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もうほっといて!


わが家は角地にあり、洗濯物を干していると、

出会い頭に立ち話するお年寄り・・。


決して聞き耳を立てていたわけではないのですが、聞こえてきた内容は、

どうもデイサービスの情報交換。

要約すると、

お誘いがあって行ってきた先の施設の人たちが、親切で優しくとってもよい人でよかった。


でもあんなところ、1週間と居られへん。


(え~?なんで?と思うわたし)


「トイレに行きましょう」など、
ああですね、こうですね、あれしましょう、これしましょう・・・などなど、矢継ぎ早に


細やかな声かけ?があり、
イイ人たち、親切な人たちであり、人を悪く言うこともなく、ムリを強いることもない。


けども、
「ちょっとほっといて下さい。トイレも自分で行けますから」と言ったのよ。

あれでは、ボケるわ。

なぁ~んも、考えることないもん。


といった内容でした。


施設の人たちは、来てくれるお年寄りが気持ち良く過ごせるよう、おそらく精一杯がんばって手取り足取り代わりにやろうとし、孤立感を与えないため常に声かけをするよう努めているのでしょう。

しかし、そこにはお年寄りとはこんなものというひとくくりの概念があり、個人の「できること」の違いや、「生きている」実感を得るための配慮は一切考慮に入れられていないようですし、


快・不快だけの感情だけではないもっと豊かで複雑な人間の心理があること、
人間の尊厳を踏みにじられるのはイヤだということを知らないように感じられました。


私たちは、ジブン以外のこどもや若者、あるいはお年寄りなど年代の違う人々に対する「理解しよう」と努める気持ちが足りないのかもしれません。


このお年寄りの立ち話から、今の幼児の周辺もこうではないかな?と思わずにいられませんでした。



手取り足取り代わりにやっていませんか?

声かけ多すぎやしませんか?

こどもは無力で未熟な存在と思っていませんか?

お年寄りが言っていました。
「親切にされ過ぎると、ボケてまうわ。」




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コメント

小さな親切=おおきなお世話!

自分だけの視点、無批判に受け入れている「常識」に捕われていることが多くて多くて・・・

他になりきってみる、という視点がないのですね。老人になりきってみる、子どもになりきってみる、受け身になってみる・・・・

10年以上前、肢体不自由になった母を介護施設で預かってもらったのですが、施設の職員の入居者に対する言葉掛には不快感をいつももちました。
幼児に対するような言葉掛けです。長い人生を歩んで来た者に対する尊厳な持ちなど微塵もみられない言葉使い、でした。

m.k.masa先生


違和感を感じながら生きていくのはどの年代においても生きにくいものだということですね。

幼児もお年寄りも一人ひとりの能力に合わせたサポート必要であることは共通している
ことですが、

一方はだんだん手が離れ、
一方はだんだん手が必要になるという真逆の状態になります。

もう一つ共通していることは、サポートを必要とする人たちの
人権を保障すること。尊敬の念を忘れないことだと思っています。
これは、年齢のみならず障がいのある方にも通じますよね。

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プロフィール

ジェリー

Author:ジェリー
自身の子育て中、夫の赴任先の熊本県で【あそびのアトリエリボンクラブ】に出会う。赤ちゃんの発達やあそびの重要性と赤ちゃんとモノ・ヒトの関わりに興味を持つ。【あそびの心理研究所】所属。あそびのアトリエ開設講座を受講。赤ちゃん学会会員。
2013年大阪池田ルームを開設。2019年大阪枚方市に場所を移し、ひらかたルームに名称変更。22歳・19歳・13歳の子どもの母。

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