)ですね。そして「同じ」という架空の「思い」をもって安心したがるように思います。人類全体が「同じ」でななく、様々なグループ化して、それぞれのの「グループ」内では「安心」、他の「グループ」間では価値観や優劣感がつきまとう。

一時的な価値観や優劣感から離れて、人や社会を見つめたいものです。
  1. 2013/11/04(Mon) 09:42:14 |
  2. URL |
  3. m.k.masa #-
  4. [ 編集 ]


m.k.masa様

「公平・平等である」ということは、場合によっては
個人の特性は考慮されない、あるいは無視される、
あなたにだけ特別扱いはできませんよ、というむしろ
冷酷な扱いにつながるのだということを
覚えておく必要がありますね。
  1. 2013/11/04(Mon) 21:53:52 |
  2. URL |
  3. ジェリー #-
  4. [ 編集 ]

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