あそびのアトリエ リボンクラブ大阪池田ルーム(旧ママりす日記)





困難や苦手にも取り組めるのはどうしてだろうか :: 2015/05/14(Thu)


この日は気温もぐんぐん上がりました。
好天に恵まれ、幼稚園の親子遠足があったのだとか。
出来事を話してくれました。



綿花の種子を観察してから、植え付けを終えたあと、

◯ちゃんが選んだのは、織り機でした。


織り機は昨年度、年長のお姉さんが取り組んでいたのをよく覚えていたようです。

手際よく、上・下と交互に毛糸をくぐらせていきます。

◯ちゃんの好みの毛糸二種類を使っての制作。
毛糸ならなんでもいいのではなく、◯ちゃんなりのこだわりがあります。秩序があります。


ジャジャーン♪

小一時間かけて仕上げたドイリーが完成しました!


◯ちゃん的にはもっと長くしたかったようだけど、小さい織り機なのでここでストップしてもらいました。




人物画に挑戦。

大好きな「お母さん」を描いたのだとか❤︎


◯ちゃんが何度もお母さんを見て、もっとも入念に時間を費やして描いていたのは、

シャツのチェックの模様でした。


縦横の線がそれぞれ真っ直ぐで、交差して描かれています。とても上手です。


色使いといい(本当にこのような服でした)、見たものを空想ではなく、忠実に再現しようとする力がついてきたのでしょう。


腕や足にも肉付きがあり、より人間らしく描かれています。


手足の先端には5本の指が描かれ、
「指は5本あるのだ」と身体部位の位置や形状を正しく捉えています。

◯ちゃんは、身体を動かすことも大好きな元気な女の子ですから、身体について「知っていること」が多いのだと思われます。

もう少ししたら、指も線ではなく肉付きが見られ、さらに「地面」や「お花」などの基底線や上を示すような「空」や「太陽」「鳥」といったものも一緒に描かれるようになるかもしれませんね。


◯ちゃんとの出会いは、幼稚園に入る前でした。
幼稚園に入園した辺りから変わりましたし、又
この年中さんになってからも変わりました。


それまではどちらかというと、依頼心も強く、
問題にぶつかると大人に依存して解決してもらうことを望むか、あきらめることが多くありました。


少子化の社会ですから、◯ちゃんのようなことは特別珍しいことではありません。

かくゆうわが家も同様で、特に初孫の場合は子ども一人に両親、祖父母×2とそれはもう可愛がられ(笑)、「のどが渇いた」と言う前から飲み物を口に運ばれ、「アレが欲しい」と望む前から与えられるようにして一時期を過ごしていましたから、
ジブンで何かを見つけて、上手くいかないことに遭遇して、ジブンで解決して「上手くいった」と感じる経験は少なかっただろうと今になって振り返ることができます。


今の子たちは、昔のような「こどもの中で育つ」というより「大人に囲まれて育つ」と思われますから、何かと大人が手伝ってあげる場面が多くあります。

もちろん悪気はないのですが(ここが問題!)、そのことが自立を遅らせることにつながったり、意欲を持って主体的に行動することや、試したり、失敗したり思考する機会を奪っているとも考えられます。


◯ちゃんは、必要のない刺激を遮断し、沈黙に耐え得る集中力を備えはじめています。

ジブンの納得のいく目標を定めて、やり抜く根気を持ち合わせました。

ジブンの望むことをそばにいる大人が待ってくれる、許してくれるという安心感や信頼感があり、表情や口調が穏やかになりました。


子どもの成長を発見したり気づくことができたとき、それはわたしの喜びになります。
(そして嬉しい反面、駆け足でわたしの目の前を通り過ぎてしまうようでさびしくも感じられます。)



子どもたちがしっかり自分の足で人生を歩んでいけるよう
私たちができることって何だろう?


そんなふうに考えている毎日です。















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子どもたちがしっかり自分の足で人生を歩んでいけるよう、
私たちにできることはなんだろう?

こらは難しいテーマですね。

「不確実性」という哲学上のテーマがあるそうです。「先のことは分からない」ということだそうですが、20年後の私たちの社会を予測できる人がいるとしたら、限られているかもしれません。

ときどき思うのですが、目の前の5歳の子どもが20年後には25歳の青年になっています。そのころには、私は死んでいると思っていますが、青年たちは、それから自分に責任を持って生きていかなければなりません。

そのころには、いま目の前にいるあかちゃんも成人式を迎えています。そんな人たちに私たちができることはなんでしょう?

幼年時代がその後の人生に与える影響とはなんでしょう?

人生は出会いによっても違ってきます。50年以上生きてきた人ならだれにでもこころあたりがあるはずです。

でも、私たちリボンクラブのスタッフは、乳幼児期の子どもたちと関わる仕事をしています。その対価としてお金をもらっています。

「そんな私たちにできることはなんでしょう?」

限られているのかもしれませんが、考え続けて行きたいです。

子どもについて考えることは、私自身について考えることとつながっているようにも思っています。

私たちは「子どもに学んでいる」のかも知れません。

子どもは私たちの先を行く人たちです。後から来る人ではありません。そんな人たちに何かできることがあるとしたら光栄ですもんね。

6月には赤ちゃん学会があります。コーヒーでも飲みながらみんなでおしゃべりしましょう。

  1. 2015/05/15(Fri) 17:44:37 |
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