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過渡期


年長さんになった★ちゃん(5歳6ヶ月)。


合わせ絵に挑戦。片方だけに描くのを抑えきれず、左右両方に描き入れました。


開いたところ。

「何に見える?」

「ちょうちょ!」

「ほんまやね。ちょうちょに見えるね~」

偶然できた模様に意味付けすることができます。

こどもの頃、天井のシミが顔に見えてきたり、モノに目があるように見えたりして怖かった記憶があります。
そこにあるはずのないものを想像し、シミや目が自分の脅威となる存在となるのです。

この能力は高い知能を持つヒトならではの才能ではないでしょうか。


続きの織物。

糸が短くなったので新しい糸につなぐ必要がありました。
すると、ジブンで結びたい!と言いました。
何度も繰り返し挑戦し、上手く結べないのは糸が太いからだと考え、細い糸に変えて見事結ぶことに成功しました!



丁寧に丸を描き、その中に目・鼻、髪の毛を単色でリズムよく走らせます。

「顔」です。顔は並んで二つ。

それから鉛筆で、ひらがなもどきを書いていました。

「なんて書いたの?」の問いには、

「★・ち・や・ん(名前)」と教えてくれました。

画用紙の裏にも同様の絵を描いていました。

家では、頭足人も描くそうです。


★ちゃんは、これまで思い通りにならなかったり、葛藤に耐える場面に遭遇すると、その不安から怒りの感情を爆発させ、気持ちをコントロールすることに課題がありました。

ですから★ちゃんのお母さんは、先回りして手出し・口出しすることがよくありました。
そのことがさらに★ちゃんの生活経験を乏しく、自立を遅らせているようでもありました。

★ちゃん自身もその中で困っているようでしたから、
リボンクラブでは★ちゃんの不安や怒りの感情含め全てを受け入れるよう心に留めて過ごしています。


この日も何度か★ちゃんの機嫌を損ねたようで怒っていましたが、
わたしはそのことを咎めることはせず、
「イイよ」と応えていました。

すると、一旦は怒りの感情をむきだしにして自分のスペースに閉じこもりはしますが、間も無くして★ちゃんの方から
わたしの興味を引くような行動をするようになりました。

立て直す時間がうんと短くなりましたし、一人でいることより他者とコミュニケーションをとることの楽しさを十分に知り、では自分はどうしたらよいのかを考えていることがわかります。

対人関係、社会性において同年代同士ではまだ上手く受け入れられない出来事ですから、そこに大人なサポートが必要です。


少しずつお母さんから距離をとり、
「大きくなりたい!」と身体からでる願いに耳を傾けてよく見ていきたいと思います。





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プロフィール

ジェリー

Author:ジェリー
自身の子育て中、夫の赴任先の熊本県で【あそびのアトリエリボンクラブ】に出会う。赤ちゃんの発達やあそびの重要性と赤ちゃんとモノ・ヒトの関わりに興味を持つ。【あそびの心理研究所】所属。あそびのアトリエ開設講座を受講。赤ちゃん学会会員。
2013年大阪池田ルームを開設。2019年大阪枚方市に場所を移し、ひらかたルームに名称変更。22歳・19歳・13歳の子どもの母。

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