あそびのアトリエ リボンクラブ大阪池田ルーム(旧ママりす日記)





文化の獲得 :: 2015/05/17(Sun)


◯ちゃん(1歳8ヶ月)

外のアリをじっと見つめたり、指差しをして満足するとお部屋に入っていきました。

ジブンで靴を脱いでいます。
靴下も脱ぎます。


左足も。


なんと!脱いだ靴の向きを揃えました!


その後、片手で両方の靴を持ち上げてお母さんに手渡そうとしました。

◯ちゃんは週に二回、お姉ちゃんの通う幼稚園に行っていて、そこで脱いだ靴をそのようにしている習慣があるとのことでした。


お母さんの促しがよく理解できていて、靴下を靴の中へ入れています。




ヒトは環境により文化・習慣を獲得する生き物です。

動く小さな生物をじっと見たり、指差しすることは世界中の子どもたちに共通する発達であり、

靴を脱ぐこと、脱いだものを揃えることやその後の所在をどうするかなどは生まれた国や環境、習慣に左右されるところです。
上記の写真を見ると、1歳8ヶ月の子どもが文化を獲得していることがわかりますね。






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1歳8か月。

「発達の軌道に乗って成長している」と仮定したら、とても興味深いですね。

おおよそ1歳4か月くらいになると模倣が見られるようになります。
パパの帽子を頭に載せたり、ママの櫛で髪を梳こうとしたり・・・。

京都大学霊長類研究所の先生の話では、チンパンジーは模倣しないということでしたが、視線の働きが人間とは違っているという興味深い報告でしたね。

人間の赤ちゃんは「ママがどのようにコップを移動させるか?」に関心を示すのに対して
チンパンジーの赤ちゃんは「ママのコップはどこに移動するか?」に関心を示すという報告でした。

〇〇ちゃんも「お友だちやママは、どのように靴を移動させて、揃えているか」に関心を持ったのかもしれませんネ。

「象徴の利用」という言葉があります。おおよそ1歳10か月~2歳から見られますが

コップやお皿や人形を利用して「ごっこあそび」をしたり、立方体のつみ木をお菓子に見立てたりしてあそぶことです。

「見立て」は、あるモノやデキゴトを別のもので表すことですが、生活の中の一コマをコップやお皿や人形を使って表したり、つみ木に「これはお菓子です」という意味を持たせることです。

実在するモノ(つみ木)に、別の意味(お菓子という意味)を持たせること、これは空想の中でできることですが、もしチンパンジーにこのようなことができるとしたら、200万年以上の歳月が必要かもしれませんね。

靴をそろえるところから、そこまで飛躍するの?と笑われるかもしれませんが、これも「あそぶこと」のおもしろさです。

それでもまだまだ1歳8か月ですから、ママから自立するまでには1年くらいかかるのでしょう。「ジブンでスル」とか「ワタシが・・・」という人称代名詞を使い始めるのが何時なのか?楽しみです。

現在の〇〇ちゃんの言い分を想像してみると、

「ワタシはひとりでいるの、だから見ててね」

「悪いのはママ(ジェリーさん)で、ワタシは悪くないの、だから愛してくれる」

「ほらできたわ、ワタシがひとりでしたのよ」

こんな感じではありません?






  1. 2015/05/17(Sun) 16:55:05 |
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  3. ジジより #-
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