あそびのアトリエ リボンクラブ大阪池田ルーム(旧ママりす日記)





よくあそびます! :: 2014/02/12(Wed)

○くん2歳5ヶ月。

部屋に入ると、家にもあるという積み木を出し、お母さんに対面するように座りました。わたしとあそぶまでに気持ちを調整しているのでしょうか。
同じ色の四角を合わせ、さらにその上に同色の三角を置きます。
「おうち~」と命名し、これを何色も構成しました。二次元形成の表現です。
わたしも、同じように「おうち」を作ります。

さらに円柱を転がし、「おうちを壊す」ことをして「終わり」を迎えました。

その頃には、お母さんから離れ、わたしとあそぶことを受け入れた様子でおままごとコーナーへ。


○くんに初めてOHPを出してみました。
鏡を起こすと、光が壁に映し出されるのを新奇の表情で見つめていました。

OHPの板に光りを通すシートを置いてみました。
○くんは、始めはシートを見ていましたが、視線をスクリーンに移し、大きく映し出されたシートを発見しました。

左手でアーチ型を手に取り、右手に持ち替えて置きます。
二つを合わせて得意の丸を作り、中に丸型を入れていきます。


お気に入りの「きりん」も置いた後、視線は後方スクリーンへ。
「置いたもの」が「映し出されたもの」と関係していると理解しているようです。



○くん、にっこり笑顔。



いつもは人を相手に投げるボールですが、影に向かって投げました。
ボールは返ってきません。

このようにして「影の実体」を知るのでしょうか。


触れることは知ること。見ることは分かること。そんな瞬間を見せてくれます。


○くんのブームは、移し替えること。

お玉を渡すと、道具の用途がわかり、さまざまな容器にビーズを入れては移し替えることを繰り返し行います。

カゴには底の方にしか入っていませんでしたが、湯呑みに移し替えると溢れ出します。

お母さんによると、○くんはお風呂でもさまざまな容器を使ってお湯を移し替えることに没頭しているようです。

このときも、熱心に10分以上行っていました。
このようにして「量の保存の概念」を学んでいるのですね。


「お盆」を渡すと、その上に料理を載せお母さんに運ぶことができます。

「こぼさんよう気をつけてね」の声には、
腰を落とし慎重に運び、身体を気持ちとくっつけて動かせます。



机に置かれたキーナーロット。木製で厚みがあるため、小さな手にも馴染み持ちやすいのと、美しい色彩・デザインが特徴です。
さて、○くんはどうするでしょう。


「おんなじ」を見つけ、その上に重ねていきました。

枠はないため、置いても動いてしまいます。○くんはピッタリ合うように置かないと許せないようで微調整に余念がありません。


完成の表情です。
満足げで達成感に満たされています。

カラのペットボトルを見つけ、わたしに何かを訴えます。きっと、お絵描きしたい!のサインでしょうが、先回りしません。

「どうするの?」

何やら声を発しながら、棚の上の絵具に視線を移し、両手を挙げて「抱っこして」サインを出します。

抱っこして棚の前に近づくと絵具を指差しました。

「絵の具するの?」

「うん!」とうなづく○くん。

自分の気持ちを伝えることに成功すると満たされて描画活動を楽しみます。

絵の具を混ぜたビンを置くと、
「チガウ、コッチニオクノ!」と言わんばかりに○くんが置き直します。
○くんの自我が拡大しているのがよくわかります。

色が混ざり合う部分を指差し、「にじ~」と言います。


語彙も少しづつ増えてきました。
話し言葉を獲得し、自我が拡大する時期ですので、これまでお母さんが思うようにしていたことも、これからは
「チガウ!コウスルノ!」という場面が増え、お母さんが手を焼くことに遭遇することが増えてくるでしょう。

この時期のこどもは自我の拡大から充実へ向け質的に異なった展開をし始めますので、そのことを知り接していくことができれば安心して過ごせます。


(参照:『子どもの発達と診断 3』著:田中昌人/杉恵)


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