あそびのアトリエ リボンクラブ大阪池田ルーム(旧ママりす日記)





まっくす1年生の描画から :: 2014/04/22(Tue)

久しぶりにわが家の第3子まっくすについて記しておこうと思います。
(ホントは春休み期間中に記事にしたかったのですが…>_<…)

今春2年生になりました。

1 年生の終わりに学校から持ち帰った作品の中から「人物」が描かれたものを集めてみました。


小学校に入学して最初の描画「自画像」。1年間中後ろの壁にクラス全員の自画像が貼ってありました。

輪郭、目・鼻・口・耳ふさわしい場所に描いています。特に目は回りを囲むようにまつ毛まで描かれています。よく観察しています。


跳び箱と自分だそうです。


全身が描かれています。
このときの顔は簡素化されています。
腕はまだ出現しておらず、手が胴体から出ています。指を5本描こうとすると、はじめは鳥の翼のようになります。

fc2blog_2012122123390156e.jpg
これは1年前の年長さんのときの画です。
全身が線(棒)で表現されていました。

このときからすると、かなり丸みを帯び人間に近づきました。

(上の画は気に入っていました。人間をあのように描くのはまっくすならではと感じられるからです。
だから、「人間はこう描くのよ」と教えることはしませんでした)



1年生の冬でしょうか。カルタ作りをしたそうです。


「腕」の出現!
5本の指もかなりスマートになってきました。
口には「舌」も見えます。
だいぶん自分の身体について客観的に見れるようになってきたのがわかります。


以上は、学校で描いたものですから、
お友だちの描いたものに影響を受けたり、先生のサポートがあったかもしれません。


下の絵は2月頃、家で描いた「ママ」です。

なんと、このとき着ていた服を忠実に再現しています。
編み目の見えるグレーのセーターに、緑色のズボン。

顔のホクロの位置(左側にあります)や、唇を上下に分けて描くなど詳細にわたり観察しています。

スキーの絵のときからしてもより細かく捉えられるようになっています。

胴体は始め顔の下に四角を付けて描き、
「いいや、四角ではない、首があるのだ」と首の存在に気づいた描き方が伝わってきます。


上のような人物画は、長女や次女は年中児のとき描いていますから、こどもは一律同じで発達していくのではなく、個人により違うものなのだということです。

この子が描けたのだから、あなたも描けるだろう。
あるいは、こんなに簡単だから描けるはずだと考えるのは、こどもにとっては実に乱暴なことなのです。

こどもの描画において大切なのは、「上手・下手」で見るのではないということ。
描く能力を早く獲得させることにあるのではなく、きちんと段階を踏ませること。

焦らず、その時期が来るのを待ってやること。

遅れることは大して問題ではなく、
段階をじゅうぶん全うすることなく急かして通り過ぎてしまうことにあります。

このことは、「描画」だけではなく、
こどもの健やかな発達全てにおいて共通していることです。

そのことをまっくすの「描画」が教えてくれています。




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  1. ̾すくすくまっくす
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マックス君の1年間の成長がよ〜くわかります。
周囲と比べたり、早さを競うのではなく
待つことの大切さを改めて教えられます。

ところでジェリーさん今年のあかちゃん学会参加しますか?
私はできるだけ参加する方向で考えています。
  1. 2014/04/23(Wed) 09:56:02 |
  2. URL |
  3. レオ #-
  4. [ 編集 ]

レオさん

そうなんですよ!
ゆっくりではあるけど、確実に進歩?していくのが
手に取るようにわかることに喜びを感じます。
お姉ちゃんたちを育てているときは、気づけなかった節目を
ただなんとなく過ごしてきてしまったことが悔やまれます。
そんなことに気づかせてくれたリボンクラブに感謝しています。
わたしがリボンクラブの一番のファンかもしれません(笑)
  1. 2014/04/23(Wed) 21:36:41 |
  2. URL |
  3. ジェリー #-
  4. [ 編集 ]

絵画の変化、特に人物表現の変化は子どもの認識、その表し方、身体機能(特に腕、手、指先など)の巧緻性の変化」などを反映しています。
頭足人の表現から胴体が現われるの表現へとは、認識面、自己中心的な視点から、自己ではない第3者的な視点への変化を示しているように思えます。
腕や手の表現の変化、棒状で腕や手のひらを示していることから、鳥の羽根のような表現への変化は、「指が5本あるのが手である」という観念の形成、と指の巧緻性の未発達(細かな作業ができない)との結果です。・・・・・
子どもの絵の表現の変化を見ていくと、様々なことが見えてきます。
そして一つ一つステップを踏んで変化していくようです。
一つ一つのステップを飛ばしていくことはないようです。
仮にそれらのステップをすっ飛ばして、年齢に不相応な表現(例えば、幼稚園児等が透視図法的な表現形式)を行ったら、「喜ばしい」ことでなく、ちょっと注意をする必要があるように思えます。
私の園で20年くらい前の園児で自動車を透視図法で描く子どもがいました。他の表現は他の子ども達と同様なことでしたが、自動車だけは別でした。
自動車が好きで、自動車の本や写真やカタログを毎日見ているとのことでした。

マックスくんの絵の変化を見せていただいて、ありがとうございます。
  1. 2014/04/25(Fri) 20:20:56 |
  2. URL |
  3. m.k.masa #-
  4. [ 編集 ]

m.k. mass先生


まっくすの絵についてコメントありがとうございます!
小さいときから描画を選ぶことが少なく、描くものもあまりに稚拙で
どうしたものか心配した時期がありました。
指先の巧緻性、脱中心化、身体概念の獲得、視覚機能の問題が関係していることで
納得しました。
今回人物画にスポットをあててみましたが、ここ一年間で飛躍的な
進化?が見てとれました。
学校では支援在籍ですし、細かなことまで言えば心配の種があるには
あるのですが、まぁまぁ大丈夫だろうと彼を信じています。

  1. 2014/04/25(Fri) 21:28:59 |
  2. URL |
  3. ジェリー #-
  4. [ 編集 ]

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