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友情

「それ、なんなん?」
わたしが作成中の切り抜きに興味を示しました。

「時間が過ぎる順番に並べるカードよ。やってみる?」

「やるやる~!」


「☆くん、これはどうゆう順番にならんでんの?」

「たまごからオタマジャクシになって~、あし生えてカエルになったとこ」

こんな調子で2~4枚のカードを並べて、お話しをしてくれました。

絵カードを言語に置き換えることで、矛盾に気がついて順番を入れ替えることができます。

一度はプイと離れはしたものの、☆くんとわたしのやり取りから面白そう!と感じたのでしょうか◆くんも挑戦。

時系列に並べることができたので、言語化するところをサポートしてお話しを共有しました。


この日は、一緒にピタゴラ装置を作ることに決まり、各々使いたい道具を選びました。




グルグルから転がってきたビー玉が、カタカタや図鑑のスロープを滑り、最後はビー玉に押されたトレインを動かして旗を作ろうという計画。
高低差を考えたり、ビー玉の転がるスピードや軌道を考慮に入れて何度も微調整を繰り返せるのはさすが年長さん。


お外に出たそうだったので、線路を描いたり、ケンケンパをしたり・・



予告されていた時刻にゆっくりと自分を合わせられます。感情や身体をコントロールして静かに縫いさし。



数の保存の課題

長さは違うけど5コは5こやもん。


リボンクラブで顔を合わせるうち、この二人にはいつしか友情が芽生えていて、◆くんには「正しいことをする」に加え「役に立ちたい」「トモダチを助けたい」気持ちがあるようでしたし、

☆くんにも、◆くんとの関わりを楽しんだり、積極的に意見を述べたり、協力したり、◆くんがやり過ぎたときに許してあげる寛容な気持ちやかばう様子が見えるように成長していました。


トモダチとあそぶことで、それぞれが持っていた課題をクリアできていたのです!


実はこの日、◆くんはリボンクラブに来る直前イヤなことがあったようで、上手く気持ちを切り替えられないままの状態で来ていました。
落ちるおもちゃに没頭したり、ジブンの考えを主張することに熱くなることもしばしば。
外あそびを選んだのも、持って行き場のない気持ちを発散させたかったのかもしれません。

安全な範囲で◆くんの主張を認め、許容することに☆くんも協力してくれました。


上手くいかなくてイライラする!
怒っている!くやしいよ!
そんな負の感情も認め、社会的に許された手段で解放してあげるサポートは必要です。

そのように思うことは良いと肯定する。
しかし、怒りの排出が攻撃となって自他に向かうことはやめさせ、
話す
走る、投げるなど身体を動かす
許されるなら大声を出す
静かな場所で落ち着くまで一人でいる
絵本をみる
・・・・・・・などなど

なんでも良いのだけど怒りの矛先の向け方やおさめ方の社会的に許された手段を知らせておくことは今後小学生になって一人で問題を解決する場面で安心につながることだと思います。

◆くんはイライラしたり、緊張しているときやテンションが上がっているときなどリラックスしていないときは、自分の考えと他者の考えが同じだと思う傾向があり、大きな声になって相手に詰め寄ることがあります。
こんなとき、わたしは間に入ってできるだけ◆くんが安心し、落ち着けるよう静かにゆっくりとした声で(肩に手を置くこともあります)「うん、わかった」と言ったあとに続けて相手の考えが違うことを伝えます。

すると、たいてい◆くんは、一人でいることを選びます。

わたしは落ち着くまで静かな場所で「一人でいる」選択は良いと思います。だから、すぐに引き戻したり、問いただしたりせず(安全な範囲で)していることや表情を見て、頃合いの良さそうなときを見計らって再び友だちとの関わりが持てるよう心がけています。

このときは、☆くんに「長い針が6になったから中へ入るよ~」と呼びに行ってもらうと、ゆっくり歩いてきました。

よくぞ自分を制御したなぁ~と感心していると、玄関先で入るのを渋る様子がありました。
(ぼくはまだ気分が悪いよ!大人の言う通りになんかならないよ!)と思っていたかはわかりませんが、

ここまでできたことを認め、
「玄関は開けとくから、◆くんが入りたいと思ったときに入ればイイよ」と言うと、

じっと私を見つめ返してそそと入ってきたのでした。

☆くんが縫いさしを始めたとき、「ぼくはしないよ」と言ったけど、最後には歩み寄りができる◆くんです。
(それが上の縫いさしの写真)


二人ともそれぞれに幼児期の課題がありましたが、おうちの方と調整しつつ良い方向に向かっていると感じます。


失敗しても、間違っても、上手くいかなくても大丈夫!
何回でもチャンスがあるんだから。






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コメント

どういうわけか、
お二人の様子を見ていると・・・

アーノルド・ローベルの「ふたりはともだち」
の絵本があたまに浮かんできました。

それで・・・。

となりのリボンクラブにいって見ると
たまたまですが、その絵本がありました。

内容はすっかり忘れていたのですが
読み直していると

☆くんがかえるくんみたいで
◇くんががまくんみたいな気がしてきました。

もし、そのほんが手に入るようなら
読んでみて・・・・・。

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プロフィール

ジェリー

Author:ジェリー
自身の子育て中、夫の赴任先の熊本県で【あそびのアトリエリボンクラブ】に出会う。赤ちゃんの発達やあそびの重要性と赤ちゃんとモノ・ヒトの関わりに興味を持つ。【あそびの心理研究所】所属。あそびのアトリエ開設講座を受講。赤ちゃん学会会員。
2013年大阪池田ルームを開設。2019年大阪枚方市に場所を移し、ひらかたルームに名称変更。22歳・19歳・13歳の子どもの母。

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