あそびのアトリエ リボンクラブ大阪池田ルーム(旧ママりす日記)





姿勢の保持や運動は学習とどう関係するか② :: 2013/12/17(Tue)

森田先生は、「気になる座り方」として
① 浅座り
②足を大きく広げる(支える)
③片座り(おしり半分だけ)
④座面に片足を立てる
⑤あぐら座り
⑥足を背もたれにかける
⑦椅子をユラユラ揺らす
⑧上体を前かがみにする(机で身体を支える)
⑨上体が利き腕側、または反対側に寄りかかる

挙げています。

なるほど。今までなら、椅子に座る姿勢が悪い状態をみたら「お行儀が悪いよ」となりそうですが、バランスがとりにくい、前庭感覚・固有感覚の統合が上手くいってないのだなとは思いませんでしたから、こどもの困り感への気付きとなりますね。

また、リズムがとりにくい(音韻分析が困難)こどもは促音の位置がわかりにくいという困り感があり、その場合の訓練に、

重めの角材を叩いて音を出すという固有感覚を使って覚えることやケンケンパあそび、

就学前であれば、1~100まで数唱したり、ときには18~50までとしたり(意外と難しいようです)、50から減らしていくように数えたりすることは、数の概念を育てるのによいそうです。

3. 空間の位置関係と感覚運動

向かい合った相手の左右がわかりにくいのだそうです。

「同じようにしてね」と言って、右手で右眼を押さえる左手で左肩を触るなどして見せると、

鏡像の模倣運動となったり、

あるいは左右同様の運動はできても、
右手で左眼を押さえる、左手で右肩に触れるなど交差した運動の模倣は出来ないといったことがあるようです。

右・左・真ん中の3点で眼球運動をを止められない。

動きの大きい子は、小さい動きが難しく、
例えばリコーダーを吹くときは両手が同時に動いてしまいとても楽譜通りには吹けないということが生じます。

線の模写をさせると縦横は比較的書けるけど、斜め線が上手く構成できないといったことが見られます。

空間知覚が困難な児童の人物画は身体イメージが乏しいようです。


4. ADHDの読み書き

人物画では、身体を構造として捉えることが苦手で体を一筆で描いたり、

連絡帳は、強すぎる筆圧と罫線内に字を収めるのが困難。

間違いを正すことはこどもの自尊心をひどく傷付けることになり、
こどもは力いっぱい消す→紙が破れてますます傷つく
という悪循環がうまれるといいます。


このような困り感は、
部分を止めて、部分を可動な状態のあそび、例えば、おしりは動かさずに足を動かす、または、お腹は動かさずに身体を移動可能にするあそびや、

静から動へ(動から静へ)動きのメリハリあそびをすることがよく、

ADHDの子は静から動への合図の笛を先生が口に加えた時点で動き出してしまう傾向があるので、1,2,3,4くらい「待つ」ことをじゅうぶんさせることが大切と言っておられました。

「だるまさんが転んだ」あそびは今の子はしないのかもしれませんね。



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