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協力する3歳児


この日は、3歳児おふたりさん。

一つの道具(おもちゃ)を二人であそんでいます。


見本を見て組み立てるのは、まだ難しいため
一緒に色や位置関係を確認しながら作りました。

見本を見て色を区別し、◯色のはどの積木かを平面から立体へと視線を移して再現できる空間認識能力があることがわかります。(~の上や、~の下など空間を表す言葉と同時に手振りを使って見せます)

まだまだ身体や感情の制御をする時期ではないので、お互いに「ジブンがしたい!」気持ちが強くぶつかることもあって当然!

ジブンの気持ちをコトバや態度で表せるのは、とっても大事です。

こだわりが強かったり、興味の対象が狭い世界を持っている子どもでなければ、
ほとんどの場合、注意の分配先を調整してあげると大モメにはなりません。


また別のモデルを構成し、この組み立てとビー玉を転がすのを30分近く集中してあそびました。


このとき、興味深いことに気がつきました。

ビー玉を転がす仕掛けを二人が作っていたときのことです。
一人がレーンを置こうとしたとき、片方の脚となる積木が遠かったのです。
すると、もう一人がググッと近づけて見事にレーンを固定することに成功したのです。


このとき誰かが「積木寄せて~」と言ったわけでもなければ、何がしかのサインを送った訳でもないのにですよ!

3歳児は共通の目的を持ち、「協力する」ということがわかります。
お互いに興味深いテーマであれば、その空間を共有して、ジブンができることをおのずとできるよう能力を出すのだということです。

驚きでした!


今頃、二人は幼稚園に入園して通い始めたことでしょう。

一緒にあそび、友だちになり、ときに大人から関係や気持ちを調整してもらうサポートを受けながら、


より広い社会へと参加していくことでしょう!


ご入園おめでとう~🌸










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コメント

「あそばないで、
ともだちをつくるのは、むつかしい」

これは、ウィニコットの言葉でした。

おおよそ4歳を過ぎてくると
ひとりでもできることを、二人でしている
景色を見ることがあります。

ここでは3歳児さんですね。
とても、興味深いです。おそらくサポートする大人がいて
実現できるのだと思います。

「あそびとはなにか?」これは、身近なテーマですが
未だに、「定義」がされていないようです。

それでも部分的ですが、あそびの中に意義を見つけること
はあります。

ここでは「一人でするよろこびから、二人でするよろこびの
世界に参入してきている」ように見えます。

「ここから他者とは何か?」という扉が開けてくるのでしょう。

赤ちゃんの時の欲求は、生理的なもの限られていたのに
わずか3年たらずで、精神的な欲求が見られるようになって
来ることは驚きです。

「あそぶこと」これは、子どもの権利かもしれません。

「教育する前に、子どもを信頼すること」
ここがむつかしいですね。

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プロフィール

ジェリー

Author:ジェリー
自身の子育て中、夫の赴任先の熊本県で【あそびのアトリエリボンクラブ】に出会う。赤ちゃんの発達やあそびの重要性と赤ちゃんとモノ・ヒトの関わりに興味を持つ。【あそびの心理研究所】所属。あそびのアトリエ開設講座を受講。赤ちゃん学会会員。
2013年大阪池田ルームを開設。2019年大阪枚方市に場所を移し、ひらかたルームに名称変更。22歳・19歳・13歳の子どもの母。

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