あそびのアトリエ リボンクラブ大阪池田ルーム(旧ママりす日記)





年長さんと年少さん :: 2015/03/16(Mon)


紙コップとガチャガチャの容器に触発され、ガチャガチャを作ることに火がついた年長さん。

穴を開けて通した爪楊枝のツマミを回すことで容器が落ちるしかけを作りたいのだとか。

「作りたい」意欲は注意力を持続させ、目的が達成されるまで根気よく取組みます。


この意欲を育てたいですね。


Luxy積木を出して構成あそびを楽しむ年少さんの◯くん(4歳3ヶ月)

より美しく見えるよう箱の底面を利用して下からライトを当ててみました。

アーチ型を合成し、半円球をはめ込んでいます。


ついでに以前年長さんがしていた黒い紙にキリで穴を開けた『北斗七星』を置いて見せました。
只今ライトには数色のセロハンが貼ってあるため、開けた穴の箇所によって違う色が見えます。

「◯くんもこんなふうに紙に穴を開けてみる?」

「・うまくできないからやらない・・」

◯くんの身体からは関心があるような雰囲気があるのですが、発する言葉は消極的。

お母さんの報告によると、最近「上手くできないこと」の理由付けや拒否を示すようになったのだとか。

4歳を過ぎ、プライドがあり
上手くできない、思い描いていた理想がどうやら現実的には難しいとわかってきたのかもしれません。その矛盾につじつまを合わせて自他をおさめるために理由を述べるのでしょう。

「うまくする必要ないよ。穴をプスプス開けるだけ。簡単よ!」と言ってから、キリを手渡しました。


メモリゲームを出してきたので神経衰弱の遊び方を説明すると、これだけ獲得できました。

一枚一枚並べて数を数えています。
「何枚あったの?」には「10まい!」と応えます。


ジェリーさんの取ったもカードを並べて数えました。

「どちらが多いの?」と数の多少を理解できることを確認。
次に「ジェリーさんは◯くんより、何枚多いんだろうね?」比較を表す言葉を使って比べることに注意を促します。
その後に、二人のカードを「手をつなぐよ」と引っ付ける操作をして見せ、余ったカードに視線が移ります。

すると、「4まい!」と応えました。
14一10=4は1年生で習いますが、その前に手や目を使って具体物を操作する経験が充分必要です。

「ホンマやね!4枚多いんだね!」


視覚の残像を利用したあそびを見せて、その秘密を二人に推測してもらいました。

すぐにカラクリがバレてしまいました!
二人ともジブンでも作ってみたくなった模様。


二人のおうちの中を描いてもらいました。
今目の前にない「おうちの様子」を思い出しながら一生懸命描いてくれました。
それも止まらないほど熱心に!

紙いっぱいに部屋を真上から見た視点で描いています。

ここで注目したのは、真ん中のテーブルの描き方です。

上の年少さんの方は(◯くんが描いたのと上下逆に置いてしまいましたが)ソファ側を基底線として、テーブルの脚を描きやすいよう横から見た視点で描かれています。


一方、下の年長さんのテーブルは一貫して視点は上から。テーブルの脚が外側に向けて伸びています。

この後、それぞれのおうちの方に見ていただいたところ
年少さんの方は、家具や窓の配置が反転してはいる箇所があるもののだいたいこんな感じ。

年長さんの方は、ほぼ間違いない。

と、おっしゃっておられました。


幼児の描画からも発達の経緯を私たちに教えてくれますね。


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