あそびのアトリエ リボンクラブ大阪池田ルーム(旧ママりす日記)





未熟な存在ではない! :: 2014/11/07(Fri)

★くんがやってきたので、お出迎えすると
対面するやいなや★くんの表情が固くなり、動きもじっと止まってしまいました。

それまでのわたしは髪の毛を後ろにくくっていたのですが、最近短く切ったためかもしれません。

あれ?知ってるジェリーさんとちょっと違うのかな?

もしかしたら、そのように感じたかもしれませんね。わたしでさえしばらくの間、鏡に映る自分の姿に慣れなくて違和感を感じていましたから・・!

マイブームは「車輪のついたもの」と動物

鉄橋を通らせています。


クレヨンを手にしたので、紙を出すと
上から掴むように握り、弧を描くように肩が動かせます。

こうなると掴んだものを「投げる」ことができます。
なんでも投げられては困りますから、投げてもよいソフトなボール(手触りの違う大小数種類)が家にあると、★くんの「投げたい」欲求を存分に満たすことができますね!


4人乗りバスの乗客を逆さまにして落とし、入れています。穴に対して乗客が少ないことに??と感じ、矛盾を解決しようとするのが伝わってきます。



円錐積木を片手で抜けるところまで(上から4段目くらい)抜き、棒に通すことができます。

この後は、左右の手を協調させていっぺんにまとめて抜き去りました。
両手が使えると、できることの幅が広がります。


シールを台紙のまま渡してみました。
地とシールを弁別しシールに指をかけますが剥がすことはできません。
困った★くんはわたしに剥がすよう目と音声のサインを送り、差し出しました。
そこで、★くんの視線がわたしの指先にあることを確認してから少しだけ剥がして見せました。

そうすると、「もうイイよ。自分でするから」と言わんばかりに自分で剥がして紙に貼ろうとしました。
指にくっついてなかなか上手く貼れませんが、どうにか貼れました!


あそびに自身の「こうしたい!」意志が明確に見て取れるようになり、いろんなことがわかってきているようです。

お母さんからの報告にも、これまでは家の仏具のチーンに手を合わせる仕草があり、チーンと聞こえればなんでも手を合わせていたのに、
今回、クーゲルバーンのチーンには手を合わせなかったことから、
「チーン=手を合わせる」セットの時代を脱却し、「手を合わせる=仏具のみ」と、チーンの音の意味をより細分化して捉えられるよう賢くなっているのがわかる、とおっしゃっておられました。些細な出来事ですからともすれば見過ごしがちですが、このようにお母さんが気づかれる感性をお持ちなのが素晴らしい!




前回もそうでしたが、あそぶ力が弱くなると、ビー玉やウッドビーズなどを口に入れ始めます。
これまでの観察で★くんの場合、口唇の充足もとより「口に入れてはいけないもの」をちゃんとわかっていて、わざとわたしやお母さんに入れて見せることから、入れたあとの大人の反応を楽しんでいるとも捉えられました。


乳幼児期はなるべく「ダメ」禁止や「やめなさい」制止したり否定しないで過ごしたいところですが、誤飲など重大な事故や危険が伴うことを繰り返し行うのは困ってしまいますよね。
どうにか辞めさせる良い方法はないか考えてみました。

赤ちゃん学会の研究結果から、赤ちゃんが好むのは、

女性の顔と男性の顔であれば、女性の顔。
お母さんの顔と他の女性の顔→お母さんの顔。
高い声と低い声なら→高い声。
笑顔と能面のような真顔→笑顔。

であったことを思い出し、

★くんが危険なことや困ったことを繰り返し行うときは、これと逆のこと、つまりあわてて追いかけ回すことなどせず、真顔+低い声で「ビー玉は口に入れません」と言い、★くんがどうするか観察しました。

すると、口の近くに持っていたけど、中に入れることはしませんでした。

そのあと、2,3度同じことをして見せる★くんに、わたしもお母さんもその都度同様の対応を示しました。

そうするとそれ以降は、口に入れることをしなくなりました。面白くないな、と感じたのかもしれませんね。

視覚、聴覚的側面から科学的に立証された方法で1歳8ヶ月の★くん自身が考えて行動できるという訳です。ここに発達年齢に合わせたアプローチができることを表しています。
厳しく叱責することも、不必要に傷つける必要もない、もちろん叩く必要も全くない。彼らは小さいけど全く未熟な存在ではないのです。


お母さんから離れ自由に移動ができ、指先を動かせるようになるとその分上手くいかないことにも遭遇します。「全能のジブン」から初めて葛藤に出会う試練の時期でもあります。
「大丈夫だよ!」とときにはなぐさめ、自ら賢くなる小さなひとたちの支えとなるのが大人の役割といえます。




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