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よりヒトへ

リボンクラブまでの道中に寝てしまった☆ちゃん(10ヶ月)
移動中はもっぱら睡眠時間になるようです。

しばらくして目を覚ました☆ちゃんは、今いる自分の場所の情報を得るため、天井、壁とあたりを見回します。

どうやら全く知らない場所・人ではなさそうだけど・・

お母さんのそばで警戒しながら様子を伺っていました。

「よし、大丈夫」と思ったかどうかはわかりませんが、長らくあたりを見回し安心したのか、自分の感覚器官を通して興味のあるものへと手を伸ばします。

ポッチ付きパズル。
小さなものも上手に摘めます。
摘めたのが嬉しかったのか、お母さんを見ます。


持ち替えて・・次に挑戦


できた!上手く外せました!


右手で摘みつつ、左手のものも持つ。
複数のものを把握するという、なかなか難しい複雑な手の動き。

ひとつのあそびが「終わり」を迎えると、お母さんの元へ帰っていきます。

ビー玉で遊んだあと、再びお母さんのところへ帰って行ったところで、
☆ちゃんがこちらを見ていることを確認した上で、キーボックスにビー玉を入れてゆっくり蓋を閉じて見せました。

さて、☆ちゃんはどうするでしょう?



ハイハイでやってきて、迷うことなくビー玉を入れた場所の蓋を開けました。

何度か同じことを繰り返してみましたが、☆ちゃんは蓋を開けて中のビー玉を取り出すことに成功しました。


このことから何がわかるのかというと、
ヒトはおおよそ10ヶ月頃には短期の記憶力があり、目の前からなくなったもの=ないものではなく、

「探索」システムが働くということ。

そして探索し得る運動能力を備えているということです。

ビー玉を両手に持ちました。

この次、何が起こるでしょう?


「打ち合わせる」という行為になります。必ずです。


これまで☆ちゃんから発する音は、
感じたものが内面から声となって発せられた原初的なものだったのに対し、

今では、そこに意思が感じられるようになったのです。
「わたし、今からこのことについてしゃべるわよ」みたいな強さや明確さのある
「うー、うー」なのです!

意味のある発語に向けた練習をしているのかもしれませんね。


この日の☆ちゃんの様子からは、一見すると発達が後退してしまったかのようにも見えるものでした。


しかし、そうではなく月齢が進むに従い
より外の世界へ対する警戒心が働き、
「快」「不快」だけでない、より細やかな感情を持つようになった表れであると見えました。

お母さんは、そんな☆ちゃんの成長する姿を安心して客観的に見守っておられ、
お母さんならではの分析を見事にされておられます。

リボンクラブの時間だけではわからない家庭での様子を伺うことで、より明確な分析ができ観察できます。


お母さんからの聞き取りはとても大事です。



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プロフィール

ジェリー

Author:ジェリー
自身の子育て中、夫の赴任先の熊本県で【あそびのアトリエリボンクラブ】に出会う。赤ちゃんの発達やあそびの重要性と赤ちゃんとモノ・ヒトの関わりに興味を持つ。【あそびの心理研究所】所属。あそびのアトリエ開設講座を受講。赤ちゃん学会会員。
2013年大阪池田ルームを開設。2019年大阪枚方市に場所を移し、ひらかたルームに名称変更。22歳・19歳・13歳の子どもの母。

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