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幼児期後期の課題

○くん(5歳8ヶ月)、☆くん(3歳10ヶ月)

☆くんは、真っ先にプリズモこまの作成にかかります。
「黒」はお母さんに勧めています。
☆くんは黒は使わないと決めているのでしょう。
ただパーツを入れていくのではなく、先に「クロはつかわない」イメージがあって作成に向かっていることがわかりますね。

○くんがゲームを出してきました。

『海賊の宝探し』ゲームは、男の子の憧れのようです。
記憶力と戦略を必要とします。

ゲームが終わると、この宝を隠して
海賊ごっこへと移りました。

○くんが、ままごとスペースの狭い空間を船に見立て、☆くんが乗り込みました。

「ジェリーさんも、乗って~!」と言われ乗船しましたが、狭いスペースに3人ともなるとすし詰め状態!

大人はこのような状態を進んで行いませんよね。


こどもは狭いところに入って、視覚・触覚から自身の身体と容積の関係を体得しているのだそうです。

食べ物や金目な物?をつぎつぎ船内に積み、ロープで区切っていざ出航~!

「この船はどちらに向かうのでしょうか~?」の質問に、

何かひらめいた○くん。

「あっ、紙とえんぴつ貸して~!」

「海図」でしょうか。
折紙1枚では収まらず、2枚に渡り壮大な航海となるようです。


2枚の折紙を重ならないよう注意を払いながら、裏面からテープで上手く貼り合わせています。さすが!5歳児さん。

ひらがなを習得していることもわかりますね。
(長音の位置はむずかしいですし、鏡文字が見られますが、そのうち身につけるので教えなくてよいと思います。)


○くんのあそびが、90分間なだらかなストーリーに沿って展開されるようになりました。
仲間に協力を求めたり、自らのアイデアであそびにイキイキとした創造性をもたらすなど関連性が見られます。

月年齢では、幼児期後期の「メタ認知」のステージに立っています。
メタ認知とは、ジブンの認知活動をモニタリングし、その結果をジブンで評価し、よいよい認知の選択を可能にしていく働き、自己を自覚すること。

(あそびの心理研究所資料より)

つまりジブンでジブンを見るチカラのこと。

幼児期後期の課題は、
協調性・注意力・手はずを整える力・新しい状況に適応する力・友達からの受け入れ・責任感・課題を理解し処理する能力・心遣いなど社会的認知の獲得です。


(白百合女子学院 『幼児期のパーソナリティと社会性』、あそびの心理研究所資料より)


こどもが日常生活やあそびによって、上記の能力を身につけていけるようサポートしたいものです。


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コメント

No.Title

<○くんのあそびが、90分間なだらかなストーリーに沿って展開されるようになりました。・・・>

時間割などで機械的に区切ることが、子どもの活動を「阻害」していることがよくわかりますね。

「海図」を描いたり、字を書いたり、習得しつつあることをこのような<あそび>のなかでなかで行っていることが真の習得になっていくのでしょうね。

「ごっこあそび」にはいろいろな要素が含まれていますね。

m.k.masaさま


コメントありがとうございます☻

こどもが自由に主体的に過ごせるための
「時間」「空間」「仲間」を保障すること。
世の中が変わろうとも、こどもの自然発生的概念
まで壊してはいけませんよね。
そこがわたしの役目だと思っています。

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プロフィール

ジェリー

Author:ジェリー
自身の子育て中、夫の赴任先の熊本県で【あそびのアトリエリボンクラブ】に出会う。赤ちゃんの発達やあそびの重要性と赤ちゃんとモノ・ヒトの関わりに興味を持つ。【あそびの心理研究所】所属。あそびのアトリエ開設講座を受講。赤ちゃん学会会員。
2013年大阪池田ルームを開設。2019年大阪枚方市に場所を移し、ひらかたルームに名称変更。22歳・19歳・13歳の子どもの母。

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