あそびのアトリエ リボンクラブ大阪池田ルーム(旧ママりす日記)





ファンタジーの世界へ、いざ出航! :: 2013/12/02(Mon)

「今日はなにしようか!」の呼びかけに、◻︎くん(5歳5ヶ月)が選んだのは海賊の宝当てゲームでした。
記憶力が試されます。


年齢が上がってくると、運で勝敗が決まるものより、こういった記憶力や戦略を伴うゲームが楽しめるようになります。


ゲーム後、海賊の宝カードを全部集めてお母さんに見せにいく様子がありました。


◻︎くんに
「他の海賊にその宝をとられんよう宝箱に隠して、◻︎くんの乗れるような海賊船つくらへん?」と誘いました。

わたしが積み木で船首の方を、◻︎くんが船尾の方を相談せずとも自然に担い、海賊船ができました。

船内にお宝をしっかりガードし、長い筒に布を縛り帆に見立てます。

船長の椅子もあります。

「お腹すいたらどうする?」と聞くと、
大量の食料を運び入れました。

それを機に、薬や相棒(人形)も船に乗せていきます。

これで安心して船の旅に出られるね!


「あ!船長の帽子があるといいよね。ほら、こんなやつ。作ってみよっか!」と言って、
海賊が被っている帽子を指しました。

作ろう作ろうと言ってくれましたが、
わたしは全くのノープラン!

黒い画用紙もないし、平面の紙から帽子にするにはとんがり帽子くらいしか思いつきません。

「どうやって作ろうか?」と相談すると、

「わかった!白い画用紙に絵の具で色塗ったらイイやん!」と、◻︎くん。


実は、この日の午前中のリボンクラブで使った絵の具をあえてそのまま机に出しておいたのです。

◻︎くんは、これまでに何度か描画あそびに誘うも絶対に乗ってきませんでした。

そんな◻︎くんのアイデアに面食らうとともに「よしよし」と思いました。

いざ画用紙を目の前にすると、
「ぼく、描けない・・」と言いました。
「大丈夫!」と静かに励ますと、6つのビンに入った全ての色を6本の筆で混ぜ合わせ、
それまでの殻を破るかのように筆を走らせました。

リボンクラブに入会して約半年。◻︎くんの初めての描画活動でした。

さて、これからどのようにしてキャプテン帽子にするのかと思いを巡らせていると、

描き終えた◻︎くんは、乾く間もなく間髪入れずハサミを取り出し大きく丸く切りました。その早いこと!

◻︎くんには頭の中に完成図があったのです。

切り終えると、左右両端に穴を開けてゴムをつけるのだと◻︎くんの案を話してくれました。

なるほど!

◻︎くんのアイデアに従って輪ゴムを結びました。1本では耳に届かなかったためもう1本ずつつなげました。
つなげ方はよく見てもらうと自分でもできるようになりました。



そうしてキャプテン帽ができ、海賊に近づいたところで、◻︎くんが「眼帯もいる!」ということになり、
再び先ほどの画用紙から目が隠れるくらいの大きさを切り出し、輪ゴムを付けました。





眼帯に輪ゴムを付けるとき、◻︎くんが左右に同じ数の輪ゴムを取り付けました。

私たちは片目を隠すなら、左右同じ長さにしませんよね。

◻︎くんは輪ゴムを耳にかけるも、真ん中に眼帯がきてしまう問題にぶつかりました。
鼻あたりに眼帯がきては邪魔です。

なんだか不快そうな◻︎くんに、
「鼻のとこにくるね。どうしたらいいかな?」と尋ねると、

少しして、
「こっちの(右側を指して)ゴム1本減らす~」と言いました!

そうね!と認め、右側を1本外し、問題を解決しました。



このような経験を重ねて自分の体の身体地図を広げ、確かなものにしていくのでしょう。

ファンタジーの世界に容易に入り込むことができるのは幼児の特権です。
(もちろん現実の世界へ帰ってくる必要がありますが。)

◻︎くんがこれまで苦手意識を持っていた描画に果敢に挑戦できたのは、「強くてかっこいい海賊」が◻︎くんを後押ししたのかもしれません。

場の設定はわたしがしましたが、ファンタジーの世界で◻︎くんが主体的にあそんだのです。

ファンタジーの世界から帰ってくるとき、主人公は必ず成長しているといいます。

これまで進んで選ぶことのなかった積み木にもよく挑戦するようになりました。

◻︎くんの中で少しずつあそびの世界が豊かになっていくのを感じます。

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