あそびのアトリエ リボンクラブ大阪池田ルーム(旧ママりす日記)





描画にみる指の発達 :: 2014/06/06(Fri)

2歳9ヶ月女児

筆を握る指は親指とその他の指4本に分かれています。「握る」かたち。


同女児。

今度は二本持ち!
右手は「握る」ではなく、親指・人差し指・中指を使った三点で支持し、直線を引いています。
左手は「握る」持ち方。
右手指の方が細かく動かせるようです。



2歳8ヶ月 男児

こちらも筆を「握って」います。


新しく上から下へ伸びる「直線」を描くようになりました。
「まっすぐ描くのだ」という意思に伴い、肩やひじを調整できるようになってきたようです。


2歳児さんの自我が拡大する様子が見えますね。


こちらは3歳10ヶ月 女児。

筆をしっかり「握り」、囲んだ内側を色を変えて塗りつぶしています。


4歳3ヶ月 男児。

右手による三点支持。
タイトルは「まんなか」だそう。

なるほど、まんなかに色を重ねた形跡があります。

身体の中心部から先端へ向けてゆっくり機能が分化され、より細やかな動きを獲得できる様子が見えてきます。

指(身体機能)と精神と知能は密接に関連していることがわかります。


手指の発達を促すには、手指をしっかり使うことが必要になります。

日常生活やあそびの中で意識して積極的に取り入れないと、便利な世の中では益々使うことがなくなっていますから。




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comment

発達の良いサンプルを見せていただいてありがとうございます。

私の園では3歳児からですが、筆の「握り持ち」から親指、人差し指、中指の3点支持(大人が筆記用具を持つ様式)に変化していきます。ジェリーさんがここで述べているように。

握り持ちから3点支持へは外部からの影響(周囲の大人や年長者)が大きいものだと思われます。

3点支持の方法は手首、指先の動作を調整して細かい作業をするのに適しています。幼児期の子どもは手首、指先の細かい動作はまだ未発達の状態です。
幼児期の子どもが書く文字のぎこちないことに現れていますね。

しかし大きな紙に絵筆やクレヨン、クレパスなどを使って大きく描いた線はしっかりとした軌跡になっていますね。
それは指先や手首の運動で描いたものでなく、肘や肩を中心とした運動の軌跡です。

肩や肘を中心とした動作に加え、次第に手首、指先を使った動作が付加していく様子がこの記事でもよく現れていますね。

私の園では、年少では肩や肘を中心とした大きな動作で行うような活動(描画活動以外にも楽器を使うことなど)を考慮しています。
次第に手首、指先を使う活動へと範囲を広げています。

当方のブログのカテゴリー「動作ー身体の動き」をご覧頂けるとうれしいです。
  1. 2014/06/06(Fri) 20:14:21 |
  2. URL |
  3. m.k.masa #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし



m.k. masa先生

ありがとうございます。
当教室では個人の発達をみておりますので、
このように写真を並べることで改めて客観的に
気づくことができます。

肩や肘の発達の道順は描画の他、ボール投げや、釘打ち、ハンマー叩き
グロッケンの打棒を扱うときなどにもみることができますね。

そして能力が備わったことを示すようにあそびを選択しているよう
です。

masa先生がおっしゃるよう
一人目の写真の子は保育所に通所歴があり、
二人目、三人目の子は未就園時のものです。
環境によるものが影響するのは、なるほど!
と思いました。

そういえば、ウチの末子も早い時期から文具の
用途を知っていました。生まれた時から姉たちが使う様子を
見たり、目にする機会があったからでしょう。

masa先生の記事は欠かさず拝読致しており、
わたしの貴重な学習ツールとなっております。

これからもよろしくお願いします😊
  1. 2014/06/07(Sat) 08:49:38 |
  2. URL |
  3. ジェリー #-
  4. [ 編集 ]

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