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ゆっくりでいい

○ちゃん(5歳4ヶ月)

「今日は何する?」の呼びかけには、

ゲームコーナーに行き、久々にコレを出してきました。↓↓↓↓


手には「心の杖」の毛布。必要とあらば、毛布から手を離して両手を使うことができます。

以前は、洗濯ばさみを扱うことに興味があるようでしたが、

今回は、ルールを取り入れてみることに。

色サイコロと指示サイコロの意味を説明すると、すぐに理解しました。

準備の段階で洗濯物を人数分 分けてくれました。
洗濯物をたくさん干したい○ちゃんは、
みんな(5枚)より、多めに用意していました。

自分の洗濯物を早く干し終えた人が「勝ち」というゲームですから、たくさん干すものがあると不利なのです。
わたしは何も言わずに始めました。

ゲームが進行するにつれ、わたしが多く干すことになり、○ちゃんも数枚干し、お母さん0枚という状況・・。

あと、少しでわたしが勝ちそう~となったとき、

○ちゃんは、静かにお母さんの洗濯物を数枚干しました。

ルール違反といえばルール違反になりますが、○ちゃんの心理は「一枚も干すことに成功してないお母さんを助けたい!」という優しい気持ちから行ったことだと思われます。

それから、自分のカゴのたくさんある洗濯物を箱にいくつか戻しました。

洗濯物がたくさんあると、早く干し終えないことに気づいた瞬間だったのでしょう。

このゲームの間に、自分が優位にはたらくためにはどうすればいいか。
一枚も干せないお母さんと気持ちを重ね、○ちゃんのとった行動は様々な思考を伴っています。

ゲームが始まる前に、「洗濯物の数、多いでしょ」とか、「ルールを越えてお母さんの洗濯物をたくさん干すのはいけないことよ」などと言ってしまえば、○ちゃんが自ら考えることを奪ったり、○ちゃんの思いやりに蓋をすることになりかねません。

「待つ」ことの大事なことといったらありませんね。


おままごとをはじめました。
毛布をそばに置き、両手で操作しています。



この日、はじめて興味を持ったケーブルカー。
興味の対象物が広がり、部屋を広く見れるようになりました。

一度も脱線することなく、ちょうどよい力加減で引くことができます。
「引く」とケーブルカーが「上り」、
「手を離す」と「下る」手の操作によって生じる状態を確認するかのように何度もやっていました。



机上での課題には難色を示し、積み木を積み上げています。
高くなると緊張が増すため、片手は毛布を引き寄せます。
自分で自分を励ましながら、一段一段積み上げることができます。

このあと、倒れてしまいましたが、
日本で一番高いビル「あべのハルカス」と名付けました!


倒れても、再び挑戦することができます。「あべのハルカス」ほど高く積むことには至らなかったけど、
赤・白に分けて下の写真のように作りました。

「あべのハルカスからみた大阪のビル」ということにしました。
これにも、満足そうな表情。

「この人を一番高いビルの屋上に置こう!」と誘うと、上の写真のように。


この後、二番高い、三番高いにも見比べながら置きました。

終わりの時間には、名残惜しさも見せますが、なんとか気持ちをたたもうとするのが見えますし、わたしとお母さんがお話しする間も他の楽しみを見つけて待てるようになりました。

○ちゃん自身に「大きくなりたい!」「成長したい」「できるようになりたい」と願い、向かっているのが感じられます。








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プロフィール

ジェリー

Author:ジェリー
自身の子育て中、夫の赴任先の熊本県で【あそびのアトリエリボンクラブ】に出会う。赤ちゃんの発達やあそびの重要性と赤ちゃんとモノ・ヒトの関わりに興味を持つ。【あそびの心理研究所】所属。あそびのアトリエ開設講座を受講。赤ちゃん学会会員。
2013年大阪池田ルームを開設。2019年大阪枚方市に場所を移し、ひらかたルームに名称変更。22歳・19歳・13歳の子どもの母。

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