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できたことを認めよう!

ホッケーゲームやバネの力を利用したボーリングゲームは☆くん(4歳11ヶ月)のお気に入り。

スピード感や激しいピンアクションに内面が解放されるのでしょう。

解放とともに、ルールや技術を習得できるおもちゃです。

幼児期のおもちゃはシンプルで、ものの動く仕組みが見えるものがよく、このおもちゃは科学の芽を育てます。

いろいろなおもちゃを出して、探索した後、集中していたのは、ビルダーシステム


☆くんは作りたいものを決め、説明書を見ながら作り始めました。

穴の数を数えて必要なパーツを選び、
平面の設計図を元に立体にしていきます。

工具を使って穴からビスを抜くときに、
上手く扱えるよう観察したり、どれくらいの力が必要なのかを何度も挑戦していました。

その様子が歯医者さんが歯を抜くときの仕草に似ていたので、ビスが抜けた時
「痛っ!」とほっぺを押さえてみました。

そのことが☆くんに大ウケ!

☆くんの行為と大人が痛がる反応を関連させたこのやり取りが面白かったのでしょう。

おかげで何本も歯を抜かれてしまいました!(笑)

途中で上手くビスが止めれない箇所があり、何度かチャレンジするも止めれませんでした。そのうち☆くんの表情が曇るのがわかりました。この間10分くらい集中していたでしょうか。

「ジェリーさんやって」と言ったので、代わりにその部分を手伝いました。

その間☆くんは、別のおもちゃで遊びはじめました。

「☆くん、できたよ。」

と声をかけましたが、聞こえないかのように別のおもちゃであそび続けました。

こちらの方が楽しくなっちゃった?

と、その様子を見守りました。


すると、そのおもちゃでひと段落終えて辺りを見回し、

「あっ!この続きをしよう~♪」


と言って、自ら制作を再開しました。


おそらく、「やって!」と言われたとき、「最後まで自分でやりなさい。」と言ったり、

途中で他のおもちゃに注意がそれたとき、「それはダメ!今、これであそんでるでしょう」と


完成させることに目標を定めて、こどもに命令したり、禁止すると、

☆くんが再び制作に向かうことはなかっただろうと思うのです。


途中息抜きをしながも、再び挑戦したい気持ちになったのは、

☆くんの気持ちの流れに沿ってそれを丸ごと許され、認められたことが、

次なる意欲に結びついたのでしょう。


もし、許されなかったり、「集中力がないね」と言ってしまったら、

もう二度とこのおもちゃではあそばなくなるかもしれません。

こどものしていることを大人がどう受け止めるかによって、

自信を失うのか

困難にぶつかっても向き合うことができるのか

真逆の結果を生むことを知っておく必要があります。

結局、この制作は完成できずギブアップとなりましたが、☆くんのありのままを認めることで少しずつ頑張れる時間も長くなっていくことでしょう。

できなかったことは見ず、
できたことをめざとく見つける方が
のびしろが大きいのです。


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プロフィール

ジェリー

Author:ジェリー
自身の子育て中、夫の赴任先の熊本県で【あそびのアトリエリボンクラブ】に出会う。赤ちゃんの発達やあそびの重要性と赤ちゃんとモノ・ヒトの関わりに興味を持つ。【あそびの心理研究所】所属。あそびのアトリエ開設講座を受講。赤ちゃん学会会員。
2013年大阪池田ルームを開設。2019年大阪枚方市に場所を移し、ひらかたルームに名称変更。22歳・19歳・13歳の子どもの母。

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