あそびのアトリエ リボンクラブ大阪池田ルーム(旧ママりす日記)





ラーニングストーリー(学びの物語) :: 2015/04/21(Tue)

この日は、新年少さんと新年中さん。

初対面の二人は見慣れぬ相手に緊張していましたが、しばらくして安心したのか接近しての並行あそびが始まりました。

「知らない相手」として認識し警戒するも、相手の様子や私とのやり取りから「どうやら大丈夫そうだな」との判断したのだろうと思います。
「知らない友だち」からあらゆる情報を集めて統合し、「安心な友だち」とまとめあげたことから、しっかりヒトと関われる力の準備があることが判ります。


不安や緊張が強いコは、お母さんから離れられないでしょうし、ヒトに興味のないコならあたかもそこに存在していないかのように振る舞うでしょう。

ファスナーを閉めています(3歳7ヶ月)。
私の記憶だと昨年12月に出したときは、「これはやりにくい」と言って挑戦しなかったものです。

面白いのは、ジブンの着ている服のファスナーを引き上げるのと同様に向きを置き直して取り組んでいるところです。

知らないこと、未知の領域にも挑戦するようになりました。


展開図から「バス」ができるだろうと推測しています(4歳4ヶ月)

「虹色」の意欲や「はみ出さないように」コントロールしていることが伺えます。

何も言わなくても切り線、折り線がわかるようです。


お兄ちゃんのするのを見て取り組んだのは、
お弁当作り。

3歳児さんの「塗る」「切る」「貼る」が伝わってきますね。







二人同時に興味を持ったコマ。
年中児がコマを回すのに、木箱内の他のコマがじゃまだと感じたのでしょう。
「ちょっと、ほかのコマどけて」

それを聞いた年少児が散らばっていた他コマを集めて手で押さえました。

「どうぞスペースを空けましたよ」ということでしょうか。

年中児は空いたスペースでコマを回しました。


それまで近くにいながら並行あそびだった二人が一緒にあそんだ(関わり合った)瞬間でした。

コマに興味を持った二人が関わり合って、楽しみや喜びを共有しています。
道具を介してあそび、友だちができていくようです。


年中児が切ったグルグルヘビをケーブルカーの紐に吊るしてあげると、今度はケーブルカーを操作することに興味が移りました。

そこで、「今ケーブルカーを移動させるとこのグルグルヘビはどうなると思う?」と、尋ねてみました。

「えー、わかんない。」

「どうなると思う?ちょっと、考えてみてよ。」

「ぐちゃってぶつかると思う」

結果は、ケーブルカーと共に引き上げられました。
これにはみんな大笑いでした。
予想外でしたからね!


少しだけ未来に訪れることを、ちょっと手を止めて考えてみる。
その様子をイメージして、推測してみる。

その予測→実行→振り返り→考察のサイクルを身につけば思考力が育ちます。


今度は、コリントゲームの両端を持って、ビー玉を目的の場所へ転がしています。

ジブン側だけでなく、二人の息を合わせる必要があります。
とっても難しいことをしています。


終わりの挨拶後もまだまだあそびます。

年中児は地球ゴマを上手く回せるようになるため、何度も挑戦!


年少児は粘土を出してきて、形作りに没頭中。

どうやら「立方体」を作っていたようです。
ずいぶん精度が上がりました。


ジブンで紐を巻いて思い切り引いたコマが回りました!とても嬉しそうに見つめています。


部屋を後にすると、
「ねぇ、ジェリーさん。しょうがくせい(まっくす?)にも言っといてよね!ぼくが一人でコマを回せたってね!」

誇り高い4歳児の姿ですね。


こうして充分あそんだ二人は、納得して帰って
いきました~。



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最近ジジが関心を持っていることに

3歳児の自己中心性から
子どもたちは、どのようにして、脱自己中心性を手に入れるのか?
というなぞなぞのような問題です。

誇り高き4歳児の姿にそのあたりのヒントがあるようにも思います。

たとえば三角柱は「三角か四角か?」という問題があるとします。
主観的に判断すると、3角のような気がしますが、
客観的に判断すると、3角柱は「2つの三角と、3つの四角」からできています。

「思考する」とはどういうことでしょう?
「模倣する」から、一歩進んで「思考する」ことができるように
なっていくとき

4歳児の誇り高い姿が見られるのかもしれない
と思いました。
  1. 2015/04/22(Wed) 09:16:15 |
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