あそびのアトリエ リボンクラブ大阪池田ルーム(旧ママりす日記)





知性に導かれて動く手 :: 2014/08/22(Fri)

夏休みを親戚と過ごした☆ちゃん(2歳11ヶ月)。
お母さんの聞き取りからすると、この日はじっくりあそぶことが難しいのかな・・?

と思われましたが、そんなことはありませんでした。

これまでよりややあそびが定まらず、不安定な立ち上がりでしたが、
☆ちゃんの「これやりたい!」が見つかると椅子に座って黙々と取りかかりました。

こちらは「ハサミ切り」

紙は持ったり、切るのに適度に抵抗を感じられる厚さがあり、
一回切りで切り落とせる幅に調整してあります。
これが十分できるようになると、後に連続切りへと発展していきます。


2歳児は指を内転(外転)させてコマを回すのはかなり難しいのですが、
☆ちゃんは突然、両手にプリズモコマの枠を持ち出し外転させて回すことに成功しました!

せっかくなので、小さな三角形のパーツを一緒にはめ込んでから再び回し
枠だけとは違う混色の美しさに目を輝かせていました。

色の美しさからこちらへ

☆ちゃんは初めて手にしました。
切り込みに気付き組み合わせることができました。


「ひこうき」ができました!


子どもは「動きながら学ぶ」と、モンテッソーリはたびたびいいました。子どもは活動への強い欲求をもっていますが、無目的にただ動きさえすれば満足するのではありません。むしろ子どもは、目的を持って動くのが好きなのです。それは大人の目的とはちがいます。子どもの目的は、最初は、自分の随意筋肉を意思どおりに使いこなせるようになりたいという筋肉調整にあるのです。まず筋肉調整のために熱心に繰り返す活動から始まり、次に子どもの手は、知性の法則に沿って持続的に活動することを求め出します。
〈中略〉
子どもが喜んで、または黙々と手を使ってなにかをしているとき、その手は目も頭も総動員して、万人共通の法則に沿って動いているわけです。その法則は、人間が動くときの「運動の法則」であると同時に、人間の知性が働くときの「知性の法則」なのです。
「運動の法則」と「知性の法則」が合致していることから、子どもが「動きながら学ぶ」ということが分かります。そして、「学びとる能力」の出発点は、筋肉を調整する時期にあることも分かります。「子どもは、分類したり、結合させたり、系列化したり、空間や時間の中で位置づけたり、という運動をしながら学びとる」(ピアジェ、『知能の心理学』みすず書房)のです。


『子どもは動きながら学ぶ』著:相楽敦子・池田政純・則子(講談社)



☆ちゃんの動きを観察していると、まさに知性に導かれて運動が行われています。

自由と放任は違うのです。
私たちはそこに科学的・文化的・教育的な配慮と環境で援助することができます。



オクラの花を見て帰りました。



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