あそびのアトリエ リボンクラブ大阪池田ルーム(旧ママりす日記)





取材 :: 2014/02/25(Tue)


地域の子育て情報誌が創刊されるにあたり、取材がありました。


体験に3歳の女の子ともうじき1歳になる男の子の姉弟も一緒でした。


お姉ちゃんは、部屋に入るなり転がるおもちゃに駆け寄りチ~ン♪の音に安心を得ていました。

わたしとの間にまだ信頼関係はないので大人の注目にはドキドキしてどうしてよいのかわからなくなります。

こんなときは、安心できる空間であり、安心できる大人だというメッセージを伝えるためかまおうとせず、

あえて一定の距離感を保ちます。


一方、弟ちゃんの方は目に飛び込んでくる情報に興味を持って近づき、手に取ると、そのおもちゃの情報を知るため口へ運びます。

物との距離感・力加減を調整する時期にはないのでなぎ倒していきますが、

「見える」「関心がある」という表れなので、誤飲などの事故につながる恐れのあるものは注意が必要ですが、

なるべく「ダメ!」と言わないでいいようにしたいものです。


積み木を渡してみると、「手に取り」「口へ運ぶ」「打ち合わせる」の行為が見られました。

興味があるものに対してハイハイして移動もできます。その早いこと!

グロッケンのバチを叩いて見せてから渡すと、一旦舐めますが、バチを「叩く道具」として使います。
しかし持ち手と叩く側の区別はありません。

このような段階を十分経験して、おもちゃを用途に従って使用するようになっていきます。


その頃には、お姉ちゃんもずいぶん安心感を得たようでわたしとの距離も少しずつ近くなりました。

お花のモチーフのつなげるおもちゃに興味を示し、どうつなぐのか? どうやったら外れるのか試す様子がありました。

「よく見ててね」とだけ言い、目の前でやって見せると何度かやるうちに一人でできるようになりました。

弟に近づいて欲しくない自分のお気に入りの空間は守ろうと努力し、
自分自身で成長しようとしている姿を見ることができました。

こどもたちの内側には、自ら成長するプログラムを持って生まれてきています。


リボンクラブで過ごすこども達を観察していると、そんなふうに教えてくれます。


リボンクラブには構造化されたプログラムはありません。

こどもが10人いれば10通りの育ちがあり、あそびの提案もサポートの仕方も異なります。


というわけで、われわれスタッフにもマニュアルはありません。

教室を運営していく上でマニュアルがあれば楽ですよね。

こどもの精神や運動や知力を考慮に入れることなく、大人の決めたプログラムにこどもをのせることは簡単です。

今日のような取材にも、わたしのように
たくさん言葉を紡がなくてもスッキリ簡潔に伝えられるだろうになぁ~と思います(それは、マニュアルがないためでなくわたしの語彙の乏しさが原因かと笑)


しかし、それではこどもの自ら育つ力を阻害するばかりか意欲まで奪ってしまうことは近年のこども達を取り巻く問題に目を向ければ理解しやすいことでしょう。


きっと文字におこし、編集するのは大変だろうと案じられます。


今から完成が楽しみです♪







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