あそびのアトリエ リボンクラブ大阪池田ルーム(旧ママりす日記)





「安心」を糧に広がるあそびの世界 :: 2014/01/22(Wed)

この日◯くん(5歳0ヶ月)出してきたのは、テディメモリー。さまざまな格好をしたクマのクマ型のカードで、神経衰弱をしました。


このゲームで◯くんが関心があるのは、
いかに多くの枚数を獲得するのか。


では、ありませんでした。


自分のお気に入りの絵柄を獲得することにあるようでした。

お気に入りのクマをいかに獲得するのか知恵を巡らせ、忘れないよう何気に手を置いたり、少しだけめくって絵柄を確認したりしていました。

気に入らないクマを偶然にも引き当てたら、「ジェリーさんあげる~」と言ってわたしの方へ差し出します。

◯くんの好きな絵柄は、「かわいい」や「色鮮やか」なもので、キライなのは「怒った顔」や「かわいくない」もので区別しているようです。


少々のズルにも目をつぶります。

「二枚一組」で数えることもでき、
◯くんが勝ちました。

わたしは数唱できる子らには、手や目を使って具体物を操作する経験が必要だと考えているので、ゲームをしたあとはこどもの様子を伺いながら、
使ったコマやチップ、おはじきなどを用いて並べたり揃えたり比べたり見えているものを言語化する時間を作っています。といっても質問攻めにして相手に苦痛を与えるものであったり、試してプレッシャーをかける時間ではありません。

「こちらとこちらではどちらが多いの?」とか、

「何対何でだれが勝ったの?」とか、

「◯くんは、ジェリーさんより何個多いの?」

あるいはその逆で、
「ジェリーさんは、◯くんより何個少ないの?」

「多い」の反対語が「少ない」である言葉を使ったり、「◯ちゃんは、ジェリーさんより・・」と比較を表す言葉を使って数概念のイメージを広げるお手伝いをしています。

こういった問題は小学1年生の算数の文章題に出てきますが、問題文を読んで数をどう操作するのかイメージできない子がいます。足し算なのか引き算なのかわからなくなるのです。

幼児期は数を書けなくていいし、数式ももちろん必要ありません。これは学童期に身につける概念ですから。
わたしが大切にしているのは、先取りをすることにあるのではなく、頭の中でイメージできるか?にあります。

そのために数を操作する経験が必要なのです。そんな機会はワークをすることではなく、あそびのなかやお料理など日常生活のなかにふんだんにあります。





◯くんには、じぶんのお気に入りを集めた空間を作りたい願望があります。

リボンクラブでも毎回じぶんのアンテナに引っかかるものは「小さなじぶんの部屋」に運び、誰にも触って欲しくないようです。



そのために必要のないものは出して、
じぶんの「すき」なものを集めておきます。

かといってリボンクラブの間ずっとそこで過ごすわけでもありません。

きっとそのようにして「安心」とか「じぶんを守る」ことをしているのだと思います。

「移行空間」であり、幼児期に必要な「もう一つのじぶんの世界」なのでしょう。支えにして成長しているのでしょうから、そのようにしてあげたいですね。


入院している人に「お見舞い」の準備をしています。


釘打ちでは、本物の金槌を使いました。
注意して扱えます。


右手→ 金槌は短く持つと狙いが定まりやすいです。

左手→ 何か生じたときすぐに対処できるよう「準備の手」となっています。
決してダランと落としているのではありません。
両手の役目を果たしています。

幼児は、獲得した能力を全て用いて真剣にあそぶのです。


逆に言えば、あそびの質が低いと能力を使わないし、育たないといえます。

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