あそびのアトリエ リボンクラブ大阪池田ルーム(旧ママりす日記)





高い集中力 :: 2014/03/18(Tue)



量の比較の課題に取り組んでいる○ちゃん(5歳4ヶ月)。

手には心の杖の毛布。

以前○ちゃんに毛布のどんなところがお気に入りなのかを尋ねたことがあります。

「・・におい・・」と教えてくれました。

えっ!そうなの?
てっきり、色や柄といった視覚的なことか肌に当たる感触が一番に挙げられると思っていたので見事に外れました。

それもこの部分のにおいとピンポイントで箇所を示し、わたしににおうことを勧めてくれました。

「へぇ~、そうなんや!」と○ちゃんの大切な秘密を教えてもらった気もしましたし、○ちゃんならではの感覚から得られる安心感に幼かった頃の自分が思い出されました。

大人になったわたしは、「このモノのこういうところが特に好き」というある種こだわりのような思いが薄れ、忘れていた感覚だからです。
聞いてみるものですね。


この日、○ちゃんが高い集中力を示したのはコレ↓↓↓

「織り機」

1月に取組んだままになっていた続きでした。

○ちゃんはわずか数mm単位の手先の制御に挑戦することに熱心に取組みました。


糸の種類を変えるため、切っています。


織り機は片手ではできません。
「ひ」を上下代わり番こに進める手に、
端から引く手。両手が必要です。

毛布を離せない○ちゃんのそばで見ているわたしは、動く織り機を支えようとつい手が出そうになりますが、ガマンガマン。

○ちゃん自身が問題を解決できるよう信じて見守っていると、


必要に迫られると、毛布から手を離し両手で制作します。

このあと、高い集中から一旦休憩するためお母さんのそばへ行きますが、

自分で再び制作を続けることを決めて、再開しました。

その時は、毛布はお母さんのそばへ置いてきたまま。

制作が乗ってくると、お母さんからも「移行対象=毛布」からも自ら距離を取り挑戦することができるのです。

この制作に1時間弱取り組んでいました!

この集中力に脱帽です!

途中糸がこんがらがってしまい、○ちゃんが困っているようなので修正してあげたあと、手本を見るよう促すと、

これまでその他のことでは、あんまり手本を見ているようなそぶりを示さない○ちゃんが、

熱心にわたしの手元を見ているのがわかりましたし、「うん、うん」とうなずいて聞いている様子がありました。


制作の終わりを自分で決めたあと、
部屋にあった積み木の制作を壊して自らを解放しバランスをとっていました。

これも必要!


「今日はこれをするよ」とか
「もっとやりなさい」「それはダメ」だとか○ちゃんの行動を強制したり制止することはありません。


時間じゅう、思うようにいかない葛藤とたたかう○ちゃんの胸のうちを肯定し続けました。

長い間、集中して織り機の制作に向かえたことを心からねぎらいました。

毎回そうですが、時間の前半はどこかバリアを張って緊張している○ちゃんが、時間の経過とともににっこり笑顔を見せるようになります。


たくさんおしゃべりもしてくれます。

「ウ○コ」など汚ない言葉もよく登場するようになりました。


お母さんがトイレで席を外したとき、
わたしの前でくるりと後ろ向きになった○ちゃんがわたしのひざの上に座りました。

自分から肌の接触を試みたのは初めてかもしれません。

○ちゃんには、自分を肯定してくれる大人の存在が必要で、今、○ちゃん自身が自らの殻を破って飛躍したいと願っているようです。


その○ちゃんの信頼に全力で応え、発達のサポートをしていくのが自分の役目だと身が引き締まる思いでいます。


お姫様に変身。何枚も布を重ねています。


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